ゼカリヤ書
1 ダリウスの治世の第2年+,第8の月に,エホバはイドの子ベレクヤの子である預言者ゼカリヤ*+にこう言った。 2 「エホバはあなたたちの父たちに激しく憤った+。
3 彼らに言いなさい。『大軍を率いるエホバはこう言う。「『私のもとに戻りなさい』と大軍を率いるエホバは言う。『そうすれば,私もあなたたちのもとに戻ろう+』と大軍を率いるエホバは言う」』。
4 『父たちのようになってはいけない。当時の預言者たちは彼らに,「大軍を率いるエホバはこう言っている。『悪い生き方や行いをやめ,どうか戻ってきてほしい+』」と伝えた』。
『それでも彼らは聞かず,私に注意を向けなかった+』とエホバは宣言する。
5 『あなたたちの父たちはすでに死んだ。当時の預言者たちはもう生きてはいない。 6 だが,父たちは,私に仕えた預言者たちに私が命じた言葉と宣言がその通りになるのを目の当たりにしたのではないか+』。それで彼らは私のもとに戻り,『大軍を率いるエホバは,心に決めた通りに,私たちの生き方や行いに応じて私たちを扱われた』と言った+」。
7 ダリウスの治世の第2年+,第11の月つまりシェバト*の月の24日,エホバは,イドの子ベレクヤの子である預言者ゼカリヤに幻を見せた。 8 その夜,私は,赤い馬に乗った人を見た。その人は谷間にあるギンバイカの木々の間で立ち止まった。その後ろには,赤や赤茶や白の馬もいた。
9 それで私は言った。「これらの馬に乗っている人たちは誰なのでしょうか」。
私と話していた天使は答えた。「これらの人が誰なのか,教えましょう」。
10 するとギンバイカの木々の間で立ち止まっていた人が言った。「これらの人は,地上を巡回するようにとエホバから遣わされました」。 11 それらの人は,ギンバイカの木々の間に立っていたエホバの天使に言った。「地上を巡回してきました。どこも静かで平穏です+」。
12 エホバの天使は言った。「大軍を率いるエホバ,あなたはいつまでエルサレムとユダの町々に憐れみを示されないのでしょうか+。この70年間,あなたは憤っておられます+」。
13 エホバは,私と話していた天使に,優しい慰めの言葉で答えた。 14 それから,私と話していた天使が私に言った。「大声で言いなさい。『大軍を率いるエホバはこう言っています。「私はエルサレムとシオンを愛してやまない。私の愛は非常に熱い+。 15 安楽にしている国々については憤っている。私の憤りは激しい+。なぜなら,私はわずかに憤っただけだったにもかかわらず+,それらの国々がもたらした災難は行き過ぎたものだったからだ+」』。
16 それでエホバはこう言っています。『「私は憐れみを抱いてエルサレムに戻り+,私の家がそこに建てられる+。測り綱がエルサレムの上に伸ばされる+」と,大軍を率いるエホバは宣言する』。
17 もう一度大声で言いなさい。『大軍を率いるエホバはこう言っています。「私の町々は再び良いものであふれるようになる。エホバは再びシオンを慰め+,再びエルサレムを選ぶ+」』」。
18 それから私が目を上げると,4本の角が見えた+。 19 それで,私と話していた天使に,「これらは何ですか」と尋ねた。彼は,「ユダ+とイスラエル+とエルサレムを追い散らした角です+」と答えた。
20 さらにエホバは私に4人の職人を見せた。 21 私は,「これらの人は何をしに来るのですか」と尋ねた。
すると,「それらの角は,ユダを追い散らして,誰も頭を上げられないようにした角です。一方,これらの人たちは,角をおびえさせるために来ます。ユダに向かって角を上げて追い散らそうとする国々の角を投げ倒すために来るのです」という答えが返ってきた。
2 私が目を上げると,測り綱を手にした人が見えた+。 2 私は,「どこに行くのですか」と尋ねた。
