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啓示

ヨハネへの啓示

1 イエス・キリストによる啓示*+,これは,ほどなくして*必ず起きる事柄+をご自分の奴隷たち+に示すため,神が彼にお与えになった+ものである。そして,[イエス]は自分のみ使いを送り+,その[み使い]を通して,しるしにより+[それを]自分の奴隷ヨハネ+に示したのである。2 [ヨハネ]は,神の語られた言葉+と,イエス・キリストの行なった証し+,すなわち自分の見たことすべてについて証しした。3 この預言の言葉+を朗読する者+,またそれを聞き,その中に書かれている事柄を守り行なう者たち+は幸いである+。定められた時が近いからである+。

4 ヨハネから,アジア[地区]にある七つの会衆+へ:

あなた方に,「今おられ,かつておられ,これから来られる方*+」からの,またそのみ座の前にある七つの霊+からの,5 そして,「忠実な証人+」,「死人の中からの初子+」,「地の王たちの支配者+」であるイエス・キリストからの過分のご親切と平和がありますように。

わたしたちを愛しておられ+,ご自身の血によってわたしたちを罪から解いてくださった方+に ― 6 そしてこの方はわたしたちを,ご自分の神また父に対して王国+とし,祭司+としてくださったのである ― 実にこの方にこそ,栄光と偉力が永久にありますように+。アーメン。

7 見よ,彼は雲と共に来る+。そして,すべての目は彼を見るであろう+。彼を刺し通した者たち+も[見る]。また,地のすべての部族は彼のゆえに悲嘆して身を打ちたたくであろう+。しかり,アーメン。

8 エホバ*神はこう言われる。「わたしはアルファであり,オメガである*+。今おり,かつており,これから来る者+,全能者*+である」。

9 あなた方の兄弟であり,イエスと共になって+患難+と王国+と忍耐+をあなた方と分け合う者であるわたしヨハネは,神について語り,イエスについて証しした*ために*+,パトモスと呼ばれる島に来ることになった。10 わたしは霊感によって*+主の日+に来ており+,ラッパの[音]のような強い声+がわたしの後ろでこう言うのを聞いた。11 「あなたが見ることを巻き物に書き+,それを,エフェソス+,スミルナ+,ペルガモン+,テアテラ+,サルデス+,フィラデルフィア+,ラオデキア+にある,七つの会衆+に送りなさい」。

12 そこでわたしは,わたしと話している声[のほう]を見ようとして振り向いた。そして,振り向いたわたしは,七つの黄金の燭台+を見た。13 また,それらの燭台の真ん中に,人の子のような者+が,足まで届く衣をまとい,胸に黄金の帯を締めて[立っているのを見た]。14 しかも,その頭と髪の毛は白い羊毛のように,また雪のように白く+,その目は火の炎のようであった+。15 そして,その足は,炉の中で白熱しているときの純良な銅に似ていた+。また,その声+は多くの水の音のようであった。16 そして,右の手に七つの星+を持ち,その口からは鋭くて長いもろ刃の剣+が突き出ており,その容ぼうは力いっぱいに輝くときの太陽のようであった+。17 それで,彼を見た時,わたしは死んだようになってその足もとに倒れた。

すると彼は右手をわたしの上に置いて,こう言った。「恐れてはいけない+。わたしは最初*+であり最後+であり,18 また,生きている者+である。わたしは死んだが+,見よ,限りなく永久に生きており+,死+とハデス*のかぎを持っている+。19 それゆえ,あなたの見たこと,そして,今あることと,この後に起きること+とを書き留めなさい。20 あなたがわたしの右手にあるのを見た七つの星+と,七つの黄金の燭台+とに関する神聖な奥義について言えば,七つの星は七つの会衆の使いたちを表わし*,七つの燭台は七つの会衆を表わしている+。

2 「エフェソス+にある会衆の使い+に書き送りなさい。右手に七つの星をつかむ者+,七つの黄金の燭台の真ん中を歩く者+がこう言う。2 『わたしはあなたの行ないを知っている+。また,あなたの労苦と忍耐を,そしてあなたが悪人たちに耐えることができず,使徒であると言いはするが+[実は]そうでない者たちを試して+,それが偽り者であるのを見いだしたことを[知っている]。3 またあなた方は忍耐を示しており+,わたしの名+のために耐えてきた。そしてうみ疲れたことがない+。4 とはいえ,わたしにはあなたを責めるべき[こと]がある。それは,あなたが,最初に抱いていた愛を離れたことである+。

5 「『それゆえ,自分が何から落ちたかを思い出し,悔い改めて+以前の行ないをしなさい。もしそうしないなら,わたしはあなたのところに来て+,あなたの燭台+をその場所から取り除く。あなたが悔い改めなければ[そのようにする]。6 しかし,あなたにはこの点がある。すなわち,ニコラオ派+の行ない*を憎んでいることである+。わたしもこれを憎む。7 耳のある者は霊が諸会衆に述べることを聞きなさい+: 征服する者+に,わたしは,神のパラダイス*にある命の木から食べることを許そう+』。

8 「また,スミルナにある会衆の使い+にこう書き送りなさい。『最初であり,最後である者+』,死んで,生き[返った]者+がこのように言う。9 『わたしはあなたの患難と貧しさを知っている ― しかしあなたは富んでいるのである+ ― また,自分はユダヤ人であると言いながら,[実は]そうではなく,むしろサタンの会堂[に属する]者たち+による冒とく+を[知っている]。10 あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはならない+。見よ,悪魔+はあなた方のうちのある者たちを次々に獄に入れるであろう。それは,あなた方が十分に試されるため+,また十日のあいだ患難+に遭うためである。忠実であることを死に至るまでも*+示しなさい。そうすれば,命の冠をあなたに与えよう+。11 耳のある者は霊+が諸会衆に述べることを聞きなさい+: 征服する者+は決して第二の死+に損なわれることがない』。

12 「また,ペルガモンにある会衆の使いにこう書き送りなさい。鋭くて長いもろ刃の剣+を持つ者がこう言う。13 『わたしはあなたが住んでいる所を知っている。それはサタンの座のある所である。それでもあなたはわたしの名をしっかり守りつづけており+,あなた方の傍ら,サタンの住むところで殺された+,わたしの証人+,また忠実な者であるアンテパスの日にも,わたしに対する信仰を否定しなかった+。

14 「『とはいえ,わたしには,あなたを責めるべきことが幾つかある。すなわち,あなたのところにはバラム+の教えを堅く守っている者たちがいる。彼はバラク+を教えて,つまずきのもとをイスラエルの子らの前に置かせ,偶像に犠牲としてささげられた物を食べさせ,また淫行を犯させた+。15 あなたのところには,同じようにニコラオ派+の教え*を堅く守る者たちもいる。16 それゆえ,悔い改めなさい+。そうしないなら,わたしは速やかにあなたのところに行き,わたしの口の長い剣+で彼らと戦う+であろう。

17 「『耳のある者は霊が諸会衆に述べることを聞きなさい+: 征服する者+には,隠されているマナ*+の幾らかを与えよう。また,白い小石*を与えよう。その小石には,それを受ける者以外にはだれも知らない+新しい名+が書かれている』。

18 「また,テアテラ+にある会衆の使いにこう書き送りなさい。火の炎のような目+を持ち,足は純良な銅のような者である+,神の子+がこう言う。19 『わたしは,あなたの行ない,また,あなたの愛+と信仰と奉仕*と忍耐を,そして,あなたの最近の行ない+が以前のものより多いこと+を知っている。

20 「『とはいえ,わたしにはあなたを責めるべき[こと]がある。あなたがかの女イゼベル+を容認していることである。彼女は自ら女預言者と称し,わたしの奴隷たち+を教えて+惑わし,淫行+を犯させ,偶像に犠牲としてささげられた物を食べさせる+。21 そして,わたしは悔い改めの時間を与えたが+,彼女は自分の淫行を悔い改めようとはしない+。22 見よ,わたしは彼女を病の床に投げ込む。また,彼女と姦淫を犯している者たちが彼女の行ないについて悔い改めないなら,その者たちを大患難に[投げ込む]。23 そして,彼女の子供たちをわたしは死の災厄で殺す*。それによってすべての会衆は,わたしが腎*と心を探る者であることを知るであろう。そしてわたしは,あなた方一人一人にその行ないにしたがって与えよう+。

24 「『しかしわたしは,テアテラにいるあなた方のうちのほかの者,すなわち,この教えを持たない者すべて,彼らの言う「サタンの奥深い事柄+」を知るようにならなかった者たちに言う: わたしはこれ以外の重荷をあなた方に負わせない+。25 それにしても,あなた方が持っているものを,わたしが行くまでしっかり守りなさい+。26 そして,征服する者,わたしの行ないを終わり*まで守り通す者には+,わたしは諸国民に対する権威を与え+,27 その者は鉄の杖で民を牧し+,彼らは粘土の器のように打ち砕かれるであろう*+。それは,わたしが自分の父から受けたのと同様であり,28 わたしはその者に明けの星+を与える。29 耳のある者は霊+が諸会衆に述べることを聞きなさい+』。

3 「また,サルデスにある会衆の使い+にこう書き送りなさい。神の七つの霊+と,七つの星+を持つ者がこのように言う。『わたしはあなたの行ないを知っている。あなたは生きているとの名を持ってはいるが,[実は]死んでいるのである+。2 油断なく見張っていなさい+。今にも死ぬ状態にあった残りのものを強めなさい+。わたしは,あなたの行ないがわたしの神の前で十分になされたのを見ていないからである+。3 それゆえ,あなたがどのように受けてきたか+,またどのように聞いたかを思いにとどめ,[それを]守りつづけ+,そして悔い改めなさい+。あなたが目ざめないなら+,必ずわたしは盗人のように来る+。そしてあなたは,わたしがどの時刻にあなたのもとに来るかを全く知らないであろう+。

4 「『とはいえ,サルデスのあなたのところには,自分の外衣を汚さなかった+少数の名+があるにはある*。彼らは白い[外衣+]を着てわたしと共に歩くであろう。[それに]ふさわしい者+だからである。5 征服する者+はこのようにして白い外衣で身を装うのである+。そしてわたしは彼の名を命の書+から決して塗り消さず,わたしの父の前+またそのみ使いたちの前+で彼の名を認める。6 耳のある者は霊+が諸会衆に述べることを聞きなさい』。

7 「また,フィラデルフィアにある会衆の使い+にこう書き送りなさい。聖なる者+,真実な者+,ダビデのかぎを持つ者+,開けてだれも閉じないようにし,閉じてだれも開けないようにする者がこのように言う。8 『わたしはあなたの行ないを知っている+ ― 見よ,わたしはあなたの前に開かれた戸を置いた+。それはだれも閉じることができない ― すなわち,あなたには少しの力があり,わたしの言葉を守って,わたしの名に不実な者とはならなかった+。9 見よ,わたしは,ユダヤ人であると言いながら+[実は]そうではなく,偽りを語る+,サタンの会堂の者たちを与える ― 見よ,わたしは彼らを来させてあなたの足もとに敬意をささげさせ+,わたしがあなたを愛したことを悟らせる。10 あなたがわたしの忍耐+に関する言葉*を守ったので,わたしもあなたを,地に住む者たちを試みるため人の住む地全体に臨もうとしている試みの時*+から守る+。11 わたしは速やかに来る+。自分が持っているものをしっかり守りつづけ+,あなたの冠+をだれにも取られないようにしなさい。

12 「『征服する者 ― わたしはその者をわたしの神+の神殿*+の中の柱+とし,彼はもはや[そこから]決して出ないであろう。そしてわたしは,わたしの神の名と,わたしの神の都市,すなわち天のわたしの神のもとから下る新しいエルサレム*+の名と,わたしの新しい名+とをその者の上に書く。13 耳のある者は霊+が諸会衆に述べることを聞きなさい』。

