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目ざめよ! 1976
目76 9/22 24ページ

彼はだれですか

● 聖書中の「だれ」という言葉の用法には,しばしば,人の名前を尋ねる質問以上のことが含まれています。これは,多くの聖句の中によく示されています。

例えばナバルという男は,腹を立ててダビデの使者を追い返した際,このように述べました。「ダビデとはだれか。エッサイの子とはだれか。このごろは,主人を捨てて逃げるしもべが多い」。(サムエル前 25:10,口)ナバルはダビデをよく知っていましたから,ダビデがだれであるかを尋ねていた訳ではありません。むしろ,『彼は自分をだれだと思っているのか』,あるいは,『ダビデはわたしが好意を示さねばならないほどの人物なのか』と尋ねていたのです。

ナオミはある時,ルツに対して,「わたしの娘よ,あなたはだれなのですか」と聞きました。(ルツ 3:16,新)暗がりの中で,ナオミはそれがルツだと分からなかったのかもしれません。しかし,別の面から考えるなら,ルツを買い戻す者であるボアズに関連して考えられる,彼女の新しい立場について尋ねていたのかもしれません。

ダビデがたて琴を弾く者として宮廷で仕えるようになった後,サウル王はアブネルに,「この若者はだれの子か」と尋ねました。(サムエル前 17:55,口)この質問の趣旨について,C・F・カイルおよびF・D・デーリッチによる注釈書は次のように述べています。「彼が知りたかったのは,ダビデの父親の名前だけではなかった。すばらしい手柄を立てた,勇敢な若者の父親が,実際にどのような人物かを知りたかったのである。また,サウルがそのように尋ねたのは,ゴリアテを倒したほうびとして,約束通りダビデの家の税を免除するためだけではなく(25節),息子の勇気と大胆さからその父親にも同様の性質があると判断し,できるものならそのような男を召し抱えようと考えたからである。確かにダビデは,『あなたのしもべ,ベツレヘムびとエッサイの子です』と答えただけだった。しかし,18章1節(口)の,『ダビデがサウルに語り終えた時』という表現から,サウルがダビデの家族に関してさらに話をしたのは明らかである。その言葉には,会話が長引いたことが暗示されている」。

上記の例から明らかなように,「だれ」という表現には,単に名前だけでなく,その人がどんな人で,どんな評判を得ているかという疑問が含まれている場合があります。

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