その人は,「エルサレムを測りに行きます。幅と長さを調べるためです」と答えた+。
3 すると,私と話していた天使が出ていき,別の天使がその天使に会いに行って, 4 こう言った。「あちらに走っていって,あの若者に言いなさい。『「エルサレムには人と家畜が多くなるので,そこは城壁のない町のようになる+。 5 私がそこを囲む火の城壁になり+,そこに私の栄光があるようにする+」と,エホバは宣言しています』」。
6 「『さあ,来なさい! 北の土地から逃げなさい+』とエホバは言っています。
『私はあなたたちを四方*に散らした+』とエホバは宣言しています。
7 シオンよ,来なさい! バビロン*に住んでいる人よ,逃げなさい+。 8 大軍を率いるエホバは,栄光をお受けになった後,あなたたちから略奪していた国々に私をお遣わしになりました+。その方はこう言っています。『あなたたちに触れる者たちは私の瞳*に触れているのである+。 9 私は今,彼らに向かって手を振りかざす。彼らは自分の奴隷たちに略奪される+』。あなたたちは,大軍を率いるエホバが私を遣わしたことを必ず知ります。
10 エホバは宣言しています。『シオン*よ,歓声を上げなさい+。私は行って+,あなたの中に住むからだ+。 11 その日,多くの国の人々がエホバのもとに来て+,私の民となる。私はあなたの中に住む』。あなたは,大軍を率いるエホバが私をあなたのもとに遣わしたことを知ります。 12 エホバは,聖なる土地でユダをご自分の分として所有し,エルサレムを再び選びます+。 13 全人類よ,エホバの前で黙っていなさい。その方は聖なる住まいから立ち上がったからです」。
3 それから私は,大祭司ヨシュア+がエホバの天使の前に立っているのを見せられた。サタン+が,ヨシュアを妨害しようとしてヨシュアの右側に立っていた。 2 エホバの天使がサタンに言った。「サタン,エホバがあなたを叱責されますように+。エルサレムを選んだエホバ+があなたを叱責されますように。このヨシュアは,火の中からつかみ出された燃える丸太なのです!」
3 ヨシュアは,汚れた服を着て天使の前に立っていた。 4 天使は前に立っている者たちに,「彼の汚れた服を脱がせなさい」と言った。それからヨシュアに言った。「私はあなたの過ち*を取り除きました。あなたはきちんとした服*を着ます+」。
5 私は,「彼の頭に清いターバンを巻いてください+」と言った。すると,そこにいた者たちがヨシュアの頭に清いターバンを巻き,服を着せた。エホバの天使はそばに立っていた。 6 エホバの天使はヨシュアに宣言した。 7 「大軍を率いるエホバはこう言っています。『あなたが私の道を歩み,私の前で責務を果たすなら,あなたは私の家で裁判人として仕え*+,私の庭を管理する*ことになる。私はあなたに,ここに立っている者たちと同じように,私のいる所に自由に来ることを許す』。
8 『大祭司ヨシュア,あなたもあなたの前に座る祭司たちも,どうか聞いてほしい。あなたたちはしるしだからである。私は,私に仕える+「芽+」を連れてくる! 9 私がヨシュアの前に置いた石を見なさい! この1つの石に7つの目がある。私はこれに彫り込みをする。そして,この土地の罪を1日のうちに取り去る』と,大軍を率いるエホバは宣言しています+。
10 『その日,あなたたちは皆,自分のブドウの木やイチジクの木の下に来るよう隣人を招く』と,大軍を率いるエホバは宣言しています+」。
4 私と話していた天使が戻ってきて,眠っている人を起こすときのように,私を目覚めさせた。 2 それから私に言った。「何が見えますか」。
