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  • 目ざめよ! 1977
目ざめよ! 1977
目77 7/22 27ページ

悪霊崇拝から離れる

西暦一世紀当時,使徒パウロが「良いたより」を宣べ伝えた結果,エフェソスにいた人々のうち,「魔術を行なっていたかなり大ぜいの者が自分たちの本を持って来て集め,みんなの前で燃やした。そして,それらの値を数えてみると,合わせて銀五万枚になることがわかった」と聖書は記録しています。(使徒 19:19)同様に今日,神の言葉は悪霊崇拝や他の習慣にとらわれている人々を解放し,真理の道を歩むように力強く人々を動かしています。以前太陽崇拝を行なっていたある男の人はこう語っています。

「私の父親は行者であり,太陽崇拝を行ない,占いやまじない,また天眼通力をしていました。私もその影響を受け占いをしていましたし,仏像を作り,それを研究していました。私の仕事は彫刻でした。また他の多くの専門書,宗教書も持っていました。それでクリスチャンになるには障害が大きすぎ,道は遠く感じられ,重苦しく悩む日が続きました。

「聖書は学び知るだけではなく,行なうことを特に強調していることを思い,自分にできることから始めることにしました。正月から実行に移し,占いの本,仏教書,他の宗教書,専門書を96冊,金額にして17万円を焼却しました。太陽崇拝をしていた家には神だながありました。これを処分することに対する災いを恐れていましたが,エホバの証人の全時間奉仕者は大きな励ましとなる話や実例の話をし,また雑誌などを用いて勇気づけてくださいました。そしてエホバ神に絶対の信頼を置き,エホバに心から祈りながら行なうならだいじょうぶであると教えられ,勇気を出して行なうことができました。また父が亡くなり,エホバの証人の大阪大会へ行く三日前に葬儀が行なわれましたので多くの試練に遭いましたが,正しく行動することもできました。大会から帰って間もなく,自分の仕事のことで師匠から観音像を彫るように言われました。私はこの時を定めと思い,クリスチャンとして彫ることのできないことを話しました。師匠は,『師匠の言うことが聞けないのであれば弟子ではない。すぐ仕事をやめて家に帰るように』と言い,私はすぐそこをやめさせられました。聖書の研究を始めて一年になりますが,エホバの証人の大きな努力とクリスチャン会衆の皆さんの励まし,そして何よりもエホバ神の導きと保護のお陰でバプテスマを受ける機会を得ることができ,心より感謝しています」。

また,霊媒を業とする父親に育てられ,何十年もたばこの習慣を持っていたある年配の男の人は神の言葉によって真理を見いだし,それにより自分の歩みを変化させることのできた経験をこう述べています。

「私は霊媒を家業とする家の長男として生まれました。父の霊媒の業は相当遠方まで響き渡り,霊媒や祈祷を受けに来る人々の数はかなり多くありました。私は学校を終えるとすぐに近くの県の神社に見習いとして預けられました。一年を過ぎた頃から,祈祷の作文や儀式の作法や守護札の作り方などを教えられましたが,それまでの神官の行状やあいまいな宗教の教えに真剣に打ち込む気持ちになれず,一年五か月を精算してこの神社を去りました。

「この時以来,いろいろな宗教に接してきましたが,そのどれも空しいものばかりでした。今から約三年程前,飲み過ぎて二日酔いで寝ていた時のことでした。ふと目を覚ますと,障子で仕切った次の部屋から娘と誰かが話し合っていました。その相手の婦人は,いつか二,三度お会いしたことのある聖書の伝道者でした。聞くともなしに耳を傾けていましたが,すると突然その婦人の語られたある言葉にハッとし,思わず飛び起きて真剣に耳を傾けました。それこそ私が知りたいと心の中で願い続けてきた事でした。私たち人類がエホバといわれる偉大なる愛の神によって創造された事実を知りました時の喜びは,とても言葉に言い表わす事はできません。このことがありましてから二,三日して娘が買い物に出かけて行った後で,聖書と書かれた分厚い本のページをめくりました。巻頭に第一章としてあり,その第一節に『元始に神天地を創造たまへり』と書かれてあり,さらに27節では,『神其像の如くに人を創造たまへり』とはっきり書かれていました。私は創造者をぜひ知りたいと思いました。さっそく娘に私のような老境にあるものでも聖書を学ぶことができるかどうか,聞いてもらうよう依頼しました。翌日の夕方,その全時間奉仕者ご夫妻の訪問を受けました。そしてその場で研究の取り決めを設けてくださいました。

「学ぶにつれてみ言葉の挑戦を受けました。それは長い間続いてきたたばこをやめる事でした。当時40本から50本近く用いていましたので,今たばこをやめるという事は,私にとって重大な決定を迫られる問題にも値しました。しかしエホバへの熱心な祈りと,そのクリスチャン兄弟の心からの助言に励まされて,克服することに成功しました。さらに飲み始めると,とかく深酒になる悪い習慣をもエホバの助けとクリスチャン兄弟の助言により克服することができました。そして,水のバプテスマによりエホバへの献身を表明することができました」。

確かに,真理が人の心に達する時,それは人々を束縛しているあらゆるものからの解放と真の満足をもたらします。

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