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目ざめよ! 1973
目73 7/22 27ページ

残された時を用いてエホバの側に立つ

聖書は“終わりの日”に大ぜいの人びとがエホバの真の崇拝に集められることを預言しています。(ミカ 4:1,2)ある人の場合,長い年月を経てエホバの側にしっかりと立つようになります。ものみの塔協会に寄せられた次の経験はそのことを示しています。

● 「私は40年前,理容見習いをしていた19歳のとき聖書に初めて接しました。ジャワ島から帰国した一青年の毎晩の祈りに感動したのがその動機で,彼に伴われてホーリネス教会に行き,聖書を学びはじめました。1940年ごろ,ある機会に『黄金時代』という雑誌を入手し,三位一体の教理がまちがいであることを知るようになりました。それ以来,教会の教えと『黄金時代』の教理とが混乱してどうしたらよいかわからなくなり,それ以来教会へは行かなくなりました。

「戦争が激しくなり,空襲,病気,水害などが続き,聖書類も消失していつのまにか信仰から遠ざかりました。それで神の目的と黙示録の内容は理解できないまま月日がたちました。岩手に疎開して以来,25年間はこの世的な生き方をして心の中では神を恐れながら数多くの罪を重ねてきました。

「1971年の秋,エホバの証人の訪問をうけ,私の知っていた万国聖書研究会は,ものみの塔聖書冊子協会に,『黄金時代』は現在『目ざめよ!』誌になっていることを知らされました。しかし25年間の罪の意識が大きく,素直に神の前に立つことが許されないと思い,聖書研究の勧めにも私の心は重く容易には研究に入ることができませんでした。しかしそのエホバの証人は,熱心に何回も訪問してくださいました。その時ヨハネ第一の書 2章1節の『我らのために父の前に助け主あり,すなわち義なるイエス・キリストなり』という聖句を示されて神の愛とあわれみを知り,希望を持つことができました。黙示録が理解できなかったので最初から黙示録の研究を始めました。ハルマゲドンの審判を理解するにつれて神のみ目的とクリスチャンの使命を自覚し,組織を認めるにしたがって出版物による研究も始まり,ヤコブ書 1章23節にのべられているごとく,信仰により義とされるには行動が伴わねばならないことを知り,真理を研究し始めて6か月後に伝道の特権を得ました。

「急激な生活態度の変化を見て家族は驚き,もうれつな反対を始めました。今までの生活からみて他の人を教え導く伝道の資格がないと私を責め,店の経営も人気商売だからだめになると言って反対しました。私は今度こそエホバの恩恵とあわれみを二度と失うまいと固く決心しており,神の支配権を忠実に支持する者としての新しい喜びを味わっています。

● 一方,真理に接して,短期間に生活を大きく変化させる人びともいます。エホバの証人の一奉仕者は,次のような経験をのべました。

「昨年の9月,野外伝道でアパートに住むひとりの長髪の青年に会いました。ちょうど神の存在について考えていた彼は,すぐに研究に応じました。『進化と創造 ― 人間はどちらの結果ですか』,『聖書はほんとうに神のことばですか』,『とこしえの命に導く真理』の本を求めた彼は2週間で読破し,ついで聖書を求め1週間で創世記,出エジプト記,レビ記,マタイ伝,黙示録を通読し真の神がエホバであることを確信しました。彼はその真理をいっしょに住んでいた兄に話しました。真理をはじめに聞いたのは3人兄弟の末の弟で,彼は長男と2人で東京に住んでいたのです。長男は宗教に全く無関心でしたが,弟の話を聞き聖書に興味を持ちはじめました。しかし兄がさらに驚いたのは,弟がそれをエホバの証人から聞いたということでした。というのは,長男はそれまで4回,エホバの証人の訪問を受けており,その都度彼らをどなり返すほどエホバの証人を嫌っていたからです。しかし長男は自ら聖書を求め,毎日読むようになり,読むほどに畏敬の念を持ちはじめ,タバコもやめ,弟といっしょに初めて集会に出席しました。それははじめの訪問から1か月めのことでした。

「集会に出てみて弟は自分の長髪を気にとめ,すぐ髪を切りました。翌週,部屋にはってあったポスターなどを全部はがし,かわりに聖句をはりました。翌週,彼は大学に退学届けを出しに行き,その翌週,伝道する決心をし,その翌週,伝道に参加しました。それは『とこしえの命に導く真理』の本の5章を終えたばかりで訪問して2か月めのことでした。

「長男は集会に参加しているうちに励まされ,聖書研究に応じ,エホバの証人になることを決意しました。2人はすぐ郷里に住む次男に証言したところ,次男もすっかり心を動かされ,さっそく聖書を調べはじめ,まだ研究が始まらないうちから伝道者になりたいと願うようになりました。3人は両親に証言したところ,父親は30年間すっていたタバコをきっぱりやめ,母親もエホバ神を認め,何十年も続けていた偶像に供え物をする習慣をやめ,毎日聖書を読んでいます。それは訪問してまだ3か月めのことでした。現在長男と末の弟は伝道者として奉仕しています」。

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