私は言った。「全体が金でできているランプ台+が見えます。台の上部に鉢があります。台の上には7つのランプ+があります。7つです。台の上にあるランプには7本の管が付いています。 3 そして,横には2本のオリーブの木+があって,1本は鉢の右に,1本は鉢の左にあります」。
4 私は,私と話していた天使に尋ねた。「これらのものは何を表しているのでしょうか」。 5 すると,私と話していた天使は尋ねた。「これらのものが何を表しているか,分からないのですか」。
私は,「分かりません」と答えた。
6 彼は言った。「ゼルバベルへのエホバの言葉はこうです。『「軍隊によるのでも,人間の力によるのでもなく+,私の聖なる力*によるのである+」と大軍を率いるエホバは言う。 7 大きな山よ,あなたは何者か。ゼルバベル+の前で,あなたは平ら*になる+。彼が頭石*を持ってくると,「素晴らしい! 素晴らしい!」という叫び声が上がる』」。
8 エホバは再び私に言った。 9 「ゼルバベルがこの家の土台を据えた+。彼が家を完成させる+」。あなたは,大軍を率いるエホバが私をあなたたちのもとに遣わしたことを知る。 10 「小さな始まり*の日を軽く見たのは誰か+。民は,ゼルバベルの手に下げ振り*があるのを見て,喜ぶ。エホバの7つの目もそれを見る。その目は地上全体に行き届いている+」。
11 私は天使に尋ねた。「ランプ台の右と左にあるこの2本のオリーブの木は何を表しているのですか+」。 12 私は再び尋ねた。「2本の金の管で金色の油を注いでいる2本のオリーブの木の枝*は何を表しているのですか」。
13 すると彼は尋ねた。「これらのものが何を表しているか,分からないのですか」。
私は,「分かりません」と答えた。
14 彼は言った。「これらは,全世界の主のそばに立つ2人の選ばれた者*を表しています+」。
5 私が再び目を上げると,巻物が飛んでいるのが見えた。 2 天使は私に言った。「何が見えますか」。
私は答えた。「巻物が飛んでいるのが見えます。その長さは10メートルほど,幅は5メートルほどです」。
3 彼は言った。「それは地上全体の上に出ていく災いです。一方の面に,盗むなら災いを受ける+と書かれているのに,盗む人が皆,処罰されないでいるから,また,もう一方の面に,偽りの誓いをするなら災いを受ける+と書かれているのに,偽りの誓いをする人が皆,処罰されないでいるからです。 4 大軍を率いるエホバは宣言しています。『私がそれを送り込んだ。それは,盗む人の家と,私の名によって偽りの誓いをする人の家に入る。それは家の中にとどまり,家を材木や石もろとも滅ぼし尽くす』」。
5 私と話していた天使は前に出て,私に言った。「目を上げて,何が出ていくか見てください」。
6 私は,「これは何ですか」と尋ねた。
彼は「これは,出ていく計量容器*です」と答え,さらに,「これは地上*全体の人々の状態です」と言った。 7 それから,鉛の丸いふたが持ち上げられるのが見えた。すると,容器の中に女性が座っていた。 8 彼は,「この女性は『邪悪』といいます」と言った。彼は女性を計量容器の中に押し戻し,鉛のふたを容器の口に押し付けるようにしてかぶせた。
9 私が目を上げると,2人の女性が来るのが見えた。2人は風を受けて飛んでいて,コウノトリの翼のような翼があった。2人は計量容器を天と地の間に持ち上げた。 10 私は,私と話していた天使に尋ねた。「2人は計量容器をどこに持っていくのですか」。
11 彼は答えた。「シナル*+です。あの女性のためにそこに家を建てるのです。家が出来上がると,女性はそこに置かれます。彼女にふさわしい場所です」。
6 私が再び目を上げると,4両の兵車が2つの山の間から出てくるのが見えた。それらの山は銅の山だった。 2 1番目の兵車には赤い馬が並び,2番目の兵車には黒い馬が並んでいた+。 3 3番目の兵車には白い馬が並び,4番目の兵車には,ぶちの馬,まだらの馬が並んでいた+。
