わたしたちの神に賛美の歌をささげる
● 学校でわたしたちの神エホバに賛美の歌をささげるのに,キリスト教世界の賛美歌を用いるべきではありません。ジャマイカのあるエホバの証人の若い伝道者は女の校長先生からエホバの証人が神を崇拝する際にうたう歌について尋ねられました。その女生徒は,「心に音楽をかなで歌いつつ」と題するエホバの証人の歌の本をその先生への贈物として持って行き,112番の歌の題名の上に自分で書いておいたコリント前書 8章5節,出エジプト記 6章3節,詩篇 83篇18節を説明しました。校長先生は秘書にその歌のどれかを知っているかどうか尋ねましたが,もとより彼女は知りませんでした。その生徒は,歌の本から歌を一つうたってほしいと言われたので「我らはたれに属する者か」という題の112番の歌を選びました。それを聞いた校長先生と秘書は歌詞とメロディーの美しさにたいへん喜び,その贈物に対し生徒に感謝しました。その後,秘書が仕事をしながら,そのしらべをハミングしているのが聞かれました。
― エホバの証人の1971年度年鑑より