14 「また,ラオデキアにある会衆+の使いにこう書き送りなさい。アーメン+なる者*,忠実で+真実な+証人+,神による創造の初めである者+がこのように言う。15 『わたしはあなたの行ないを知っている。あなたは冷たくも熱くもない。わたしは,あなたが冷たいか熱いかのどちらかであってくれればと思う。16 このように,あなたがなまぬるく,熱くも+冷たくも+ないので,わたしはあなたを口から吐き出そうとしている*。17 あなたは,「わたしは富んでおり+,富を得たのだから,何一つ必要なものはない」と言いながら,自分が惨めで,哀れで,貧しく,盲目で+,裸であることを知らない。だから,18 わたしはあなたが,富んだ者となるために火で精錬された金+を,また,身にまとってあなたの裸の恥が現われないようにするために白い外衣+を,そして見えるようになるため自分の目に塗る目薬+をわたしから買うように忠告する。

19 「『すべてわたしが愛情を抱く者を,わたしは戒め,また懲らしめる+。それゆえ,熱心になり,そして悔い改めなさい+。20 見よ,わたしは戸口に立って+たたいている。わたしの声を聞いて戸を開けるなら+,わたしはその者の[家]に入って彼と,そして彼はわたしと晩さんを共にするであろう。21 征服する者+には,わたしと共にわたしの座に座することを許そう+。わたしが征服して,わたしの父と共にその座+に座した+のと同様である。22 耳のある者は霊+が諸会衆+に述べることを聞きなさい』」。

4 これらのことの後,わたしが見ると,見よ,開かれた戸が天にあった。そして,わたしが聞いた最初の声はラッパのようであり+,[その声が]わたしと話して,「ここに上れ+。必ず起きることをあなたに示そう+」と言った。2 これらのことの後,わたしはすぐに霊[の力]の中に入った。すると,見よ,天に+ひとつの座+が据えてあり,そのみ座に座っておられる方がいる+。3 そして,座っておられる方は,見たところ+碧玉+,また赤色の宝石*のようであり,み座の周りには,見たところエメラルド+のような虹+が[ある]。

4 そして,み座の周りには二十四の座が[あり],それらの座+には,二十四人+の長老*+が,白い外衣+をまとい,頭に黄金の冠+を頂いて座っているのが[見えた]。5 そして,み座からは,稲妻+と声と雷+が出ている。また,火のともしび+七つがみ座の前で燃えており,それらは神の七つの霊+を表わしている*。6 また,み座の前には,水晶に似たガラスのような海+があるかのようである。

そして,み座の真ん中とみ座の周りには,前にも後ろにも目がいっぱいある四つの生き物+が[いる]。7 そして,第一の生き物はライオンに似ており+,第二の生き物は若い雄牛に似ており+,第三の生き物+には人間のような顔があり,第四の生き物+は飛んでいる鷲に似ている+。8 また,その四つの生き物+は,その各々にそれぞれ六つの翼があり+,周りも下側も*目でいっぱいである+。そして彼らは昼も夜も休むことなくこう言う。「聖なるかな,聖なるかな,聖なるかな*,全能者*+なるエホバ*+神,かつておられ,今おられ+,これから来られる方」。

9 そして,それらの生き物が,み座に座っておられる方+,限りなく永久に生きておられるその方+に,栄光と誉れと感謝をささげる+ごとに,10 二十四人の長老*+は,み座に座っておられる方の前にひれ伏し,限りなく永久に生きておられる方を崇拝する+。そして自分たちの冠をみ座の前に投げ出して,こう言う。11 「エホバ*,わたしたちの神よ,あなたは栄光+と誉れ+と力+を受けるにふさわしい方です。あなたはすべてのものを創造し+,あなたのご意志+によって[すべてのもの]は存在し,創造された+からです」。

5 それからわたしは,み座に座っておられる方+の右手に,内部にも裏側にも書き込まれた巻き物+があるのを見た。それは七つの封印で堅く封印されていた+。2 そしてわたしは,ひとりの強いみ使いが,「巻き物を開いて,その封印を解くにふさわしい者はだれか」と大声でふれ告げているのを見た。3 しかし,天にも地にもまた地の下にも,巻き物を開きあるいはその中を見ることのできる者はひとりもいなかった。4 それで,巻き物を開きあるいはその中を見るにふさわしい者が見いだされなかったので+,わたしは激しく泣きだした。5 しかし長老の一人がわたしにこう言う。「泣くのをやめなさい。見よ,ユダ族+の者であるライオン,ダビデ+の根+が征服を遂げた+ので,巻き物とその七つの封印を開くことができる」。

6 するとわたしは,み座+と四つの生き物との真ん中に,また長老たち+の真ん中に,ほふられた+かのような子羊+が立っているのを見た。それには七つの角と七つの目があり,その[目]は,全地に送り出された神の七つの*霊*+を表わしている*。7 そして彼は行って,み座に座っておられる方+の右手から[それを]すぐに受け取った。8 そして彼が巻き物を受け取った時,四つの生き物と二十四人の長老+は子羊の前にひれ伏した。彼らは各々たて琴+と,香を満たした黄金の鉢とを持っていた。その[香*+]は聖なる者たちの祈り+を表わしている。9 そして彼らは新しい歌を歌って+言う,「あなたは巻き物を受け取ってその封印を開くにふさわしい方です。あなたはほふられ,自分の血+をもって,あらゆる部族と国語と民と国民の中から神のために+人々を買い取った+からです。10 そして,彼らをわたしたちの神に対して+王国+また祭司+とし,彼らは地に対し*王として支配する+のです*」。

11 それから,わたしが見ると,み座と生き物と長老たちの周りにいる多くのみ使いたちの声が聞こえた。彼らの数は数万の数万倍+,数千の数千倍+であり,12 大声でこう言った。「ほふられた子羊+は,力と富と知恵と強さと誉れと栄光と祝福を受けるにふさわしい方です+」。

13 そして,天と地と地の下+と海の上とにいるあらゆる被造物,およびそこにあるすべてのものがこう言うのが聞こえた。「み座に座しておられる方+と子羊+とに,祝福と誉れ+と栄光+と偉力が限りなく永久にありますように」。14 すると,四つの生き物は「アーメン!」と言い,長老たち+はひれ伏して崇拝した+。

6 そして,子羊+が七つの封印の一つを開いた時に+わたしが見ると,四つの生き物+の一つが雷のような声で,「来なさい+!」と言うのが聞こえた。2 そして,見ると,見よ,白い馬+が[いた]。それに乗っている者+は弓を持っていた+。そして,彼に冠が与えられ+,彼は征服しに+,また征服を完了するために出て行った+。

3 また,彼が第二の封印を開いた時,わたしは,第二の生き物+が,「来なさい!」と言うのを聞いた。4 すると,別の,火のような色の馬が出て来た。そして,それに乗っている者には,人々がむざんな殺し合いをするよう地から平和を取り去ることが許された。そして大きな剣が彼に与えられた+。

5 また,彼+が第三の封印を開いた時,わたしは,第三の生き物+が,「来なさい!」と言うのを聞いた。そして,見ると,見よ,黒い馬が[いた]。それに乗っている者は手にはかり+を持っていた。6 そしてわたしは,四つの生き物+の真ん中+[から出る]かのような声が,「小麦一リットル*は一デナリ*+,大麦三リットルは一デナリ。オリーブ油とぶどう酒を損なうな+」と言うのを聞いた。

7 また,彼が第四の封印を開いた時,わたしは,第四の生き物+の声が,「来なさい!」と言うのを聞いた。8 そして,見ると,見よ,青ざめた馬が[いた]。それに乗っている者には“死”という名があった。そして,ハデス*+が彼のすぐあとに従っていた。そして,地の四分の一に対する権威が彼らに与えられた。長い剣+と食糧不足*+と死の災厄をもって*,また地の野獣+によって[それを]殺すためである。

9 また,彼が第五の封印を開いた時,わたしは,神の言葉のために,またその*行なっていた証し+の業*のためにほふられた者たち+の魂+が祭壇+の下にいるのを見た。10 そして,彼らは大声で叫んで言った,「聖にして真実な+,主権者なる+主*よ,あなたはいつまで裁き+を控え,地に住む者たちに対するわたしたちの血の復しゅう+を[控えて]おられるのでしょうか」。11 すると,白くて+長い衣がその一人一人に与えられた。そして彼らは,自分たちが[殺された]と同じように殺されようとしている+仲間の奴隷また兄弟たちの数も満ちるまで,あとしばらく休むように告げられた。

12 また,彼が第六の封印を開いた時に見ると,大きな地震が起こった。そして,太陽は毛の粗布+のように黒くなり,月は全体が血のようになった+。13 そして,いちじくの木が激しい風に揺り動かされてその熟していない実を投げ落とす時のように,天の星が地に落ちた。14 また,巻き上げられてゆく巻き物のように天が去ってゆき+,すべての山と島がその場所から取り除かれた+。15 そして,地の王たち,高位の者たち,軍司令官*たち,富んだ者,強い者,すべての奴隷また自由人は,ほら穴や山の岩塊の間+に身を隠した。16 そして山と岩塊とにこう言いつづける。「わたしたちの上に倒れかかれ+。そしてみ座に座っておられる方+の顔から,また子羊+の憤りからわたしたちを隠してくれ。17 彼らの憤り+の大いなる日+が来たからだ。だれが立ちえようか+」。

7 この後わたしは,四人のみ使い+が地の四隅*に立ち,地の四方の風+をしっかり押さえて,地にも海にも,またどの木+にも風が吹かないようにしているのを見た。2 また,別のみ使いが日の昇る[方角]から+,生ける神の証印を携えて+上って行くのを見た。彼は,地と海を損なうことを許された四人のみ使いに大声で叫んで 3 こう言った。「わたしたちが,わたしたちの神の奴隷たちの額に証印を押してしまうまでは+,地も海も木も損なってはならない*+」。

4 そしてわたしは,証印を押された者たちの数を聞いたが,それは十四万四千+であり,イスラエル+の子らのすべての部族+の者たちが証印を押された。

5 ユダ+の部族の中から一万二千人が証印を押され,

ルベン+の部族の中から一万二千人,

ガド*+の部族の中から一万二千人,

6 アシェル+の部族の中から一万二千人,

ナフタリ+の部族の中から一万二千人,

マナセ+の部族の中から一万二千人,

7 シメオン*+の部族の中から一万二千人,

レビ+の部族の中から一万二千人,

イッサカル+の部族の中から一万二千人,

8 ゼブルン+の部族の中から一万二千人,

ヨセフ+の部族の中から一万二千人,

ベニヤミン+の部族の中から一万二千人が証印を押された+。

9 これらのことの後,わたしが見ると,見よ,すべての国民*+と部族と民+と国語+の中から来た,だれも数えつくすことのできない大群衆+が,白くて長い衣を着て+,み座+の前と子羊の前に立っていた。彼らの手には,やしの枝+があった。10 そして大声でこう叫びつづける。「救い*は,み座に座っておられる+わたしたちの神+と,子羊とに[よります+]」。

11 そして,すべてのみ使いたち+は,み座と長老たち*+と四つの生き物+の周りに立っていたが,彼らはみ座の前にひれ伏し,神を崇拝して+ 12 こう言った。「アーメン*! 祝福と栄光と知恵と感謝と誉れと力+と強さが,わたしたちの神に限りなく永久に[ありますように]。アーメン+」。