4 私は,私と話していた天使に尋ねた。「これらは何でしょうか」。
5 天使は私に答えた。「これらは天の4つの勢力+で,全世界の主の前に立った後に出ていきます+。 6 黒い馬の兵車は北の土地に向かって出ていき+,白い馬は海の向こうに出ていき,ぶちの馬は南の土地に向かって出ていきます。 7 まだらの馬は地上を駆け巡るために勇んで出ていきます」。それから天使は,「さあ,地上を駆け巡りなさい」と言った。すると,馬たちは地上を駆け巡りだした。
8 彼は私に向かって叫び,こう言った。「見なさい。北の土地に向かって出ていった馬は,北の土地に対するエホバの気持ちを静めました」。
9 エホバは再び私に言った。 10 「ヘルダイとトビヤとエダヤから,捕囚にされた人々の所から持ってきた物を受け取りなさい。その日,あなたはバビロンから来た人たちと一緒に,ゼパニヤの子ヨシヤの家に行かなければならない。 11 あなたは銀と金を取って冠*を作り,エホツァダクの子である大祭司ヨシュアの頭に載せなければならない+。 12 そしてヨシュアにこう言いなさい。
『大軍を率いるエホバはこう言っている。「『芽+』という名の者がいる。その者は自分の場所で芽を出し,エホバの神殿を建てる+。 13 彼はエホバの神殿を建て,威光を帯びる。彼は王座について治め,王座にいながら祭司ともなる+。その2つ*の間には調和がある。 14 冠*は,ヘレム,トビヤ,エダヤ+,ゼパニヤの子ヘンが行ったことの記念*として,エホバの神殿の中に置かれる。 15 そして遠くの人たちがやって来て,エホバの神殿の建設に加わる」。あなたたちは,大軍を率いるエホバが私をあなたたちのもとに遣わしたことを知る。あなたたちがエホバ神の言うことを聞いて従うなら,そのようになる』」。
7 ダリウス王の治世の第4年,第9の月つまりキスレウ*の月の4日に,エホバはゼカリヤ+に言葉を伝えた。 2 ベテルの人たちは,エホバの恵みを求めようとして,シャルエツェルと,レゲム・メレクとその部下たちを送り出し, 3 大軍を率いるエホバの家*の祭司たちと預言者たちにこう尋ねさせた。「これまで私たち*が何年もしてきたように,第5の月+に泣き悲しんで食事を控えるべきでしょうか」。
4 大軍を率いるエホバが再び私に言った。 5 「この土地の民全てと祭司たちに言いなさい。『あなたたちは,70年にわたって+第5の月と第7の月+に断食をして泣き叫んだ時,本当に私のために断食をしたのか。 6 食べて飲む時も,自分のために食べて飲んだのではないか。 7 エルサレムと周辺の町に人が住んでいて平和であり,ネゲブにもシェフェラにも人が住んでいた頃,エホバが当時の預言者たちを通して伝えた言葉に,あなたたちは従うべきではないか+』」。
8 エホバは再びゼカリヤに言った。 9 「大軍を率いるエホバはこう言う。『正しく公正に裁きなさい+。揺るぎない愛+と憐れみを示し合いなさい。 10 やもめや父親のいない子供*+,外国人+や貧しい人からだまし取ってはならない+。互いに対して心の中で悪をたくらんではならない+』。 11 彼らは注意を払おうとせず+,頑固に背を向け+,耳をふさいで聞こうとしなかった+。 12 心をダイヤモンド*のように硬くし+,大軍を率いるエホバが聖なる力によって当時の預言者たちを通して伝えた律法*や言葉に従わなかった+。そのため,大軍を率いるエホバの激しい憤りが向けられた+。
13 大軍を率いるエホバは言う。『彼らは,私が呼んでも聞かなかった+。それで私も,彼らが呼んでも聞かなかった+。 14 私は彼らを,知らない国々の中に暴風で散らした+。彼らが去った土地は荒廃したままになり,通り過ぎる人も戻ってくる人もいない+。彼らはその美しい土地を,人々が見聞きすると恐怖を抱くような場所に変えてしまったのである』」。
