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目ざめよ! 1991
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エイズと間違った安心感

エイズウイルスの検査で陽性反応が出たある女性からの手紙が,1990年6月16日付のニューヨーク・タイムズ紙上に引用されました。「私は36歳で,幸せな結婚生活を送っている白人女性です。これまでに梅毒や淋病やクラミジア感染症などにかかったことはなく,クラックを常用したことも,静脈注射による麻薬を使ったこともなく,輸血をしたこともありません」。

この女性は続けてこう述べます。「結婚後は,夫以外とはだれとも性的交わりを持っていません。ということは,私の場合,少なくとも5年間陽性でありながら症状が表われなかったことになります」。この女性は特殊な例なのでしょうか。そうではありません。「私が所属している支援団体にも,同じような社会経済的背景を持つ方で,同じようなことが身に起きた女性が少なくとも20人はいると聞いています」という彼女の言葉からも分かります。

では,こうした人々はどのようにエイズに感染したのでしょうか。この女性はこう説明します。「[結婚する以前の]異性との性的接触によって後天性免疫不全症候群のウイルスに冒されたことは明らかです。……また昨今の分類からすれば,相手の男性が,性的交わりを持つには危険な相手という部類に入ることも同じくらい明らかなことです。でも,当時の私にはそれが分からなかったのです」。

エイズは,ほとんど男性同性愛者と静脈注射による麻薬の常用者だけが感染する病気として分類される場合が少なくありません。しかしこの女性は,自分自身の経験とじかに得た情報に基づいて,そのような見方が「白人の中流社会に間違った安心感を抱かせている」と述べています。

この女性は次のように話を結んでいます。「もし私たちがこれからも,危険なグループを避ければ大丈夫だと考え,他の人はかかっても自分はかからないと考え続けるなら,エイズは一般の人々の間にも発生するようになるでしょう。私たちはみな危険にさらされています。私に[エイズの]陽性反応が出たのであれば,どんな女性(あるいは男性)にもそうなる可能性があるのです」。

この女性の言葉を言い換えるならば,結婚前に性交を行なう ― つまり,淫行を犯す ― 人は,女性であれ男性であれ感染する可能性があるということです。ですから,「淫行から逃げ去りなさい。人が犯すほかの罪はすべてその体の外にありますが,淫行を習わしにする人は自分の体に対して罪をおかしているのです」という聖書の命令に心を留めるのは,本当に賢明なことなのです。―コリント第一 6:18。

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