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目ざめよ! 1987
目87 1/22 14ページ

「協力して働くことについて」

最近,米国ロードアイランド州のティバトンに住むエホバの証人たちは,速成の王国会館を建設しました。地元の一人の牧師はその建設現場を訪れた時の様子に関して,上記の主題で報告書を作成しました。その要旨は次のとおりです。

『フィッシュ・ロードで建てられている1軒の教会に関する変わった報告が幾つか私のもとに届いた。500人の人々が,二日間でできる教会を建てているということだ。私はこの話を確かめるべく,フィッシュ・ロードへ赴いた。そこでは,1,500人ほどの人々が働いていた。大工,配管工,電気技師,下地職人,ガラス職人,造園技師,左官,暖房技師,レンガ職人,モルタルの仕上げ工,そして何百人もの作業員と手伝いの人々である。

『総面積3エーカー(1.2㌶)ほどの敷地のあちこちに屋根のないトラックが置かれていた。あるトラックには,“遺失物取扱所”という看板が掛けられていた。ある道具をなくしても,このトラックのところに来ればその道具が見つかる。きれいな服装で現場に到着し,仕事をしたい場合,作業服とヘルメットを貸してくれるトラックがある。けがをした人や,治療が必要な人のためには,応急処置を施してくれるトラックがある。

『サーカス用の大きなテントが後方に設営され,そこで男性や女性が1,500人の人々に15分間で食事を提供した。ほこりが立たないようにするだけのために,水の入った缶を手にした女性たちが歩き回って地面に水を打っていた。しかも彼女たちは一日中そのことだけを行なっていたのである。板の所定の位置に釘が打ち込まれると,塗装工が材木にペンキを塗るために待機している。それは今までほとんど見たこともない光景だった。

『その地域の一般の請負業者たちは,そんなことはできるはずがないと言った。しかし,実際にできたのだ。しかも私は現場に行って,この目でそれを見てきた。この人々は何者だろうか。彼らは,エホバの証人である。そしてその教会とは王国会館である。基礎工事は前もって行なわれていたが,あとの部分は二日間で建てられた。他の人をののしるような言葉は一言も聞かれなかったし,言い争いも全く見られなかった。見ていて非常に不思議なグループだ。仕事には黙々と取り組み,口ではなく,ただ手だけをせっせと動かしていた。

『ご存じのように,我々ユニテリアン派万人救済論者の間で懸念されてきた一つの点は,我々が黒人や人種の異なる人々や他の国の人々をあまり多く引きつけていないのはなぜか,ということである。証人たちの現場では,大勢の黒人や,さまざまな人種の入り混じったグループが皆一つの家族のように協力して働いている様子が見られた。ここにいる人々は,ニューイングランドの至る所から,またそれよりも遠い所からやって来た。多人種から成るあるグループは,そのほとんどが若い人々で,とても熱心だった。

『今までは,お粗末な新聞報道や当てにならない口伝えの話のためにこの人たちについてあまりよく知らなかったが,私が実際に目にしたものは全くすばらしかった。長年にわたり私の家にやって来てはドアをノックしていたこの人々を気にかけたことは一度もなかったが,これからはきっと,もっと深い敬意と尊敬の念をもって彼らを迎えることだろう。

『我々は,無知や速断のために様々な考えや新たな取り組み方に心を閉ざしてしまうことが少なくないが,私の場合がまさにそれだった。証人たちが競走で我々を追い越す時には,全員が起き上がって注意を払うべきではないだろうか。我々は,耳を傾けるずっと前から無知と恐れに打ち負かされている。特に,証人たちがこれほど立派な成長を遂げ,たいへんな熱意を示している時にはなおさら起き上がって注意を払うべきである。

『もし証人たちが,地下室を含むこの建物の一部始終を外部の業者に任せたなら,50万㌦(約8,000万円),ないしはそれ以上かかっただろう。我々ユニテリアン派万人救済論者の仲間がニューイングランドの従来の方法でこのようなことを果たして行なうかどうか,はなはだ疑問である。このことを考えていただきたい ― 特に,委員会を開いたり,おしゃべりを楽しむのが好きな方々には。さよう,深く考えていただきたい』。

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