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目ざめよ! 1970
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法と秩序を求める声

今あなたは,20年前,否,5年前と比べてさえ,自分の安全を脅かすものがより大きくなったと感じますか。暗くなってから街路を歩くことを,前より不安に感じますか。お子さんの身の上を,以前より心配されますか。家の戸じまりの必要を,昔よりも意識されますか。

今,世界のたいていの人は,このような質問に肯定の答えをします。いたる所で,犯罪や暴力行為がふえ,人の身に及ぶ危険が増大しているからです。

なるほどあなたご自身は,賊に襲われたり,暴行を受けたり,強盗に会ったりしたことがないかもしれません。しかし,そのような経験をする人はしだいに多くなっています。

このことは大都市において特にそうです。タイム誌はこう述べました。「夜間に街路を歩いて少しも不安を感じないような大都市は一つもないであろう」。ある人は,1969年5月20日付ニューヨーク・タイムズ紙に寄せた手紙の中で,こう書いています。

「わたしたちの町において,襲撃事件が毎日何百件,何千件と起きていることを知り,わたしは,自分と仲間のニューヨーク市民の置かれた状態に,深い悲しみを感じます。……

「冷たくとがった鋭い刃物を,顔からわずか数センチのところに突きつけられた経験のある人なら,人間的な信頼感をいだいて見知らぬ男の顔を見ることはもうできなくなるでしょう。わたしはそのような経験を2度もしました。この町で夜間に出歩く人は,敵地にひとり残された兵士のような恐怖を感じ,時には白昼にそうした気持ちになることさえあります」。

これに暴動,学生の騒乱などを加えれば,最近の一調査において,その対象となった人の81パーセントが,「法と秩序は乱れている」ということばに同意した理由もうなずけるでしょう。このことは地上のどこの国でも,おおむね似たような状態になっています。アメリカのコロンビア放送会社社長は語りました。

「社会の規律はくずれつつある。……この混乱ぶりは悲惨であるが,ジェームズ・レストンが書いたとおり,『今日の世界で最大のできごと』となっているのだ」。

同社長はまた,問題をつきつめれば,「法と秩序を守るかどうかというごく簡単な事柄」になると述べました。

法と秩序。今日,人々が叫び求めているのはこれです。しかし,法と秩序が守られるとはどういうことですか。多くの人,そしておそらくあなたにとっても,それは,襲撃,強盗,強姦などの不安を感じずに街路を歩けるような状態を意味しているでしょう。それは自分の家財や仕事を人にそこなわれないような状態でもあるでしょう。

しかし,すべての人がそのように考えていますか。

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