非喫煙者の見方が立証される
◆ ニューイングランド医学ジャーナルは,最近の研究によって,他人のたばこからやむなく煙を吸い込んでいる非喫煙者の抱いている恐れが立証されたと述べている。同誌は,非喫煙者は肺に重大な害を被る危険があると言明している。たばこの煙の立ちこめる場所で働く人々が,1日に吸うたばこが10本以内の喫煙者と同じ位肺活量の低下していることが判明した。同誌は,これにより,“受け身の喫煙者”の呼吸器系統が冒される危険のあることが確かな根拠に基づいて初めて証明されたと述べた。新しい研究結果はまた,両親が家でたばこを吸うと子供たちの肺活量が落ちるという以前の研究を確証している。