13 すると,長老+の一人がこれに応じてわたしに言った,「白くて長い衣を着たこれらの者+,これはだれか,またどこから来たのか」。14 それでわたしはすぐ彼に言った,「わたしの主よ,あなたが知っておられます」。すると彼はわたしに言った,「これは大患難+から出て来る者たちで,彼らは自分の長い衣を子羊の血+で洗って白くした+。15 それゆえに神のみ座の前+にいるのである。そして,その神殿*で昼も夜も[神]に神聖な奉仕をささげている*+。また,み座に座っておられる方+は彼らの上にご自分の天幕+を広げられるであろう。16 彼らはもはや飢えることも渇くこともなく,太陽が彼らの上に照りつけることも,どんな炎熱に[冒されること]もない+。17 み座の真ん中におられる子羊+が,彼らを牧し+,命の水+の泉に彼らを導かれるからである。そして神は彼らの目からすべての涙をぬぐい去られるであろう+」。

8 また,彼+が第七の封印+を開いた時,約半時間のあいだ天に静寂が起こった。2 そしてわたしは,神の前に立つ七人のみ使い+を見た。そして,七つのラッパが彼らに与えられた。

3 それから,別のみ使いが到着して祭壇+のところに立った。黄金の香炉を携えていた。そして,み座の前にある黄金の祭壇の上ですべての聖なる者たちの祈りと共にささげるため,多量の香+が彼に与えられた。4 そして,香の煙が,聖なる者たちの祈り+と共に,そのみ使いの手から神のみ前に上った。5 しかし,み使いはすぐに香炉を取り,それに祭壇の火+をいくらか満たして地に投げつけた+。すると,雷+が生じ,声と稲妻+と地震+が[起こった]。6 そして,七つ+のラッパ+を持つ七人のみ使いがそれを吹く準備をした。

7 そして,第一の者がラッパを吹いた。すると,血の混じった,雹と火+が生じ,それが地に投げつけられた。すると,地の三分の一が焼きつくされ+,樹木の三分の一が焼きつくされ,緑の草木+のすべてが焼きつくされた。

8 また,第二のみ使いがラッパを吹いた。すると,火で燃える大きな山+のようなものが海+に投げ込まれた。すると,海の三分の一が血になった+。9 そして,海にいる,魂*を持つ被造物の三分の一が死に+,船の三分の一が難破した。

10 また,第三のみ使いがラッパを吹いた。すると,ともしびのように燃える大きな星が天から落ちた+。それは川の三分の一と水のわき出るところ+とに落ちた。11 そして,その星の名は“苦よもぎ*”という。すると,水の三分の一は苦よもぎに変わり,多くの人*がその水のために死んだ。それが苦くされた+ためである。

12 また,第四のみ使いがラッパを吹いた。すると,太陽の三分の一が強打され*,月の三分の一と星の三分の一が[強打された]。それは,それらの三分の一が暗くされ+,昼がその三分の一にわたって光明を持たず+,夜も同じようになるためであった。

13 またわたしが見ると,中天*+を飛ぶ一羽の鷲+が大声でこう言うのが聞こえた。「災い,災い,地に住む者たちには災いだ+! ラッパ+を吹こうとしている三人のみ使いの吹き鳴らす残りのラッパの音のゆえに」。

9 また,第五のみ使いがラッパ+を吹いた。すると,わたしは天から地に落ちた星+を見た。底知れぬ深み+の坑のかぎ+が彼に*与えられた。2 そして,彼が*底知れぬ深みの坑を開けると,大きな炉+の煙のような煙+がその坑から立ち上り,その坑の煙によって太陽が,また空気が暗くなった+。3 そして,その煙の中からいなご+が地上に出て来た。それらには権威が与えられた。地のさそり+が持つのと同じ権威である。4 そして,地の草木を,またどんな緑のものも,どんな樹木も[損なわないように],ただ,額に神の証印+のない人々だけを損なうようにと告げられた。

5 そして,その[いなご]には,彼らを殺すことではなく,彼らを五か月のあいだ責め苦に遭わせること+が許された。彼らに加えられるその責め苦は,さそり+が人を襲うときの責め苦のようであった。6 その日には,人々は死を求めるが+,決してそれを見いだせないであろう。また,死にたいと思っても,死は彼らから逃げてゆく。

7 そして,いなごの姿は戦闘の備えをした馬に似ていた+。頭の上には金のような冠と思えるものが[あり],顔は人間の顔+のようであったが,8 女の髪のような髪の毛があった+。そして,歯はライオンの[歯]のようであり+,9 また,鉄の胸当てのような胸当て+を着けていた。そして,彼らの翼の音は,多くの馬に引かれる兵車+が戦闘+に走り行く音のようで[あった]。10 また,彼らには尾と,さそり+に似た針とがあり,その尾に,人を五か月のあいだ痛める*彼らの権威がある。11 彼らの上には王がいる。すなわち,底知れぬ深みの使いである+。ヘブライ語で彼の名はアバドン*であり,ギリシャ語では,アポルオン*という名がある+。

12 一つの災いが過ぎた。見よ,これらのことの後*なお二つの災い+が来る。

13 そして,第六のみ使い+がラッパを吹いた+。すると,神の前にある黄金の祭壇+の角の間から出る*一つの声+が,14 ラッパを持つ第六のみ使いにこう言うのが聞こえた。「大川ユーフラテス+のところにつながれている+四人のみ使い+をほどきなさい」。15 すると,その四人のみ使いがほどかれた。彼らは,人々の三分の一を殺すため,その時刻と日と月と年のために用意されていたのである。

16 そして,騎兵隊の*数は万の二万倍であった。わたしは彼らの数を聞いた。17 そして,わたしが幻の中で見た馬と,それに乗っている者たちの様子はこうであった。彼らは,火のような赤と,ヒヤシンスのような青と,硫黄のような黄色の胸当てを着けていた。馬の頭はライオンの頭のようであり+,その口からは火と煙と硫黄+が出ていた。18 これら三つの災厄によって人々の三分の一が殺された。その口から出た火と煙と硫黄のためである。19 これらの馬の権威はその口とその尾にあるからである。その尾は蛇+に似ていて頭があり,それによって損なうのである。

20 しかし,これらの災厄によって殺されなかった残りの人々は自分の手の業を悔い改めず+,悪霊たち+,また金・銀+・銅・石・木でできた,見ることも聞くことも歩くこともできない+偶像に対する崇拝をやめようとはしなかった。21 また,殺人+,心霊術的な行ない*+,淫行,盗みをも悔い改めなかった。

10 それから,わたしは別の強いみ使い+が天から下って来る*のを見た。雲で身を装い+,頭の上には虹があり,顔は太陽のようで+,足+は火の柱のようであり,2 手には開かれた小さな巻き物*を持っていた。そして,右足を海の上に据え,左[足]は地の上に据えて+,3 ライオン+がほえるときのような大声で叫んだ。そして,彼が叫んだ時,七つの雷+がその声を発した。

4 さて,七つの雷が話した時,わたしは今にも書き記すところであった。しかし,天から出る声+が,「七つの雷が話したことをかたく封じ*+,それを書き留めてはならない」と言うのが聞こえた。5 そして,海と地の上に立っているのをわたしが見たみ使いは,右手を天に上げ+,6 限りなく永久に+生きておられ+,天とその中にあるもの,地+とその中にあるもの,また海とその中にあるもの*を創造した方+を指してこう誓った。「もはや猶予*はない+。7 第七のみ使い+が吹き鳴らす*日,彼がラッパ+を吹こうとするその時に,[神]が預言者なるご自分の奴隷たち+に宣明された良いたよりに基づく神の神聖な奥義*+は,確かに終わりに至る」。

8 また,天から出るのをわたしが聞いた声+が,再びわたしと話してこう言う。「行って,海と地の上に立っているみ使いの手にある開かれた巻き物を受け取りなさい+」。9 それでわたしはそのみ使いのところに行き,その小さな巻き物をわたしにくれるようにと言った。すると彼はわたしにこう言った。「これを取って食べてしまいなさい+。それはあなたの腹を苦くしても,あなたの口には蜜のように甘いであろう」。10 それでわたしはみ使いの手からその小さな巻き物を受け取って,それを食べてしまった+。すると,それはわたしの口には蜜のように甘かった+。しかし,それを食べてしまった時,わたしの腹は苦くなった。11 そして彼らはわたしに言う,「あなたは,もろもろの民・国民・国語,また多くの王たちに関して再び預言しなければならない+」。

11 それから,杖のような一本の葦*+がわたしに与えられ,その際に彼はこう言った。「立って,神*の神殿*+[の聖なる所]と祭壇とそこで崇拝する者たちを測りなさい。2 しかし,神殿[の聖なる所]の外側+にある中庭は,これをまったくほって置き,そこを測ってはならない。それは諸国民+に与えられているからである。彼らは聖なる都市+を四十二か月のあいだ踏みにじるであろう+。3 そしてわたしは,わたしの二人の+証人に,粗布を着て+千二百六十日のあいだ預言させる+」。4 これらの者は,二本のオリーブの木+,また二つの燭台+[によって象徴されて]おり,地の主*の前に立っている+。

5 そして,彼らを損なおうと思う者がいれば,火が彼らの口から出て,その敵たちをむさぼり食う+。彼らを損なおうと思うような者がいれば,その者はこのようにして殺されねばならないのである。6 彼らには,天を閉ざして+,その預言するあいだ雨を降らせない+ようにする権威があり,また,水を*制してそれを血+に変え,あらゆる種類の災厄をもって何度でも望むだけ地を撃つ権威がある。

7 そして,彼らが自分たちの証しを終えた時,底知れぬ深みから上る野獣+が彼らと戦い,彼らを征服して殺すであろう+。8 そして,彼らの遺体は,霊的な意味でソドム+またエジプトと呼ばれる大いなる都市の大通りに[置かれるで]あろう。彼らの主もそこで杭につけられた*のである+。9 そして,[もろもろの]民・部族・国語・国民+から来た者たちは三日半の間+その遺体を見るが,遺体を墓の中に横たえることを許さない。10 また,地に住む者たちは彼らのことで喜び+,また楽しみ*,互いに贈り物を交わすであろう+。これら二人の預言者は地に住む者たちを責め苦に遭わせたからである。

11 それから三日半の後+,神からの命の霊が彼らに入り+,彼らは自分の足で立ち上がった。そのため,大いなる恐れが彼らを見ている者たちに臨んだ。12 そして彼らは,天から出る大きな声+が,「ここに上って来なさい+」と自分たちに言うのを聞いた。それで彼らは,雲のうちにあって天へ上って行き,敵たちは彼らを見た。13 そして,その時刻に大きな地震が起こり,その都市の十分の一+が倒れた。また,七千人の人が*その地震によって*殺され,そのほかの者たちは恐れ驚いて天の神に栄光を帰した+。

14 第二の災い+が過ぎた。見よ,第三の災いが速やかに来る。

15 また,第七のみ使いがラッパ+を吹いた。すると,大きな声が天で起きてこう言った。「世の*王国はわたしたちの主+とそのキリスト+の王国となった。彼は限りなく永久に王として支配するであろう+」。

16 すると,神の前で自分の座に座っている二十四人の長老*+がひれ伏し+,神を崇拝して+ 17 こう言った。「今おられ+,かつておられた方,全能者+なるエホバ*神,わたしたちはあなたに感謝します+。あなたはご自分の大いなる力+を執り,王として支配を始められたからです+。18 しかし,諸国民は憤り,あなたご自身の憤りも到来しました。また,死んだ者たちを裁き,預言者+なるあなたの奴隷たちと聖なる者たちに,そして,あなたのみ名を恐れる者たち,小なる者にも大なる者にも+[その]報い+を与え,地を破滅させている*者たち+を破滅に至らせる+定められた時が[到来しました]」。

