恐れを知らない子ども
● オーストラリアに住むエホバの証人のある監督奉仕者の6歳になるむすこは,学校で国旗掲揚や国歌をうたう問題について恐れを知らない確固とした立場を取ることで有名でしたが,年末にクラスでクリスマス・パーティーが催されたさいに,その真実さを証明しました。たくさんのクリスマス・カロルがうたわれ,先生は少年に参加するよう巧みに勧めたのですが,少年は腕組みをして黙っていました。先生は少年に同情したにちがいありません。「わたしたちは自分の知っている歌をうたいました。あなたの知っている歌をひとつうたってくれませんか」と言ったからです。少年は感動的な賛美の歌,62番の「われらはエホバの証人」をうたい皆を楽しませました。幼い子どもでさえエホバを賛美できるのです。
― エホバの証人の1971年度年鑑より