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目ざめよ! 1972
目72 10/22 27ページ

幼い子どもの忠節な態度がもたらした祝福

これは幼い子どもの経験です。その子が小学校2年生の春,母親は家庭聖書研究を始めました。2,3か月して,その子も若い伝道者と聖書の研究を始めました。その子は聖書の真理に対して非常に強い関心を示し,ぜひ集会へ連れて行ってほしいといつも母親に催促するようになりました。しかし,母親もその女の子も,生まれながらの特異体質のためにたいへん病弱で,病院通いを欠かせない毎日を送っていました。それでエホバの証人の集会に定期的に出席することはふたりにとって大きな挑戦でした。

しかし,その挑戦にこたえて集会に定期的に出席しようと決意したやさき,今度は父親からの強い反対に直面しました。それはちょうど,母親が聖書の真理を学びはじめてから7か月ぐらいたってのことでした。父親は,「ふたりがおとうさんの言う事を聞かないで集会に出るのなら,おとうさんも好きかってなことをさせてもらう」という強い態度で臨んできました。さらに,「ふたりが聖書の勉強をやめないなら,いっしょに暮らすことはできないから家から出て行ってもらう」とまで言うようになりました。母親はもともと,自分のような病弱なからだでは,集会や伝道など皆といっしょにやってゆく自信がないという悲観的な考えをしていましたから,夫から強く反対されると,聖書の真理の道を歩いてゆく自信をすっかり失い,そうすることをやめようと決意してしまいました。

女の子は母親の決定を聞いて,「おかあさん,お願いだからやめないで」と泣いてたのみました。母親は,「おかあさんの力ではどうすることもできないから,自分から直接おとうさんにお願いしてごらんなさい」と言いました。そして,女の子が父親にたのんで許がでたなら,もう一度考えなおしてみると約束しました。

女の子は,その夜,父親が帰宅するなり玄関に出て,父親を自分のへやへ連れて行きました。そして,自分と母親が聖書の真理の道を歩んで行くことを許してほしいと涙ながらにたのんだのです。そして,集会に出ることについても,自分は出してもらえなくても,せめて,おかあさんだけでも集会に出るのを許してほしいと真剣にたのみました。

父親は幼い娘のそうした真剣な態度にすっかりとまどってしまいました。そして,女の子の切実な訴えに心を動かされ,それまでのように強く反対するのをすっかりやめて,聖書の勉強はもちろんのこと,集会に出席することも全面的に許しました。女の子のその時の喜びはどんなだったでしょう。

それから2年半を経た今,母親は献身してバプテスマを受けたクリスチャンとなっており,父親はその後ときおり集会に来ていますが,つい最近,家庭聖書研究がしたいと自分のほうから申し出て,熱心に聖書の真理を学んでいます。そして,このエホバの証人の大会には家族そろって出席しています。

この祝福はすべて,幼い子どもが聖書の真理を愛し,反対に面しても忠節を守り通した結果もたらされたものです。―エホバの証人の大会で話された経験

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