8 大軍を率いるエホバは再び言った。 2 「大軍を率いるエホバはこう言う。『私はシオンを愛してやまない。私の愛は非常に熱い+。私は彼女を愛してやまない。私の憤りは激しい』」。
3 「エホバはこう言う。『私はシオンに戻り+,エルサレムに住む+。エルサレムは真実*の都市と呼ばれ+,大軍を率いるエホバの山は聖なる山と呼ばれることになる+』」。
4 「大軍を率いるエホバはこう言う。『エルサレムの広場には再び年老いた人たちが座る。長寿のため,皆,つえを手にしている+。 5 また,都市の広場は,遊ぶ子供たちであふれる+』」。
6 「大軍を率いるエホバはこう言う。『その時,この民の残っている人たちにとっては難し過ぎるように思えるかもしれない。だからといって,私にとっても難し過ぎるのだろうか』と,大軍を率いるエホバは宣言する」。
7 「大軍を率いるエホバはこう言う。『私は,東と西の土地*から私の民を救い出す+。 8 私は彼らを連れてくる。彼らはエルサレムに住む+。彼らは私の民となり,真実の*神,正しい神である私が彼らの神となる+』」。
9 「大軍を率いるエホバはこう言う。『預言者たちから今この言葉を聞いている人たち+,勇気を出し*なさい+。この言葉は,神殿を建てるため,大軍を率いるエホバの家の土台が据えられた日に語られたのと同じ言葉である。 10 その時より前,人も家畜も,働いても報われなかった+。敵のせいで安全に旅をすることができなかった。私は,皆がぶつかり合うままにしていたからである』。
11 大軍を率いるエホバは宣言する。『しかし今は,この民の残っている人たちを以前のように扱うことはしない+。 12 平和の種がまかれる。ブドウの木が実を付け,大地に実りがあり+,天は露をもたらす。私はこの民の残っている人たちにこの全てを与える+。 13 ユダの民とイスラエルの民よ,あなたたちは国々の間で不幸の象徴だったが+,私はあなたたちを救い,あなたたちは祝福の象徴となる+。恐れてはいけない+! 勇気を出し*なさい+』。
14 大軍を率いるエホバはこう言う。『大軍を率いるエホバは言う。「あなたたちの父祖が私を憤らせたので,かつて私はあなたたちに災いをもたらすと決め,決定を変え*なかった+。 15 今度は,エルサレムとユダの民に良いことを行うと決めた+。恐れてはいけない+!」』
16 『あなたたちは次のようにすべきである。真実を語り合いなさい+。門の所での裁きに真実と平和があるようにしなさい+。 17 互いに対して心の中で,災いとなることをたくらんではいけない+。偽りの誓いをして*はいけない+。これらはどれも私が憎むことである+』と,エホバは宣言する」。
18 大軍を率いるエホバは再び私に言った。 19 「大軍を率いるエホバはこう言う。『第4の月の断食+,第5の月の断食+,第7の月の断食+,第10の月の断食+は,ユダの民にとって歓喜と喜びの時,喜びの祭りとなる+。だから,真実と平和を愛しなさい』。
20 大軍を率いるエホバはこう言う。『国々と多くの町の住民がやって来る時が来る。 21 1つの町の住民が別の町の住民の所に行って,「さあ,誠実な心でエホバに恵みを求めに行こう。大軍を率いるエホバに仕えよう。私も一緒に行く」と言う+。 22 多くの人々や強い国々が,大軍を率いるエホバに仕えるため,エホバに恵みを求めるため,エルサレムにやって来る+』。
23 大軍を率いるエホバはこう言う。『その時,あらゆる言語の国々から来た10人の人+が,1人のユダヤ人の長い服*をつかむ。しっかりつかんで,「あなたたちと一緒に行かせてほしい+。神があなたたちと共にいる,と聞いたからだ」と言う+』」。
