「与えるほうが幸福である」
愛知県豊明市に住むエホバの証人の一人である76歳の婦人は,自分の経験を次のように述べています。「わたしは,気管支炎と老衰のため徒歩にあまり耐えられないので,自宅で手紙を書いて奉仕していましたが,1,686通になりました時,中断しなければならなくなりました。一日も早く奉仕したいと考えるようになっていた頃,以前から真理について関心を持っている一人の人にお会いすることができ,その人の病室に聖書と真理の本を持って訪問し,午後三時から一時間真理の研究を司会しています。研究が見つかった頃,病室での研究と共に,さらに別の方法でもエホバに喜ばれたいと願うようになり,それから以後病院内での戸別訪問を始めました。午前中は9時から10時半まで,午後は1時から3時までの安静時間が終わると,外出着に着替え伝道かばんを持って各病室を訪問しています。病院の患者は800名余りです。南病棟の一部を残し,ほとんど全部の病室を訪問して書籍や雑誌を配布し,今までに雑誌75冊,書籍27冊を配布しました。奉仕中に一人の研究生が見つかり,約一か月間研究しました。一度は死んだほうがいいと思うくらい体が衰弱していましたが,エホバの祝福によってこれまでに元気になれたことを深く感謝し,エホバの忠実なしもべになりたいと熱望しています」。