19 また,天にある神*の神殿*[の聖なる所+]が開かれ,[神]の契約の箱+がその神殿[の聖なる所+]の中に見えた。そして,稲妻と声と雷と地震と大きな雹が生じた。

12 また,大きなしるし+が天に見えた。それは太陽で身を装った女+で,月がその足の下にあり,頭には十二の星の冠があって,2 彼女は妊娠していた。そして,苦痛+と子を産むもだえのために叫ぶ。

3 また,別のしるしが天に見えた。見よ,火のような色の大きな龍+であって,七つの頭と十本の角があり,その頭には七つの王冠があった。4 その尾+は天の星+の三分の一を引きずって,それを地に投げ落とした+。そして龍*は,子を産もうとする+女+の前に立っていた。彼女が子を産んだ時に,その子供をむさぼり食う+ためであった。

5 そして彼女は子を産んだ+。男子であり,あらゆる国民を鉄の杖で牧する者である+。そして彼女の子供は神のもとに,そのみ座のもとに連れ去られた+。6 それから女は,神によって備えられた自分の場所がある荒野に逃げた+。それは,彼らが千二百六十日の間+そこで彼女を養う+ためであった。

7 また,天で戦争が起こった。ミカエル*+とその使いたちが龍と戦った。龍とその使いたちも戦ったが,8 優勢になれず,彼らのための場所ももはや天に見いだされなかった。9 こうして,大いなる龍+,すなわち,初めからの蛇+で,悪魔+またサタン+と呼ばれ,人の住む全地*を惑わしている者+は投げ落とされた。彼は地に投げ落とされ+,その使いたちも共に投げ落とされた。10 そして,わたしは大きな声が天でこう言うのを聞いた。

「今や,救い*+と力*+とわたしたちの神の王国+とそのキリストの権威*+とが実現した! わたしたちの兄弟を訴える者,日夜彼らをわたしたちの神の前で訴える者+は投げ落とされたからである。11 そして彼らは,子羊の血+のゆえに,また自分たちの証し+の言葉のゆえに彼を征服し+,死に面してさえ*自分の魂*を愛さなかった+。12 このゆえに,天と[天]に住む者+よ,喜べ! 地と海+にとっては災い+である。悪魔が,自分の時の短いことを知り+,大きな怒りを抱いてあなた方のところに下ったからである」。

13 さて,自分が地に投げ落とされたのを見た時+,龍は,男の子を産んだ女+を迫害した。14 しかし,大きな鷲の二つの翼+が女に与えられた。荒野+の中の自分の場所に飛んで行くためであった。そこは,一時と[二]時と半時のあいだ*+彼女が蛇+の顔から離れて養われる+ところである。

15 それから,蛇は口から川のような水+を女の後ろに吐き出した。彼女をその川によっておぼれさせるためである+。16 しかし地が女の救助にまわり+,地は口を開いて,龍が自分の口から吐き出した川を呑み込んだ。17 それで龍は女に向かって憤り+,彼女の胤のうちの残っている者たち,すなわち,神のおきてを守り行ない,イエスについての証しの業*を持つ者たち+と戦うために出て行った。

13 そして[龍]は海の砂+の上に立ち止まった。

また,わたしは一匹の野獣+が海+から上って行くのを見た。十本の角+と七つの頭+があり,その角の上には十の王冠があったが,その頭には冒とく的な+名があった。2 さて,わたしの見た野獣はひょうに似ていたが+,その足は熊+の[足]のようであり,その口はライオン+の口のようであった。そして,龍+は自分の力と座と大きな権威を[その野獣]に与えた*+。

3 そしてわたしは,その頭の一つがほふられて死んだかのようになっているのを見た。しかし,その致命的な打ち傷+はいえた。それで,全地は感服してその野獣に従った。4 そして彼らは,野獣に権威を与えたことで龍を崇拝し,また,「だれがこの野獣に等しいだろうか。いったいだれがこれと戦いうるだろうか」と言って野獣を崇拝した。5 そして,大いなること+や冒とく的なことを語る口がそれに与えられ+,また,四十二か月のあいだ+行動する権威が与えられた。6 そして,それは口を開いて神を冒とくした+。そのみ名と住まい*,さらには天に住む者たち+を冒とくするためであった。7 そして,聖なる者たちと戦って彼らを征服すること+が許され*+,あらゆる部族と民と国語と国民に対する権威がそれに与えられた。8 そして,地に住む者は皆それを*崇拝するであろう。ほふられた子羊+の命の巻き物+には,彼らのうちのだれの名も,世の基が置かれて*以来+書かれていない。

9 耳のある者がいるなら,聞きなさい+。10 捕らわれの身となる[はずの]者がいるなら,その者は捕らわれの身となる+。剣で殺す者がいるなら,その者は剣で殺されなければならない+。ここが聖なる者たち+の忍耐+と信仰+を意味するところである。

11 また,わたしは別の野獣+が地+から上って行くのを見た。それには子羊のような二本の角があった。それは龍のように話しはじめた+。12 そして,第一の野獣+のすべての権威をその前で行使する。また,地とそこに住む者たちに,致命的な打ち傷のいえた第一の野獣を崇拝させる+。13 また,大いなるしるしを行なって+,人類の前で火を天から地に下らせることさえする。

14 そして,野獣の前で行なうことを許されたしるしによって地に住む者たちを惑わし,一方では,剣の一撃を受けながら+生き返った野獣のために像+を作るようにと地に住む者たちに言う。15 またそれには,野獣の像に息*を与えることが許された。それによって野獣の像は話すようになり,また,野獣の像+をどうしても崇拝しない者たちをみな殺させるようにするのである。

16 またそれは,すべての人,すなわち,小なる者と大なる者,富んだ者と貧しい者,自由な者と奴隷を強制して+,その右手や額に印を受けさせ+,17 また,その印*,つまり野獣の名+もしくはその名の数字+を持つ者以外にはだれも売り買いできないようにする。18 ここが知恵の関係してくるところである。そう明な者は野獣の数字を計算しなさい。それは人間+の数字なのである。そして,その数字は六百六十六*+である。

14 またわたしが見ると,見よ,子羊+がシオンの山+に立っており,彼と共に,十四万四千人+の者が,彼の名と彼の父の名+をその額に書かれて[立っていた]。2 またわたしは,多くの*水の音のような+,そして大きな雷鳴のような音が天から出るのを聞いた。わたしが聞いた音は,自分で弾くたて琴+に合わせて歌う歌い手たちの[声]のようであった。3 そして彼らは,み座の前および四つの生き物+と長老たち*+の前で,新しい歌+であるかのような[歌]を歌っている+。地から買い取られた+十四万四千人+の者でなければ,だれもその歌を学び取る*ことができなかった。4 これらは女によって自分を汚さなかった者である+。事実,彼らは童貞である+。これらは,子羊の行くところにはどこへでも従って行く者たちである+。これらは,神と子羊に対する初穂+として人類の中から買い取られた+のであり,5 その口に偽りは見いだされなかった+。彼らはきずのない者たちである+。

6 また,わたしは別のみ使いが中天*+を飛んでいるのを見た。彼は,地に住む者たちに,またあらゆる国民・部族・国語・民に+喜ばしいおとずれとして宣明する永遠の良いたより+を携えており,7 大声でこう言った。「神を恐れ+,[神]に栄光を帰せよ+。[神]による裁きの時が到来した+からである。それゆえ,天と地と海と水のわき出るところとを造られた方+を崇拝せよ+」。

8 また,別の,二人目のみ使い*がそのあとに従って,こう言った。「彼女は倒れた! 大いなるバビロン+,あらゆる国民に自分の淫行*+の怒りのぶどう酒+を飲ませた者は倒れた+!」

9 また,別のみ使い,三人目の者が彼らの後に従い,大声でこう言った。「野獣+とその像+を崇拝して,自分の額または手に印を受ける者がいれば+,10 その者は,憤りの杯に薄めずに注がれた神の怒りのぶどう酒を飲むことになり+,聖なるみ使いたちの見るところで,また子羊の見るところで,火と硫黄+による責め苦に遭わされる+であろう。11 そして,彼らの責め苦の煙は限りなく永久に上り+,彼ら,すなわち,野獣とその像を崇拝する者,まただれでもその名の印+を受ける者には,昼も夜も休みがない。12 ここが,聖なる者たち,すなわち神のおきて+とイエスの信仰+を守る者たちにとって,忍耐となるところである+」。

13 またわたしは,天から出る声がこう言うのを聞いた。「こう書きなさい: 今からのち+主と結ばれて死ぬ+死人+は幸いである。しかり,彼らはその労苦を休みなさい*,彼らの行なったこと*はそのまま彼らに伴って行くからである,と霊は言う」。

14 またわたしが見ると,見よ,白い雲が[あり],その雲の上には人の子のような者が座っており+,その頭には黄金の冠+があり,その手には鋭い鎌があった。

15 また,別のみ使いが神殿[の聖なる所*]から現われ出て,雲の上に座っている者に大声でこう叫んだ。「あなたの鎌を入れて刈り取ってください+。刈り取る時が来たからです。地の収穫物+はすっかり熟している*のです+」。16 すると,雲の上に座っている者がその鎌を地に突き入れ,地は刈り取られた。

17 また,さらに別のみ使いが天にある神殿[の聖なる所*+]から現われ出たが,彼も鋭い鎌を持っていた。

18 また,さらに別のみ使いが祭壇から現われ出たが,彼は火+に対する権威を持っていた。そして,鋭い鎌を持つ者に大声で呼ばわって言った,「あなたの鋭い鎌を入れて,地+のぶどうの木の房を集めなさい。そのぶどうは熟したからである」。19 すると,み使い+は鎌を地に突き入れて,地のぶどうの木+の取り入れを行ない,それを神の怒りの大きなぶどう搾り場+に投げ込んだ。20 そして,その搾り場は都市の外+で踏まれ,搾り場から血が出て馬+のくつわに届くほどになり,千六百ファーロング*の距離に及んだ+。

15 また,わたしは天に別のしるし+を見た。大いなる不思議な[しるし]であり,七つの災厄+を携えた七人のみ使い+がいた。これは最後の者たちである。彼らによって神の怒り+は終わりに至る+からである。

2 そしてわたしは,火の混じった,ガラスのような海+と思えるもの,また,野獣とその像+とその名の数字+から勝利を得る者たち+が神のたて琴を持って+,そのガラスのような海+のそばに*立っているのを見た。3 そして,彼らは神の奴隷モーセの歌+と子羊の歌+を歌ってこう言う。

「全能者なるエホバ*神+,あなたのみ業は偉大で,驚くべきものです+。とこしえの*王よ+,あなたの道は義にかない,真実です+。4 エホバ*よ+,本当にだれがあなたを恐れないでしょうか+,あなたのみ名の栄光をたたえないでしょうか+。ただあなただけが忠節な方だからです+。あらゆる国民はみ前に来て崇拝するのです+。あなたの義なる定めは明らかにされたからです+」。

5 また,これらのことの後にわたしが見ると,天において証し+の天幕*+の聖なる所が開かれ+,6 七つの災厄を携えた+七人のみ使い+が聖なる所から現われ出た。清い,輝く亜麻布*をまとい+,胸には黄金の帯を締めていた。7 そして,四つの生き物+の一つが,それら七人のみ使いに,限りなく永久に生きておられる+神の怒り+を満たした七つの黄金の鉢を与えた。8 すると,神の栄光のゆえに,またその力のゆえに聖なる所は煙で満たされ+,七人のみ使いの七つの災厄+が終わるまでだれも聖なる所の中へ入ることはできなかった。