9 宣告。
11 「レバノンよ,あなたの扉を開け。
火があなたの杉林を焼き尽くす。
4 私の神エホバはこう言う。『ほふられ*ようとしている羊の群れを世話しなさい+。 5 買い手たちはそれらをほふっても+,罪に問われない。売り手たちは+,「これでもうかるぞ。エホバが賛美されますように」と言う。牧者たちは,羊たちをかわいそうに思うこともない+』。
6 『私はこの土地の住民をもう思いやることはしない。私は誰もが隣人の手や王の手に落ちるようにする。彼らはこの土地を荒らすが,私は誰も救い出さない』とエホバは宣言する」。
7 私は,ほふられようとしている羊の群れを世話し始めた+。群れの苦しんでいる羊たちよ,あなたたちのためだ。私は2本のつえを取って,一方を「好意」と呼び,もう一方を「結束」と呼び+,群れを世話し始めた。 8 私は1カ月のうちに3人の牧者をやめさせた。彼らに我慢できなくなったからだ。彼らも私をひどく嫌っていた。 9 私は言った。「私はあなたたちを世話し続けることはしない。死にそうなものは死ねばよい。息絶えそうなものは息絶えればよい。残されるものたちは互いの肉を食らうがよい」。 10 私は「好意+」のつえを取って,そのつえを切り,民と結んだ契約を破棄した。 11 その日に契約は破棄された。私を見ていた苦しむ羊たちは,エホバが語った言葉だと悟った。
12 私は,「良いと思われるなら,報酬を下さい。良いと思われなければ,結構です」と彼らに言った。すると彼らは,報酬として銀30枚を私に支払った+。
13 エホバは私に言った。「それを宝物庫に投げ入れなさい。彼らが私を査定したその大層な額を+」。それで私は銀30枚を取って,エホバの家の宝物庫に投げ入れた+。
14 それから私はもう1本のつえである「結束+」を切り,ユダとイスラエルの兄弟の絆を断った+。
15 エホバは私に言った。「愚かな*牧者+の道具を取りなさい。 16 私はこの土地に牧者が立つようにする。その牧者は,息絶えそうな羊を介抱しない+。若い羊を捜さず,けがをした羊を手当てせず+,しっかり立つ羊に食物を与えない。肥えた羊の肉にかぶりつき+,羊のひづめをもぎ取る+。
12 宣告。
2 「私はエルサレムを,周囲のあらゆる民をふらつかせる杯*とする。ユダが,エルサレムが包囲される+。 3 その日,私はエルサレムをあらゆる民にとって重い*石とする。それを持ち上げる者は皆,必ず重傷を負う+。地上のあらゆる国がエルサレムを攻めに集まる+」。 4 エホバは宣言する。「その日,私は全ての馬を打って混乱させ,乗り手を打って気を狂わせる。私はユダの民を見守り,国々の全ての馬を打って失明させる。 5 ユダの首長*たちは心の中で,『エルサレムの住民は,大軍を率いる神エホバのゆえに私の力だ+』と言う。 6 その日,私はユダの首長たちを,まきの間の火の燃えるつぼのように,刈り取って並べた穀物の間の燃えるたいまつのようにする+。彼らは,右に左に周囲のあらゆる民を焼き尽くす+。そしてエルサレムの住民は自分の都市エルサレムに再び住む+。
7 エホバはまずユダの天幕を救う。ダビデの子孫とエルサレムの住民がユダに比べて美しくなり*過ぎないようにするためである。 8 その日,エホバはエルサレムの住民を守る+。その日,彼らの中の最も弱い*人はダビデのようになり,ダビデの子孫は神のように,彼らの前を行くエホバの天使のようになる+。 9 その日,私はエルサレムを攻めに来る国々全てを必ず滅ぼす+。
