やぶへびに終わったプロテスタント教会の反対
● インドネシアにおける人々を弟子とするわざは,プロテスタント教会の指導者たちの憤りを買っています。彼らはエホバの証人を非難するパンフレットを配布し,政府および軍当局を動かしてエホバの証人のわざを禁止させようとやっきになっています。戸別伝道を行なっていたある男の伝道者は,A市の軍事法廷の裁判長を勤める回教徒に証言しました。伝道者の証言を聞いたその裁判長は,エホバの証人の活動を禁止してほしいと同地方のプロテスタント教会の指導者たちから訴えられているということを伝道者に告げました。裁判長がそれら宗教指導者たちに,「エホバの証人の神はプロテスタントの神と違うのですか」と尋ねたところ,「違います。エホバの証人は唯一の神を信じていますが,わたしたちの神は三位一体の神です」と彼らは答えました。裁判長は答えて言いました。「みなさんのお持ちの聖書の中で私はそのような神について読んだことがありません。唯一の神だけを信じているという理由でエホバの証人の活動をやめさせたいと思うのでしたら,みなさんは回教徒の活動をもやめさせたほうがよいでしょう。なぜなら,私たちもやはり唯一の全能の神を信じているからです」。そして,この国はキリスト教あるいはプロテスタント教会の国ではないばかりか,国の法律の下に,各人は自分の好きな宗教を奉ずることが許されていることを指摘しました。さらに,彼は,エホバの証人の行なっている教育活動に対する感謝の意を表わし,また,子どもたちが教師や親に対してもはや敬意を示さなくなっているので,教師のところに行って,教師が子どもたちを教えるのを助けてはどうかとそれら宗教指導者たちに提案しました。