16 そして,わたしは聖なる所から出る大きな声+が七人のみ使いにこう言うのを聞いた。「行って,神の怒り+の七つの鉢の中から地に注ぎ出しなさい」。

2 そして,第一の者+が出て行って,自分の鉢の中から地+に注ぎ出した。すると,害をもたらす悪性のかいよう+が,野獣+の印を持ち,その像を崇拝していた者たち+に生じた。

3 また,第二の者+がその鉢の中から海+に注ぎ出した。すると,それは死人の血のようになり+,すべての生きた魂が,[しかり,]海+にあるものが死んだ。

4 また,第三の者+がその鉢の中から川+と水のわき出るところとに注ぎ出した。すると,それらは血になった+。5 そしてわたしは,水をつかさどるみ使いがこう言うのを聞いた。「今おられ,かつておられた方+,忠節な+方,あなたは*義にかなっておられます。このような決定を下されたからです+。6 彼らは聖なる者と預言者たちの血を注ぎ出しましたが+,あなたは彼らに血+を与えて飲ませました。彼らはそうされるに価するのです+」。7 また,わたしは祭壇がこう言うのを聞いた。「そうです,全能者+なるエホバ*神,あなたの司法上の決定は真実で義にかなっています+」。

8 また,第四の者+がその鉢の中から太陽の上に注ぎ出した。すると,[太陽]には*,人*を火で焦がす+ことが許された。9 そして,人々は激しい熱で焦がされたが,彼らは,これらの災厄に対して権威+を持たれる神の名+を冒とくし,悔い改めて[神]に栄光を帰するようにはならなかった+。

10 また,第五の者がその鉢の中から野獣+の座の上に注ぎ出した。すると,その王国は暗くなり+,彼らは苦痛のあまり自分の舌をかみはじめた。11 しかし,その苦痛とかいようのために天の神を冒とくし+,自分の業を悔い改めなかった。

12 また,第六の者+がその鉢の中から大川ユーフラテス+の上に注ぎ出した。すると,その水はかれてしまった+。日の昇る[方角]から来る王たち+のために道が備えられるためであった。

13 そしてわたしは,かえる+のように[見える]三つの汚れた霊感の表現*+が,龍+の口から,野獣+の口から,偽預言者*+の口から出るのを見た。14 それらは実は悪霊の霊感+による表現であって*しるしを行ない+,また人の住む全地*の+王たち+のもとに出て行く。全能者なる神の大いなる日+の戦争+に彼らを集めるためである+。

15 「見よ,わたしは*盗人のように来る+。目ざめていて+自分の外衣を守り,裸で歩いて自分の恥を人に見られることがないようにする者+は幸いである」。

16 そして,それらは[王たち]を,ヘブライ語でハルマゲドン*と呼ばれる場所*に集めた+。

17 また,第七の者がその鉢の中から空気+の上に注ぎ出した。すると,大きな声+が聖なる所の中から,み座から出て,「事は成った!」と言った。18 また,稲妻と声と雷が生じ,人が地上に現われて以来起きたことのないような+大地震+が起きた。非常に大規模な地震+で,甚だ大きかった。19 そして,大いなる都市+は三つの部分に裂け,諸国民の[数々の]都市が倒れた。そして,大いなるバビロン*+は神のみ前で思い出された。それは,[神]の憤りの怒りのぶどう酒の杯+を彼女に与えるためである。20 また,すべての島は逃げ,山々は見えなくなった+。21 そして,それぞれの重さが一タラント*ほどもある大きな雹+が天から人々*の上に降り,人々は雹の災厄+のために神を冒とくした+。その災厄が異常に大きかったからである。

17 また,七つの鉢+を持つ七人のみ使いの一人が来て,わたしと話してこう言った。「さあ,多くの*水+の上に座る大娼婦*+に対する裁きをあなたに見せよう。2 地の王たちは彼女と淫行を犯し+,地に住む者たちは彼女の淫行*のぶどう酒に酔わされた+」。

3 そして彼は,霊[の力]のうちに+わたしを荒野に運んで行った。そこでわたしは,冒とく的な名+で満ちた,七つの頭+と十本の角を持つ緋色の野獣+の上に,ひとりの女が座っているのを目にした。4 また,その女は紫+と緋で装い+,金と宝石と真珠+で身を飾り,手には,嫌悪すべきもの+と彼女の淫行の汚れたもの+とで満ちた黄金の杯+を持っていた。5 そして,額にはひとつの名が書いてあった。それは秘義*+であって,「大いなるバビロン*,娼婦たち+と地の嫌悪すべきもの+との母」というものであった。6 またわたしは,その女が聖なる者たちの血+とイエスの証人たち+の血に酔っているのを見た。

さて,彼女を目にした時,わたしは非常に不思議に思った+。7 すると,み使いがわたしに言った,「なぜ不思議に思ったのか。わたしは,女+と,その[女]を運んでいる,七つの頭と十本の角を持つ野獣+の秘義*をあなたに告げよう。8 あなたの見た野獣はかつていたが+,今はいない。しかし底知れぬ深み+からまさに上ろうとしており,そして去って滅びに至ることになっている。こうして,その野獣がかつてはいたが,今はおらず,後に現われるようになるのを見る時,地に住む者たちは驚いて感心するであろう。しかし彼らの名は世の基が置かれて*以来命の巻き物+に書かれていない+。

9 「ここが知恵の伴うそう明さの関係してくるところである+。七つの頭+は七つの山+を表わしており*,その上にこの女が座っている。10 そして七人の王がいる*。五人はすでに倒れ+,一人は今おり+,他の一人はまだ到来していない+。しかし到来したなら,少しの間とどまらなければならない+。11 そして,かつていたが今はいない野獣+,それ自身は八人目[の王]でもあるが,その七つから出*,去って滅びに至る。

12 「また,あなたが見た十本の角は十人の王を表わしている+。彼らはまだ王国を受けていないが,一時のあいだ野獣と共に王としての権威を受けるのである。13 これらの者は一つの考えを抱き,それゆえに自分たちの力と権威を野獣に与える+。14 これらの者は子羊+と戦うであろう。しかし子羊は,主の主*,王の王*であるので+,彼らを征服する+。また,召され,選ばれた忠実な者たちも彼と共に[征服する+]」。

15 また彼はわたしに言う,「あなたの見た水,娼婦が座っているところは,[もろもろの]民と群衆*と国民と国語を表わしている+。16 そして,あなたの見た十本の角+,また野獣+,これらは娼婦+を憎み,荒れ廃れさせて裸にし,その肉を食いつくし,彼女を火で焼き尽くすであろう+。17 神は,ご自分の考えを遂行することを彼らの心の中に入れた+からである。すなわち,彼らの王国を野獣+に与えて[彼らの]一つの考えを遂行し*,神の言葉の成し遂げられる+に至ることである。18 そして,あなたの見た女+は,地の王たちの上に王国を持つ大いなる都市+を表わしている*」。

18 これらのことの後,わたしは,別のみ使いが天から下って来るのを見た。彼は大いなる権威を持っており+,地は彼の栄光によって明るく照らされた+。2 そして,彼は強い声で叫んで+言った,「彼女は倒れた! 大いなるバビロン*は倒れた+。そして,悪霊たちの住みか,あらゆる汚れた呼気*+のこもる場所,またあらゆる汚れた憎まれる鳥の潜む場所となった+! 3 彼女の淫行の怒りのぶどう酒のために*あらゆる国民が[いけにえ]にされ+,地の王たちは彼女と淫行を犯し+,地の旅商人たち+は彼女の恥知らずのおごり+の力で富を得たからである」。

4 また,わたしは天から出る別の声がこう言うのを聞いた。「わたしの民よ,彼女の罪にあずかることを望まず+,彼女の災厄を共に受けることを望まないなら,彼女から出なさい+。5 彼女の罪は重なり加わって天に達し+,神は彼女の[数々の]不正な行為を思い出されたのである+。6 彼女自身が返したとおりに彼女に返し+,二倍を,つまり,彼女が行なったことの二倍を彼女に行ないなさい+。彼女が混ぜ物を入れた杯+に,二倍の+混ぜ物を彼女のために入れなさい+。7 彼女が自分に栄光を帰し,恥知らずのおごりのうちに暮らしたその分だけ,彼女に責め苦と嘆きを与えなさい+。彼女は心の中で,『わたしは女王として座す+。やもめなどではない+。嘆きを見ることは決してない+』と言いつづけているからである。8 そのために,彼女の災厄+は一日のうちに来る。それは死と嘆きと飢きんであって,彼女は火で焼き尽くされるであろう+。彼女を裁いたエホバ*神は強い方だからである+。

9 「そして,彼女の焼かれる煙+を見る時,彼女と淫行を犯し,恥知らずのおごりのうちに暮らした地の王たち+は,彼女のことで泣き,悲嘆して身を打ちたたくであろう+。10 また,彼女の受ける責め苦を恐れるあまり,遠く離れたところに立って,こう言うであろう+。『気の毒だ,気の毒なことだ,大いなる都市よ+,強力な都市ともあろうバビロンよ,あなたの裁きが一時のうちに到来したとは+!』

11 「また,地の旅商人たち+は彼女のことで泣いたり嘆いたりする+。自分たちが十分に仕入れた品を買ってくれる者がもうだれもいないからである。12 それは,十分に仕入れた+金・銀・宝石・真珠・上等の亜麻布・紫[布]・絹・緋[の布]などの品,そして,香木類*のすべてのもの,あらゆる種類の象牙細工,きわめて高価な木材や銅・鉄・大理石などでできたあらゆる種類の品物+,13 また,肉桂・インド産の香料*・香・香油・乳香・ぶどう酒・オリーブ油・上等の麦粉・小麦・牛・羊,そして馬・車・奴隷*・人間の魂*である+。14 さらに,あなたの魂が欲した+りっぱな果物*はあなたから去り,すべての優美なものと華麗なものはあなたから滅び去った。そして人々は二度と再びそれらを見いださないであろう+。

15 「これらの物の旅商人たち+は,彼女によって富を得たのであるが,彼女の受ける責め苦を恐れるあまり遠く離れたところに立って泣き,また嘆きながら+ 16 こう言うであろう。『気の毒だ,気の毒なことだ ― 上等の亜麻布と紫と緋をまとい,金の装飾と宝石と真珠で着飾った+大いなる都市よ+,17 これほど大きな富が一時のうちに荒れ廃れてしまうとは+!』

「そして,すべての船長,またどこであろうと航海をする者は皆+,また,水夫たちや海で暮らしを立てる者は皆,遠く離れたところに立って+ 18 彼女の焼かれる煙を見ながら叫んで言った,『どの都市がこの大いなる都市のようだろうか+』。19 そして,自分の頭に塵を掛け+,泣いたり嘆いたりしながら叫んで+言った,『気の毒だ,気の毒なことだ ― 大いなる都市よ,海に船を持つすべての者+が,彼女のぜいたくのおかげでその中で富+を得たのに。それが一時のうちに荒れ廃れてしまう+とは!』

20 「天よ+,また聖なる者+と使徒+と預言者たちよ,彼女のことで喜べ。神はあなた方のため,彼女に司法上の処罰を科したからである+」。

21 また,ひとりの強いみ使いが,大きな臼石+のような石を持ち上げ,それを海に投げ込んで+,こう言った。「大いなる都市バビロンはこのように,速い勢いで投げ落とされ,二度と見いだされることはない+。22 そして,自分のたて琴に合わせて歌う歌い手や楽人や笛吹きやラッパ吹きの音は,二度とあなたのうちで聞かれない+。どんな仕事の*職人も二度とあなたのうちに見いだされない。ひき臼の音は二度とあなたのうちで聞かれず,23 ともしびの光は二度とあなたのうちに輝くことなく,花婿と花嫁の声も二度とあなたのうちで聞かれないであろう+。あなたの旅商人たち+は地の高位の者+だったからであり,あなたの心霊術的な+行ない*によってあらゆる国民が惑わされたのである。24 しかも彼女の中には,預言者+と聖なる者たち+の[血+],そして地上でほふられたすべての者の血が見いだされたのである+」。

