写真(左)は紀元前3世紀か2世紀のものとされる青銅の鏡で,挿絵(右)は西暦1世紀にそうした鏡がどのようなものだったかを示している。コリントの職人が作った青銅の製品の中には,高品質で知られた鏡もあった。しかし,古代の金属の鏡は今日のガラスの鏡ほど映りが鮮明ではなかった。パウロはコリント第一の手紙で,金属の鏡で見ることと顔と顔を合わせるかのようにはっきり見ることを対比している。(コ一 13:12)
クレジット:
The Metropolitan Museum of Art, New York/Purchase, 1896/www.metmuseum.org
関連聖句:
コ一 13:12