戦いを求める聖職者
● ガーナ・タイムズ紙が伝えるところによると,ガーナの英国人カトリック司祭トーマス・トライアーは,「ゲリラ戦が,『アフリカの完全な解放を得るための,最も手速く確実な,また安全な方法』であるとタマレで語った。同紙は,トライアーが「教育と宣教の業に貢献したとして,最近大勲章を授与された」と述べている。
同様に,「解放の戦いを飽くまで遂行する」と誓った,メソジスト派教会のアフリカ人一主教は,最近開かれたメソジスト主教連盟の世界会議に欠席する口実として,差し迫った「解放」の仕事を挙げた。会議の指導者たちは,自分たちの同僚が暴力的行為へ転じたのは,恐らく「キリスト教の信仰に対する公約と従順のため」だろうと慎重に述べた。神学上の反対にもかかわらず,「抑圧された人々」を解放するための「武力闘争がもはや避けられなくなる時」が来る,と一指導者は述べた。これは,イエス・キリストの取った方法だろうか。