19 これらのことの後,わたしは大群衆の大きな声のようなものを天に聞いた+。彼らは言った,「あなた方はヤハを賛美せよ*+! 救い+と栄光と力はわたしたちの神*のものである+。2 その裁きは真実で義にかなっている*からである+。[神]は,その淫行によって*地を腐敗させた大娼婦*に裁きを執行し,ご自分の奴隷たちの血の復しゅうを彼女の手に対して行なわれた+」。3 そしてすぐ,彼らは再びこう言った。「あなた方はヤハを賛美せよ*+! そして,彼女から出る煙は限りなく永久に上りつづけるのである+」。

4 すると,二十四人の長老*+と四つの生き物+はひれ伏し,み座に座っておられる+神を崇拝して言った,「アーメン! あなた方はヤハを賛美せよ+!*」

5 また,声がみ座から出てこう言った。「[神]を恐れるそのすべての奴隷たちよ+,小なる者も大なる者も+,わたしたちの神を賛美せよ」。

6 またわたしは,大群衆の声のような,多くの*水の音のような,そして激しい雷の音のようなものを聞いた。彼らはこう言った。「あなた方はヤハを賛美せよ*+。全能者+なるわたしたちの*神エホバ*は,王として支配を始められたからである+。7 歓び,そして喜びにあふれよう。また,[神]に栄光をささげよう+。子羊の結婚+が到来し+,その妻は支度を整えたからである+。8 まさに彼女は,輝く,清い,上等の亜麻布で身を装うことを許された。上等の亜麻布は聖なる者たちの義の行為を表わすのである+」。

9 そして彼はわたしに言う,「こう書きなさい。子羊の結婚の晩さん*に招かれた者たち*+は幸いである+」。彼はまたわたしに言う,「これらは神の真実のことばである+」。10 そこでわたしは,彼の足もとにひれ伏して彼を崇拝しようとした+。しかし彼はわたしに言う,「気をつけなさい! そうしてはなりません+! わたしは,あなた,また,イエスについての証しの業+を持つあなたの兄弟たちの仲間の奴隷にすぎません。神を崇拝しなさい+。イエスについて証しする*ことが預言に霊感を与えるものなのです*+」。

11 また,わたしは天が開かれているのを見た。すると,見よ,白い馬+が[いた]。そして,それに乗っている者は忠実+また真実+ととなえられ*,その者は義をもって裁き,また戦う+。12 彼の目は火の炎であり+,頭には多くの王冠がある+。彼には記された名+があるが,彼自身のほかはだれもそれを知らない。13 そして,彼は血の振り掛かった+外衣で身を装っており,そのとなえられる名は神の言葉+である。14 また,天にある軍勢が白い馬に乗って彼の後に従っていたが,彼らは白くて清い上等の亜麻布をまとっていた。15 そして,彼の口からは鋭くて長い剣が突き出ている+。それによって諸国民を討つためである。また彼は,鉄の杖で彼らを牧する+。また,全能者なる神の憤りの怒り+のぶどう搾り場も踏む+。16 そして,彼の外衣に,実にその股[のところ]に,王の王*また主の主と書かれた名がある+。

17 わたしはまた,ひとりのみ使いが太陽の中に立っているのを見た。彼は大声で叫び,中天を飛ぶすべての鳥+に言った,「さあ,来なさい,神の大きな晩さんに集まれ。18 王たちの肉+,軍司令官*たちの肉,強い者たちの肉+,馬+とそれに乗る者たちの肉,そしてすべての者,すなわち自由人ならびに奴隷および小なる者と大なる者の肉を食べるためである」。

19 そしてわたしは,野獣+と地の王たち+とその軍勢が,馬に乗っている方+とその軍勢に対して戦いをするために集まっている+のを見た。20 そして,野獣+は捕らえられ,それと共に,[野獣]の前でしるしを行ない+,それによって,野獣の印を受けた者+とその像+に崇拝をささげる者とを惑わした偽預言者+も[捕らえられた]。彼らは両方とも生きたまま,硫黄で燃える火の湖に投げ込まれた+。21 しかし,そのほかの者たちは,馬に乗っている者の長い剣で殺された+。その[剣]は彼の口から出ているものであった+。そして,すべての鳥+は,彼らの肉[を食べて+]満ち足りた+。

20 それからわたしは,ひとりのみ使いが底知れぬ深みのかぎ+と大きな鎖を手にして天から下って来るのを見た。2 そして彼は,悪魔+またサタン+である龍+,すなわち初めからの蛇+を捕らえて,千年のあいだ縛った。3 そして彼を底知れぬ深み+に投げ込み,[それを]閉じて彼の上から封印し,千年が終わるまでもはや諸国民を惑わすことができないようにした。これらのことの後,彼はしばらくのあいだ解き放されるはずである+。

4 またわたしは,[数々の]座+を見た。それに座している者たちがおり,裁きをする力が彼らに与えられた+。実に,イエスについて行なった証しのため,また神について語ったために*斧で処刑された者たち,また,野獣+もその像+をも崇拝せず,額と手に印を受けなかった者たち+の魂を見たのである。そして彼らは生き返り,キリストと共に千年*のあいだ王として支配した+。5 (残りの死人+は千年が終わるまで生き返らなかった*+。)これは第一の+復活*である。6 第一の復活にあずかる者は幸いな者+,聖なる者+である。これらの者に対して第二の死+は何の権威も持たず+,彼らは神およびキリストの祭司+となり,千年のあいだ彼と共に王として支配する+。

7 さて,千年が終わると,サタンはすぐにその獄から解き放される。8 彼は出て行って,地の四隅*の諸国民,ゴグとマゴグを惑わし,彼らを戦争のために集めるであろう。それらの者の数は海の砂のようである+。9 そして,彼らは地いっぱいに広がって進み,聖なる者たちの宿営*+と愛されている都市+を取り囲んだ。しかし,天から火が下って彼らをむさぼり食った+。10 そして,彼らを惑わしていた*悪魔+は火と硫黄との湖に投げ込まれた。そこは野獣+と偽預言者の両方が[すでにいる+]ところであった。そして彼らは昼も夜も限りなく永久に責め苦に遭うのである。

11 またわたしは,大きな白い座とそれに座っておられる方とを見た+。その方の前から*地と天が逃げ去り+,それらのための場所は見いだされなかった。12 そしてわたしは,死んだ者たちが,大なる者も小なる者も+,そのみ座の前に立っているのを見た。そして,[数々の]巻き物*が開かれた。しかし,別の巻き物が開かれた。それは命の巻き物+である。そして,死んだ者たちはそれらの巻き物に書かれている事柄により,その行ないにしたがって裁かれた+。13 そして,海はその中の死者を出し,死とハデス*もその中の死者+を出し,彼らはそれぞれ自分の行ないにしたがって裁かれた+。14 そして,死+とハデスは火の湖に投げ込まれた。火+の湖*,これは第二の死+を表わしている*。15 また,だれでも,命の書に書かれていない者+は,火の湖に投げ込まれた+。

21 それからわたしは,新しい天+と新しい地+を見た。以前の天+と以前の地+は過ぎ去っており,海+はもはやない。2 また,聖なる都市+,新しいエルサレムが,天+から,神のもとから下って来るのを,そして自分の夫+のために飾った花嫁+のように支度を整えたのを見た。3 それと共に,わたしはみ座から出る大きな声がこう言うのを聞いた。「見よ! 神の天幕*+が人と共にあり,[神]は彼らと共に住み*+,彼らはその民となるであろう+。そして神みずから彼らと共におられるであろう+。4 また[神]は彼らの目からすべての涙をぬぐい去ってくださり+,もはや死はなく+,嘆きも叫びも苦痛ももはやない+。以前のものは過ぎ去ったのである+」。

5 そして,み座に座っておられる方+がこう言われた。「見よ! わたしはすべてのものを新しくする+」。また,こう言われる。「書きなさい。これらの言葉は信頼できる真実なものだからである」。6 そして,その方はわたしに言われた,「事は成った*! わたしはアルファでありオメガであり*,初めであり終わりである+。だれでも渇いている者に,わたしは命の水の泉から価なしに与える+。7 だれでも征服する者はこれらのものを受け継ぎ,わたしはその神となり+,彼はわたしの子となるであろう+。8 しかし,憶病な者,信仰のない者+,不潔で嫌悪すべき者+,殺人をする者+,淫行の者+,心霊術を行なう者*,偶像を礼拝する者+,またすべての偽り者+については,その分は火+と硫黄+で燃える湖の中にあるであろう。これは第二の死+を表わしている*」。

9 そして,最後の七つの災厄+を満たした七つの鉢を持つ七人のみ使いの一人が来て,わたしと話してこう言った。「こちらに来なさい。子羊の妻+である花嫁をあなたに見せよう」。10 そうして彼は,霊[の力]のうちにわたしを大きくて高大な山+に運んで行き,聖なる都市+エルサレムが,天から,神のもとから下って来るのを+,11 そして神の栄光を帯びている+のを見せてくれた。その輝き*は極めて貴い宝石に似ており,碧玉が水晶のように澄みきって輝いているかのようであった+。12 それには大きくて高大な城壁+があり,また十二の門があった。そして,門のところには十二人のみ使いがおり,イスラエルの子らの十二の部族の名が書き込まれていた+。13 東に三つの門,北に三つの門,南に三つの門,西に三つの門があった+。14 その都市の城壁にはまた十二の土台+石があり,それには子羊の十二使徒+の十二の名があった。

15 ところで,わたしと話していた者は物差しとして黄金の葦+を持っていた。都市と門と城壁を測るためであった+。16 その都市は四角であり,その長さは幅と同じである。また彼は葦でその都市+を測ったが,一万二千ファーロング*であった。その長さと幅と高さは等しい。17 また,彼はその城壁を測ったが,百四十四キュビト*であった。人間の測りにしたがってであるが,同時にそれは*み使いの[測り]でもあった。18 さて,その城壁を構成しているのは碧玉+であり,都市は澄みきったガラスに似た純金であった。19 都市の城壁の土台+はあらゆる種類の宝石で飾られていた+。すなわち,第一の土台は碧玉+,第二はサファイア+,第三は玉髄,第四はエメラルド+,20 第五は赤しまめのう,第六は赤めのう,第七は貴かんらん石+,第八は緑柱石,第九は黄玉+,第十は緑玉髄,第十一はヒヤシンス,第十二は紫水晶+であった。21 また,十二の門は十二の真珠であり,門の各々が一つの真珠+でできていた。そして,その都市の大通りは純金であり,透明なガラスのようであった。

22 そして,わたしはその中に神殿*を見なかった+。全能者*+なるエホバ*+神がその神殿であり+,子羊もそうだからである+。23 そしてその都市は,太陽や月が照らす必要はない。神の栄光がそれを明るく照らし+,そのともしびは子羊だったからである+。24 そして,諸国民はその光によって歩み+,地の王たちは自分の栄光をそこに携え入れるのである+。25 また,その門は一日じゅう決して閉ざされることはない+。そこに夜はないからである+。26 そして,彼らは諸国民の栄光と誉れをそこに携え入れるのである+。27 しかし,すべて神聖でないもの,また嫌悪すべき+ことや偽り+を行ないつづける者は,だれも決してその中に入れない+。子羊の命の巻き物に書かれた者だけが[入るのである+]。

