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目ざめよ! 1973
目73 1/8 3–4ページ

現代の人間は何を成し遂げたか

現代の人間にはほんとうに神が必要でしょうか。今日,多くの人びとは,「神なんかなくたってやっていける。私の生活に神などいらない。神がなくても幸福だ」というようなことを言います。

多くの人がこう言うのは,現代の人間が,技術と科学の分野で驚くべきことをなし遂げているからです。そうした業績のゆえに,人は神を必要としないように感ずるのです。

また,世界の状態が非常に悪いのを見て,こういう状態の存続を許しておくような神ならいなくたってかまわない,と考える人も少なくありません。

こうしたことは,人間にとって神は必要ではないと考える正当な理由になるでしょうか。

現代の人間が成し遂げた業績の多くは,昔の人びとが神にしかできないと信じていたことに等しいというのは事実でしょうか。人間は,現代技術を用いて摩天楼を建て,大河をせき止めてダムをつくり,すべての都市に電灯をともすことができます。互いに地球の反対側にいる人間同志が,受話器を取り上げて話をすることもできます。実際のところ,地球のどこで事件が起きても,人は自分の居間でくつろいだまま,それをテレビで見ることができます。

多くの場所では,普通の人が,昔のある王たちよりも豊かな生活をしています。家はセントラル・ヒーティングになっており,空気調節装置,電気ストーブ,冷蔵庫その他の便利品が備わっています。自動車と飛行機は人びとを遠くの場所へ迅速に運びます。人間は月にさえ行くことができます。

こうした業績を見て多くの人びとは,昔の人間は神を必要としたかもしれないが,現代人は神なしでやっていける,と考えます。

しかし,そのような業績に対して,人間だけが誉れを受けるべきでしょうか。物事のやり方を考え出すすばらしい頭脳を,人間はどこから得たでしょうか。冷蔵庫,自動車その他現代の発明品の原料はどこで手に入れたでしょうか。自分で創造したのでしょうか。これは考えてみなければならないことです。

ほかにも考えてみなければならないことがあります。人間は科学と技術の分野では驚くべき事柄を成し遂げましたが,人間の諸問題を解決して永久の平和をもたらすことにはなぜ失敗しているのでしょうか。

ちょっとあなたの周囲を見回わしてごらんなさい。離婚率,分裂する家庭,性の不道徳,性病などがしだいに増加しています。家族生活と道徳は崩壊しつつあります。ある学校では,学生の半数が性病に感染すると推測されています。

また,都市の状態もしだいに悪化しています。事実,路上での犯罪や暴力がふえているために,何百万という人びとにとっては,近くの店にひと山のパンを買いに行くことさえ危険になっています。「恐怖が街路をのさばり歩き…暗くなると人びとは街路から逃げ去る。昼間でさえしだいにそうなってきている」と,米上院議員マイク・マンスフィールドは述べています。また,ニューヨーク・タイムズ紙は,「地球上のほとんどあらゆる場所で,内面的不法の精神が見られる」と伝えています。

規模の大きいところでは,戦争,革命,破壊などが絶え間なく生じています。核による破滅の脅威を恐れている人も少なくありません。それにも十分の理由があります。

こうした状態は,人間が神を必要としないことを実際に示すものでしょうか。それとも問題は,人間が神の目的を考えずに困難を解決しようとしていることにあるのでしょうか。あるいは神は,人間が神を実際に必要とすることを教えるのをひとつの目的として,こうした問題の存在をしばらくの期間許しておられるのでしょうか。

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