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目ざめよ! 1970
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占いの流行

あなたは最近,近所の人,職場の仲間,またラジオやテレビに出る人などが,何年か前より星占いについて多くを語るようになったことにお気づきですか。星占いに関係したことばがそうした人々の口から何度ももれ,しかも真実らしく語られます。また占星術に関する本,雑誌,新聞記事などが多くなったことにも気づいておられるかもしれません。星占いが流行していることは確かです。

アメリカについて見ると,占星術の信奉者がざっと1,000万人おり,星占術に手を出している人がほかに4,000万人もいます。その多くは女性です。英国では人口の3分の2が星占い用の天宮図を読んでいます。ドイツでは星占いにたよる人が1,800万人もおり,フランス人は占星術者その他の占い師に毎年2,000億円以上も払っています。そして最近の一調査によると,フランス人の58%は十二宮図のうち自分と関係のある記号を知っており,53%は自分の天宮図を毎日見ています。

20年前,紙面にその日の天宮図を載せるアメリカの日刊紙は100に満ちませんでした。しかし今日ではざっと1,200紙を数えます。かつては本屋の店先でほこりをかぶった占星術関係の雑誌が,今ではどんどん売れています。アメリカの場合,その種の雑誌が年々幾百万部も売れています。フランスの占星術関係の一雑誌は毎号40万部も発行されています。学生相手の書店の中には占星術関係の書棚を広げたところもあります。大学生の間で星占いに対する興味が増しているからです。

ニューヨークのテレビ放送局WPIX-TVは,プログラムの合い間に星占い用の十二宮図を出したところ,かなり人気があることを知り,星占い師を雇って毎週30分の星占い番組を作ることにしました。占星術の人気が高まっていることは,星占いで使う記号が種々の商品に利用されている点にも表われています。ガラス製品・装身具・子供の衣類・便せん類などに星占いの記号をごらんになったかたもあるでしょう。

星占いにたよる人が多いため,それに答えるのに電子計算機さえ採用されています。1966年には,星占い用の十二宮図およびその判読結果を計算機で書き出すための会社が設立されました。判読文は最高1万5,000語にも及び,この商売がりっぱに成功していることは,占星術に対する世の関心のほどを示しています。この会社の業務は,アメリカの350のデパートを通じてなされ,ひと月1万5,000人がその客となっています。この業務について宣伝しているあるデパートは星占いにたよる客を一週間に500人扱ったこともあります。

客は一回の相談に20ドル(7,200円)払い,自分の性格,健康,異性関係,またその後1年間のことなどに関し占星術が示すとされる事柄について書き出したものを10日ほどのうちに受け取るしくみです。

この商売はたいへんにあたり,会社設立後3年目の1969年には180万ドル(約6億5,000万円)の売り上げがありました。現在ではその業務をカナダと英国に拡張しようとしています。

ほかの占い師にとっても星占いは魅力のある商売です。たとえば,映画俳優の間で人気のある一占星術師は年収10万ドル(3,600万円)以上をあげるとされています。

インドにおいても占星術は昔ながらの人気を保っています。星占いはヒンズー教徒の生活の中に深くしみ込んでおり,インドの共産主義者の中には候補者の指名推薦の日取りを十二宮図の縁起を見て決める者さえいます。

セイロンでは,自分の娘に適したむこを求める親たちの広告が毎日の新聞にのり,そこでも占星術が大きな役割を果たしています。娘の親は求婚者に自分の十二宮図を持って来ることを求め,それを娘の十二宮図と比べてその縁談が“好ましい”かどうかを決めるのです。これはインドでも同じです。

他のアジア諸国でも占星術は人々の生活に少なからぬ影響を与えています。しかし,西欧諸国を含め,占星術に関心をもつ人がふえているのはなぜですか。占星術はどんなものを提供するのですか。それはしるされた神のみことばである聖書と両立するものですか。

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