22 また彼は,水晶のように澄みきった,命の水の川をわたしに見せてくれた+。それは神と子羊+とのみ座から出て,2 その大通りの中央を流れていた。そして,川のこちら側と向こう側には,月ごとに実を生じ,実を十二回生み出す+,命の木*+が[あった]。そして,その木の葉は諸国民をいやすためのもの[であった+]。

3 そして,もはや何ののろいもない+。神+と子羊とのみ座+が[その都市]*の中にあり,その奴隷たちは[神]に神聖な奉仕をささげる*のである+。4 彼らは[神]の顔を見+,そのみ名が彼らの額にあるであろう+。5 また,夜はもうない+。それで彼らはともしびの光を必要とせず,太陽の光も[持た]ない。エホバ*神が彼らに光を与える+からである。そして彼らは限りなく永久に王として支配するであろう+。

6 また彼はわたしに言った,「これらの言葉は信頼できる真実なものである+。すなわち,預言者たちの霊感の表現+の*神であるエホバ*が+,ほどなくして必ず起きる事柄をご自分の奴隷たちに示すため,そのみ使いを遣わされたのである+。7 そして,見よ,わたしは速やかに来る+。この巻き物の預言の言葉を守り行なう者は幸いである+」。

8 さて,わたしヨハネは,これらのことを聞き,また見た者である。そしてわたしは,聞いたり見たりすることを[終えた]時,これらのことをわたしに示してくれていたみ使いの足もとにひれ伏して崇拝しようとした+。9 しかし,彼はわたしに言う,「気をつけなさい! そうしてはなりません! わたしは,あなた,また預言者であるあなたの兄弟たち+,そしてこの巻き物の言葉を守り行なっている者たちの仲間の奴隷にすぎません。神を崇拝しなさい+」。

10 彼はまたわたしにこう言う。「この巻き物の預言の言葉を封じては*ならない。定められた時が近いからである+。11 不義を行なっている者,その者はいよいよ不義を行なうように+。不潔な者はいよいよ不潔になるように+。しかし,義なる+者はいよいよ義を行ない,聖なる者はいよいよ聖なる[者]となるように+。

12 「『見よ,わたしは速やかに来る+。そして,わたしが与える報い+はわたしと共にある。各々にその業のままに報いるためである+。13 わたしはアルファでありオメガであり*+,最初であり最後であり+,初めであり終わりである。14 自分の長い衣を洗って+,命の木*+に[行く]権限を自分のものとし,その門+から都市の中に入れるようになる者たちは幸いである。15 その外にいるのは,犬+,心霊術を行なう者*+,淫行の者+,殺人をする者,偶像を礼拝する者,また,すべて偽りを好んでそれを行ないつづける者+である』。

16 「『わたしイエスは自分の使いを遣わし,諸会衆のためにこれらのことについてあなた方に証しした。わたしはダビデの根+また子孫+であり,輝く明けの星+である』」。

17 そして,霊*+と花嫁+は,「来なさい!」と言いつづける。そして,だれでも聞く者は,「来なさい+!」と言いなさい。そして,だれでも渇いている者は来なさい+。だれでも望む者は命の水を価なくして受けなさい+。

18 「わたしは,すべてこの巻き物の預言の言葉を聞く者に証しする。これらのことに付け加える+者がいれば,神はこの巻き物に書かれている災厄+をその者に加えるであろう。19 また,この預言の巻き物の言葉から何かを取り去る者がいれば,神は,命の木+から,また聖なる都市+の中から,すなわち,この巻き物に書かれているものから彼の分を取り去られるであろう。

20 「これらのことについて証しされる方が言われる,『しかり,わたしは速やかに来る+』」。

「アーメン! 主イエスよ,来てください」。

21 主イエス・キリスト*の過分のご親切が聖なる者たちと共に[ありますように+]*。

「覆いを外すこと; 打ち明けること」。ギ語,アポカリュプシス; ラ語,アポカリュプシス。

字義,「速く」。

「今おられ……る方」。字義,「存在者; 存在している者」。ホ オーン。出 3:14の脚注参照。

付録1ニ参照。

または,「Aであり,Zである」。ギ語,τὸ Ἄλφα καὶ τὸ Ὦ(ト アルファ カイ ト オーメガ)。ギリシャ語アルファベットの最初の文字と最後の文字; シリ訳ヘ,エ22,「アーレフであり,ターウである」。

「全能者」。ギ語,ホ パントクラトール; ラ語,オムニポテンス; エ18(ヘ語),エル シャッダーイ,「全能の神」; エ17,22(ヘ語),エローヘー ツェヴァーオート,「万軍の神」。ルツ 1:20,「全能者」の脚注参照。

「証しした」。ギ語,マルテュリアン; ラ語,テスティモーニウム。

字義,「神の言葉とイエスの証しにより」。

「霊感によって」。または,「霊において」。ギ語,エン プネウマティ; ラ語,イン スピーリトゥー。

「最初」,シナ写,ウル訳,シリ訳ヘ; アレ写,「初子」。

「ハデス」,シナ写,アレ写; シリ訳ヘ,エ7,8,13,16-18,22,「シェオル」。付録4ロ参照。

または,「使いたちであり」。

または,「ニコライ人の行ない」。

「パラダイス」,シナ写,アレ写,ウル訳,シリ訳ヘ,エ11-13,16; エ17,18,22,「園」。

「死に至るまでも」。または,「死に至るまで; 死の危険に面しても」。

または,「ニコライ人の教え」。ギ語,ディダケーン ニコライトーン; ラ語,ドクトリーナム ニーコラーイータールム。

または,「蓄え置かれているマナ」。

「小石」。字義,「[投票用の]小石」。ギ語,プセーフォン。使徒 26:10の脚注参照。

「奉仕」。ギ語,ディアコニアン。

または,「死をもって殺す」。

または,「最も奥深い感情」。字義,「腎臓」。エレ(11:20; 17:10; 20:12)と比較。

「終わり」。または,「全き終わり」。ギ語,テルース。

字義,「彼は粘土の器が打ち砕かれるように鉄の杖で彼らを牧すであろう」。

または,「少数の人がいるにはいる」。

または,「わたしが忍耐に関して述べたこと」。

字義,「誘惑の時刻」。

「神殿」。ギ語,ナオーイ; ラ語,テンプロー; エ17,18,22(ヘ語),ベヘーカル,「の宮殿(神殿)で」。

「エルサレム」。「二重の平和の所有[または,土台]」の意。

「アーメンなる者」。ギ語,ホ アメーン; ラ語,アーメーン; エ17,18,22(ヘ語),ハーアーメーン,「そうなるように[と言う]者」。

「わたしは……吐き出そうとしている」,アレ写,ウル訳,シリ訳ヘ; シナ写,「わたしは[あなたの口を]黙らせておく」。

「赤色の宝石」。または,「サージウス[または,紅玉髄]」。

「長老」(複)。ギ語,プレスビュテルース。

字義,「七つの霊である」。

または,「内側も」。

「聖なるかな,聖なるかな,聖なるかな」,アレ写,ウル訳,シリ訳ヘ; シナ写*は「聖なるかな」を8回繰り返している。付録1リ参照。

1:8,「全能者」の脚注参照。

付録1ニ参照。

「長老」(複)。ギ語,プレスビュテロイ。

付録1ニ参照。

「七つの」,シナ写,ウル訳ク,シリ訳ヘ; アレ写とウル訳は省いている。

「送り出された……霊」,シナ写,ウル訳; アレ写は「送り出された」という句を「目」と結び付けて,この箇所をこう読んでいる,「その[目]は……霊を表わしており,全地に送り出されたのである」。

または,「七つの霊である」。

「その[香]」,シナ写,および小文字写本046; アレ写,「それらの[鉢]」。

「対し」。ギ語,エピ,9:11; 11:6の場合と同じように属格を伴っている。

「王として支配するのです」,アレ写,シリ訳ヘ,小文字写本046; シナ写,ウル訳,「王として支配するでしょう」。

ギ語,コイニクス。1㍑より多いが1乾量クォート(1.101㍑)より少ない。

ローマの銀貨で,重さは3.85㌘。一日分の賃金に相当した。マタ 20:2参照。

「ハデス」,シナ写,アレ写; シリ訳ヘ,エ7,8,11-14,16-18,22,「シェオル」。付録4ロ参照。

字義,「飢きん」。

または,「死をもって」。

または,「言葉のために,まさにその」。

「証しの業」。字義,「証し」。ギ語,マルテュリアン; ラ語,テスティモーニウム。

「主権者なる主」。ギ語,ホ デスポテース; エ17,22(ヘ語),アドーナーイ。付録1ホ参照。

または,「千人隊長」。1,000人の兵士を指揮した人。

または,「四つの部分; 四つの果て」。

字義,「木にも不義の扱いをすべきではない」。

「ガド」。シナ写は省いている。

「シメオン」。シナ写は省いている。

ギ語,エトヌース,「民族」; ラ語,ゲンティブス,「異邦諸民」; エ17,18(ヘ語),ハッゴーイム,「諸国民(ゴイム)」。

「救い」。ギ語,ヘー ソーテーリア; ラ語,サルース; エ17,18,22(ヘ語),ハエシューアー。

ギ語,プレスビュテローン。

「アーメン」。エフ写は省いている。

または,「神の住まい(住居)」。ギ語,ナオーイ; ラ語,テンプロー; エ17,18,22(ヘ語),ベヘーカーロー,「彼の宮殿(神殿)で」。

「神聖な奉仕をささげている」。ギ語,ラトレウウーシン。エ22(ヘ語),ウェオーヴェディーム,「そして彼らは仕えている(崇拝している)」。出 3:12の脚注と比較。

または,「命」。ギ語,プシュカス; ラ語,アニマース。

または,「アブサン」。

または,「人類の中の多くの者」。

または,「食され」。

または,「天頂; 頭上真上」。

または,「それに」。

または,「それが」。

字義,「人に……不義の扱いをする」。

「アバドン」。または,「滅び」。エ17,18,22(ヘ語),アヴァッドーン。ヨブ 26:6; 詩 88:11,「場所で」; 箴 15:11,「場所」の脚注と比較。

「アポルオン」。または,「滅ぼす者」。ギ語,アポッリュオーン。ウル訳は,「また,ラテン語で,彼には,絶滅させる者(エクステルミナーンス)という名がある」という句を文末に付け加えている。マタ 7:13の脚注参照。

