変化した壁の標語
● インドネシアのあるイスラム教徒の家の壁には,「コーランを毎日読みなさい」というアラビア語の標語が書かれていました。エホバの証人の一奉仕者は,ものみの塔協会の雑誌を配布したその家を再び訪問して,「失楽園から復楽園まで」と題する本を用いて家庭聖書研究を始めました。ところが今ではその家の壁には,「聖書を毎日読みなさい」「『あなたがたはわたしの証人である』とエホバは言われる」その他の標語が書かれています。3か月間聖書研究した後,その家の主人は自分の家を会衆の書籍研究のための場所として提供しました。その人は音楽家なので,自分の7人の子どもたちに王国の歌を教えました。現在,その家族は真理のうちにそろって良い進歩を遂げています。
― エホバの証人の1971年度年鑑より