10 私は聖なる力をダビデの子孫とエルサレムの住民に注ぐ。彼らは私の好意を得,祈願を捧げる。彼らは自分たちが刺し通した人を見つめ+,独り子について泣き叫ぶかのように泣き叫び,長男について悲しむかのようにひどく悲しむ。 11 その日,エルサレムの泣き叫ぶ声は,メギド+の平原のハダドリモンの泣き叫ぶ声のように大きくなる。 12 この土地は一族ごとに泣き叫ぶ。ダビデ氏族は自分たちだけで泣き叫び,女性たちは女性たちだけで泣き叫ぶ。ナタン+氏族は自分たちだけで泣き叫び,女性たちは女性たちだけで泣き叫ぶ。 13 レビ+族は自分たちだけで泣き叫び,女性たちは女性たちだけで泣き叫ぶ。シムイ+氏族は自分たちだけで泣き叫び,女性たちは女性たちだけで泣き叫ぶ。 14 残りの全ての氏族も,各氏族が自分たちだけで泣き叫び,女性たちは女性たちだけで泣き叫ぶ。
13 その日,ダビデの子孫とエルサレムの住民のために,罪と汚れを清める井戸が掘られる+」。
2 大軍を率いるエホバは宣言する。「その日,私はこの土地から偶像の名を消し去る+。それらの名は思い出されることはない。私はまた,この土地から預言者と汚れの力を除き去る+。 3 それでもなお預言する人がいれば,生みの親である父と母がその人に,『あなたは生きられない。エホバの名によってうそを語ったからだ』と言う。そして,生みの親である父と母は,その人が預言するゆえにその人を刺し通す+。
4 その日,どの預言者も,預言しては,自分の幻のことで恥をかく。そして,毛の職服+を着て人を欺こうとしたりはせず, 5 『私は預言者ではない。耕作人だ。若い時に買われたのだ』と言う。 6 『体の傷はどうしたのか』と誰かに聞かれたら,『友達*の家で付けられた傷だ』と答えることになる」。
9 私はその3分の1を火の中に通す。
銀を精錬するかのように彼らを精錬し,
金を試すかのように彼らを試す+。
彼らは私の名を呼び,私は答える。
私は『彼らは私の民+』と言い,
彼らは『エホバは私たちの神』と言う」。
14 「その日が来る。エホバの日である。あなた*から奪った物があなたのただ中で分けられる。 2 私はあらゆる国を戦いのために集めて,エルサレムを攻めさせる。都市は攻略され,家々は略奪に遭い,女性たちは犯される。都市の半分は連れ去られるが,残りの民は都市から連れ去られることはない。
3 エホバは出ていって,戦闘の日に戦うときのように+,それらの国と戦う+。 4 そしてその日,エルサレムの東に面するオリーブ山+に足を据えて立つ。オリーブ山は東*から西*に向かって半分に裂け,非常に大きな谷ができる。山の半分は北に移り,半分は南に移る。 5 あなたたちは私の山の間の谷に逃げる。その山の間の谷はアツェルにまで広がる。あなたたちは,ユダのウジヤ王の時代に地震で逃げた時と同じように逃げる+。エホバ神は来る。全ての聖なる者たちが神と共にいる+。
6 その日,貴重な光はなくなり+,物は凍り付く*。 7 その日は,エホバの日として知られる日となる+。昼も夜もない。晩になっても光がある。 8 その日,生きた水+がエルサレムから出て+,半分は東の海*に+,半分は西の海*に+流れる。夏も冬もそうなる。 9 エホバは地上全体の王となる+。その日,エホバだけが神となり+,その名だけが呼ばれることになる+。
10 ゲバ+からエルサレムの南のリモン+まで,全土がアラバ*+のようになる。エルサレムは自分の場所にそびえ立ち,『ベニヤミンの門+』から『第一の門』や『隅の門』にまで,『ハナヌエルの塔+』から王のブドウ搾り場にまで,人が住むようになる+。 11 民がそこに住み,滅びるよう定められることは二度とない+。エルサレムに安心して住むのである+。
12 エルサレムに戦いを仕掛ける人々全てに,エホバは神罰を下す+。彼らの肉体は自分の足で立っているうちに腐り,目はくぼみの中で腐り,舌は口の中で腐る。