または,「以下のことの後」。

「角の間から出る」,パピ写47,シナ写c,アレ写,古ラ訳諸写本,シリ訳ヘ; ウル訳ク,「四つの角の間から出る」。

または,「騎手の」。

「心霊術的な行ない」。または,「呪術」。字義,「麻薬」。ギ語,ファルマコーン。

字義,「降りて来る」。

「小さな巻き物」。字義,「小さな冊子」。ギ語,ビブラリディオン。

または,「を秘めておき」。

「また海とその中にあるもの」,パピ写47,シナ写c,エフ写,ウル訳; シナ写*とアレ写は省いている。

字義,「時」。ギ語,クロノス。

「吹き鳴らす」。字義,「の声」。ギ語,フォーネース。

「神聖な奥義」。または,「秘義」。ギ語,ミュステーリオン。

「葦」。ギ語,カラモス; ラ語,カラムス; エ17,18,22(ヘ語),カーネ。エゼ 40:5,「測りざお」の脚注と比較。

「神」,シナ写,アレ写,ウル訳,シリ訳ヘ; エ17,「エホバ」。

「神殿」。ギ語,トン ナオン; エ17,18,22(ヘ語),ヘーカル,「の宮殿(神殿)」。

「主」,シナ写,アレ写,ウル訳,シリ訳ヘ; ウル訳1写,および小文字写本1854,2053,「神」。

「(水)を」。ギ語,エピ。属格を伴っている。

または,「杭(柱)に留められた」。付録5ハ参照。

「楽しみ」。字義,「自分を良い思いにし」。

字義,「七千人の人々の名が」。

または,「地震のさいに」。

「世の」。ギ語,トゥー コスムー; ラ語,ムンディー; エ17(ヘ語),ハーオーラーム。

ギ語,プレスビュテロイ。

付録1ニ参照。

「破滅させている」。字義,「朽ち果てさせている」。

「神」,シナ写,アレ写,ウル訳,シリ訳ヘ; エ17,「エホバ」。

「神殿」。ギ語,ホ ナオス; エ17,18,22(ヘ語),ヘーカル,「の宮殿(神殿)」。

ギ語,ドラコーン; ラ語,ドラコ。

「だれか神のようであろうか」の意。ギ語,ミカエール。

「人の住む……地」。字義,「住まれている[ところ]」。ギ語,オイクーメネーン,女性単数形。地を指す。

または,「勝利」。

「力」。ギ語,デュナミス; ラ語,ウィルトゥース; エ17(ヘ語),ウェウッゾー,「そして彼の力」。

「権威」。ギ語,エクスーシア; ラ語,ポテスタス; エ17,18,22(ヘ語),ウーメムシェレト,「そして……の権威」。

または,「死の危険にもかかわらず」。字義,「死に至るまで」。

または,「命」。字義,「魂」(単)。

または,「定められた一時と定められた[二]時と定められた半時のあいだ」。ギ語,カイロン カイ カイルース カイ ヘーミシュ カイルー。ダニ 4:16の脚注; ダニ 12:7,「間」の脚注と比較。

「証しの業」。ギ語,マルテュリアン; ラ語,テスティモーニウム。

字義,「権威をそれに与えた」。

または,「天幕; 幕屋」。

「そして,聖なる者たちと……許され」,シナ写,ウル訳; パピ写47,アレ写,エフ写,アル訳は省いている。

または,「彼を」。

「基が置かれて」。字義,「[種を]下に投げること」。ギ語,カタボレース。

または,「霊; 活動する力」。ギ語,プネウマ; ラ語,スピーリトゥム; エ17,18,22(ヘ語),ルーアハ。

字義,「彫り込み」。ギ語,カラグマ; エ18,22(ヘ語),ハッターウ,「タウ」,ローマ字の「T」に相当するヘブライ語の文字。エゼ 9:4の脚注と比較。

「六百六十六」,シナ写,アレ写; パピ写47および小文字写本046,χξς',数字の666を表わすギリシャ語の文字。ここで,数字の6は三重に,すなわち,6+60+600という形で強調されている。

または,「大いなる」。

ギ語,プレスビュテローン。

または,「十分に学ぶ」。

または,「天頂; 頭上真上」。

「み使い」,シナ写c,アレ写,エフ写,シリ訳ヘ; パピ写47とシナ写*は省いている。

付録5イ参照。

または,「彼らが労苦を休むように」。

「彼らの行なったこと」。字義,「彼らの業」。

または,「神の住まい(住居)」。ギ語,トゥー ナウー; エ17,18,22(ヘ語),ハーヘーカール,「宮殿(神殿)」。

または,「すっかり乾いている」。

15節,「聖なる所」の脚注参照。

約296㌔㍍。1ファーロングは1スタディオンに当たり,1ローマ・マイルの8分の1に相当し,185㍍であった。

または,「上に」。

付録1ニ参照。

「とこしえの」,パピ写47,シナ写*,エフ写,ウル訳,シリ訳ヘ; アレ写および小文字写本046,「諸国民の」。

付録1ニ参照。

または,「証しの幕屋」。

「亜麻布」,パピ写47,シナ写,ウル訳ク,シリ訳ヘ; アレ写,エフ写,「石」。

「あなたは」,シナ写,アレ写,エフ写,ウル訳,シリ訳ヘ; 公本,「主よ,あなたは」; エ7,8,13,14,16,「エホバ,あなたは」。

付録1ニ参照。

字義,「それには」。

または,「人類」。

または,「汚れた霊たち」。

「偽預言者」。ギ語,プセウドプロフェートゥー; ラ語,プセウドプロフェータエ; エ17,22(ヘ語),ネヴィー ハッシェケル。

または,「悪霊の霊たちであって」。

「人の住む……地」。字義,「住まれている[ところ]」。ギ語,オイクーメネース,女性単数形。地を指す。

「わたしは」,シナ写c,アレ写,ウル訳,シリ訳ヘ; シナ写*,「彼は」。

または,「アルマゲドン」。ギ語,ハル マゲドーン; ラ語,ヘルマゲードン; エ18,22(ヘ語),ハル メギッドーン,「メギドの山」。

「場所」,シナ写,ウル訳,シリ訳ヘ; アレ写,「川」。

ギ語,バビュローン; エ17,22(ヘ語),バーヴェル。

約20.4㌔㌘。

または,「人類」。

または,「大いなる」。

「娼婦」。または,「淫婦; 売春婦」。ギ語,ポルネース。付録5イ参照。

ギ語,ポルネイアス。付録5イ参照。

または,バビロンにとって神聖な「宗教上の秘密」。

16:19の脚注参照。

「秘義」。または,「宗教上の秘密」。ギ語,ミュステーリオン。

「基が置かれて」。字義,「[種を]下に投げること」。ギ語,カタボレース。

または,「七つの山であり」。

または,「そしてそれらは七人の王を表わしている」。

または,「その存在をその七つに負い」。

または,「[多くの]主に対する主; 主の中の主」。

または,「[多くの]王に対する王; 王の中の王」。

または,「集団」。

または,「すなわち,一つの目的を遂行し,彼らの王国を野獣に与えて」。字義,「一つの意見を行ない,彼らの王国を野獣に与え」。

または,「大いなる都市である」。

ギ語,バビュローン; エ17,18,22(ヘ語),バーヴェル。

または,「汚れた霊」。

または,「彼女の淫行の情欲をかき立てるぶどう酒のために」。アレ写,「彼女の淫行の怒りのために」。

「エホバ」,エ7,8,13,14,16-18,22-24; シナ写c,エフ写,シリ訳ヘ(ギ語),キュリオス; アレ写,ウル訳は省いている。付録1ニ参照。

または,「テュイノン材」。

または,「アモーモン」。インド産の香料植物。

字義,「体」。

または,「奴隷,すなわち人間の魂」。

「あなたの魂が欲した……果物」。字義,「あなたの魂の欲望の……果物」。

「どんな仕事の」,エフ写,ウル訳,シリ訳ヘ; シナ写,アレ写は省いている。

「心霊術的な行ない」。または,「呪術」。字義,「麻薬の使用; 薬術」。ギ語,ファルマキアーイ。

「あなた方はヤハを賛美せよ」。または,「ハレルヤ」。ギ語,ハッレールーイア; エ22(ヘ語),ハレルーヤーハ。詩 104:35,「賛美せよ」の脚注と比較。

「わたしたちの神」,シナ写,アレ写,エフ写,ウル訳,シリ訳ヘ; 公本,および幾つかの筆記体写本,「わたしたちの神なる主」; エ7,8,13,14,16,17,「わたしたちの神エホバ」。

「その裁きは真実で義にかなっている」,シナ写,アレ写,ウル訳; エ7,8,「エホバは義にかなっており,その裁きは廉直である」。

「その淫行によって」。ギ語,エン テーイ ポルネイアーイ アウテース; ラ語,イン プロースティテューティオーネ スア; エ17,18(ヘ語),ベタズヌターハ。付録5イ参照。

「娼婦」。または,「淫婦; 売春婦」。ギ語,ポルネーン。付録5イ参照。

1節,「賛美せよ」の脚注参照。

「長老」(複)。ギ語,プレスビュテロイ。

または,「アーメン! ハレルヤ!」 1節,「賛美せよ」の脚注参照。

または,「大いなる」。

1節,「賛美せよ」の脚注参照。

「わたしたちの」。アレ写は省いている。

付録1ニ参照。

「子羊の結婚の晩さん」,アレ写,ウル訳,シリ訳ヘ; シナ写,「子羊の晩さん」。

「招かれた者たち」。字義,「呼ばれた(者たち)」。

「証しする」。ギ語,マルテュリア; ラ語,テスティモーニウム。

または,「預言することの霊なのです」。

「真実であり」,アレ写。

または,「[多くの]王に対する王; 王の中の王」。

または,「千人隊長」。1,000人の兵士の司令官。

字義,「イエスの証しにより,また神の言葉により」。

「千年」。ギ語,キリア エテー。楽園<パラダイス>の地に住む人類に対するキリストの文字通りの千年統治を信じる人々を指す英語“chiliast”(千年王国信奉者)の語源; ラ語,ミーッレ アンニース,「千年期<ミレニアム>」。

「残りの死人は……生き返らなかった」,アレ写,ウル訳; シナ写とシリ訳ペは省いている。

「復活」。ギ語,アナスタシス,「起き上がらせること; 立ち上がること」(「上へ」を意味するアナと「立つこと」を意味するスタシスから); ラ語,レスッレクティオ。

または,「四つの部分; 四つの果て」。7:1と比較。

「宿営」。または,「戦線にある軍隊」。字義,「陣営」。

字義,「誤らせていた」。

または,「その方の顔から」。

字義,「小さな書」(複)。ギ語,ビブリア。

「ハデス」。ギ語,ハーイデース; ウル訳(ラ語),インフェルス; ウル訳ク(ラ語),インフェルヌス; シリ訳ヘ,エ7,8,11-14,16-18,22,「シェオル」。付録4ロ参照。

付録4ハ参照。

または,「第二の死である」。

「天幕」。ギ語,スケーネー; ラ語,タベルナークルム; エ17,18,22(ヘ語),ミシュカン。出 25:8参照。

字義,「彼は彼らのもとに天幕を張り」。

または,「これらは事実である」。

または,「わたしはAでありZであり」。1:8,「オメガである」の脚注と比較。

「心霊術を行なう者」。または,「呪術者」。字義,「麻薬使用者」。ギ語,ファルマコイス。

「これは……表わしている」。または,「その分は……である」。

または,「その光を発するもの」。

約2,220㌔㍍。1ファーロングは1スタディオンに当たり,1ローマ・マイルの8分の1に相当し,185㍍であった。

約64㍍。

または,「すなわちそれは」。

または,「神の住まい(住居)」。ギ語,ナオン; ラ語,テンプルム; エ17,18(ヘ語),ウェヘーカール,「そして宮殿(神殿)」。

「全能者」。ギ語,パントクラトール; ラ語,オムニポテンス; エ17,22(ヘ語),エローヒーム ツェヴァーオート,「万軍の神」。ルツ 1:20,「全能者」の脚注参照。

付録1ニ参照。

「木」。または,「森」。ギ語,クシュロン(単)。総称的に用いられている。

または,「それ」,女性形。すなわち,都市を指す。

「神聖な奉仕をささげる」。ギ語,ラトレウスーシン。出 3:12の脚注参照。

付録1ニ参照。

「霊感の表現の」。または,「霊たちの」。ギ語,トーン プネウマトーン; ラ語,スピーリトゥウム。

付録1ニ参照。

または,「秘めておいては」。

または,「わたしはAでありZであり」。1:8,「オメガである」の脚注参照。

2節の脚注参照。

「心霊術を行なう者」。または,「呪術者」。字義,「麻薬使用者」。ギ語,ファルマコイ。

または,「霊感のことば」。

「キリスト」,ウル訳,シリ訳ヘ; シナ写とアレ写は省いている。

「聖なる者たちと共に。アーメン!」,シナ写; シリ訳ヘ,「すべての聖なる者たちと共に。アーメン!」; ウル訳ク,「あなた方すべてと共に。アーメン!」; アレ写,ウル訳,「すべてと共に」。

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