“最も勇敢な人々”
● 最近,カナダの連合教会オブザーバー誌の編集主幹は,「宗教組織の代表者がエホバの証人を擁護することはめったにない」と同誌に書いた。「しかしながら,エホバの証人は勇敢な人々である。わずかな罪のゆえにこれほどの迫害を受けている宗教グループは世界にも例を見ないであろう」とも語っている。同氏はさらに,マラウィでの最近の迫害に言及して次のように語った。「ナチ政権下のドイツにおけるエホバの証人の記録は,世界で最も勇敢な人々の記録であった。ヒトラーに敢然と立ち向かった証人たちの態度について,我々は余り多くを耳にしていない。……その組織の大きさで彼らほど毅然とした態度を取り,多くの苦しみを受けた宗派は他にない。
「彼らは全体主義政体や軍事独裁政権に抵抗し,決して妥協することはない。(キューバのフィデル・カストロは宗教組織の統制に成功したが,エホバの証人については今だになすすべを知らない。)エホバの証人が信念を持って拒否する行為,すなわち政党への加入や投票を,愚かな政府が強要したりしなければ,マラウィのエホバの証人はアフリカの他の国々におけると同様,生産に励む善良で道徳的な市民となり得るし,そうなるはずである」。