13 その日,エホバによる混乱が彼らの間に広がる。どの人も友の手をつかみ,友の手に対して手を上げる*+。 14 ユダもエルサレムでの戦いに加わる。周囲の国全ての富,金と銀と衣服が大量に集められる+。
15 そして,その神罰と同じような神罰が,馬,ラバ,ラクダ,ロバ,宿営にいる家畜全てに下る。
16 エルサレムに攻めに来たあらゆる国のうちの残っている人は皆,毎年上っていって+,大軍を率いる王エホバにひれ伏し*+,仮小屋の祭りを祝う+。 17 地上の家族のうち,エルサレムに上っていって大軍を率いる王エホバにひれ伏さない人の上には,雨が降らない+。 18 エジプトの人々が上って入ってこないなら,その人たちの上にも雨は降らない。仮小屋の祭りを祝いに上ってこない国々を処罰するエホバの神罰が下ることになる。 19 これが,エジプトの罪と,仮小屋の祭りを祝いに上ってこない国々の罪に対する処罰である。
20 その日,馬の鈴に,『神聖さはエホバのもの+』と記される。また,エホバの家の鍋+は祭壇の前の鉢+のようになる。 21 エルサレムとユダの鍋は全て聖なるものとなり,大軍を率いるエホバのものとなる。犠牲を捧げる人が皆,入ってきて,煮るためにそれらを使う。その日,大軍を率いるエホバの家にカナン人*はもういなくなる+」。
意味,「エホバは覚えた」。
付録B15参照。
直訳,「天の4つの風」。
直訳,「バビロンの娘」。
または,「眼球」。
直訳,「シオンの娘」。
または,「罪」。
または,「正装着」。
または,「私の民を裁き」。
または,「任される」,「守る」。
用語集参照。
または,「平地」。
または,「かさ石」。
または,「小さなこと」。
直訳,「石,スズ」。
実がなっている木の枝のこと。
直訳,「油の子たち」。
直訳,「エファ」。ここでは22リットルが入る容器を指す。付録B14参照。
または,「この土地」。
バビロニアのこと。
または,「豪華な冠」。
統治者と祭司の役割のこと。
または,「豪華な冠」。
または,「を思い起こさせるもの」。
付録B15参照。
または,「神殿」。
直訳,「私」。
または,「孤児」。
もしかすると,「硬い石」。
または,「指示」。
または,「忠実」。
または,「日が昇る土地と日が沈む土地」。
または,「信頼できる」。
直訳,「手を強くし」。
直訳,「手を強くし」。
または,「悔やま」。
直訳,「を愛して」。
または,「服の端」。
または,「要塞」。
もしかすると,「海で打ち倒す」。
部族の長のこと。
または,「前哨」。
または,「監督官」。
民の苦悩を見たということだと考えられる。
直訳,「シオンの娘」。
直訳,「エルサレムの娘」。
または,「勝利した」,「救われた」。
または,「雄ロバ」。
ユーフラテス川のこと。
もしかすると,「エルサレム」。直訳,「あなた」。
矢として,ということ。
または,「家の神」,「偶像」。
または,「怪異なこと」,「神秘的なこと」。
直訳,「雄ヤギ」。
直訳,「隅の塔」。長,重要人物の比喩表現。
直訳,「杭」。統治者,要となる人の比喩表現。
直訳,「買い戻す」。
ブナ科の木と思われる。
または,「殺され」。
または,「役に立たない」。
または,「息」。
または,「鉢」。
または,「重荷の」。
部族の長のこと。
または,「輝き」。
直訳,「つまずく」。
または,「私を愛する人たち」。
または,「羊たち」。
または,「死ぬ」。
2節に出てくる都市のこと。
または,「日の出の方向」。
直訳,「海」。
または,「動かなくなる」。寒さで固まるかのように動かなくなる,ということ。
死海のこと。
地中海のこと。
用語集参照。
または,「1人が別の1人を攻撃する」。
または,「を崇拝し」。
もしかすると,「商人」。