ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目97 8/22 3ページ
  • 水 ― 地球の命を支えるもの

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 水 ― 地球の命を支えるもの
  • 目ざめよ! 1997
  • 関連する記事
  • 世界の水は尽きようとしていますか
    目ざめよ! 2001
  • 危機が深刻な地域
    目ざめよ! 1997
  • 水ならどこにでもありますよ
    目ざめよ! 1986
  • 世界の水不足 聖書から分かること
    ほかのトピック
もっと見る
目ざめよ! 1997
目97 8/22 3ページ

水 ― 地球の命を支えるもの

水は無色,無臭,無味で,カロリーもありませんが,地球の全生物にとって,なくてはならないものです。水がないなら,人間も動物も植物も生きてゆけません。象から微生物に至るまで,生きるためには水が絶対に必要です。水の代わりになるものはありません。地球上の50億を超える人々が健康を維持しようとすれば,その一人一人が液体の,あるいは食物中に含まれる水を毎日約2.5㍑消費する必要があります。水のないところには,命もないのです。

水がないなら,作物を栽培することも,家畜を飼育することもできません。水のないところには食物もなく,食物のないところには命もないのです。

幸いなことに,水は豊富にあります。宇宙から撮影した,この美しく青い惑星の姿は,地球とではなく,水と呼んだほうがよさそうです。実際,地表を平らにならし,世界中の水で覆うなら,地表全体は水深約2,500㍍の海になります。地球の陸地全体は太平洋にすっぽりと収まり,まだ余裕があることでしょう。

もちろん,地球の水のほとんどは海にあり,海水は塩分を含んでいます。もしも海水ばかり飲んでいると,体が過剰な塩分を排出しようとし,のどが渇き,脱水症状を起こして,まもなく死んでしまうでしょう。海水は農業にも工業にも向いていません。ほとんどの作物は枯れ,ほとんどの機械はたちまち錆びてしまいます。ですから,海水を使用できるのは大抵,塩分を除去した場合だけであり,そうするにはかなりの費用がかかります。

真水,つまり塩分を含まない水は世界中の水のわずか3%にすぎません。そうした真水のほぼすべて,つまり約99%は,氷河や氷冠の中に閉じ込められているか,地中深くにあります。人間がいつでも使える水は,わずか1%にすぎません。

1%と聞くと,多いとは思えません。真水が足りなくなることはないのでしょうか。その心配は多分ないでしょう。ピープル・アンド・ザ・プラネット誌はこう述べています。「この[1%]も,世界中に均等に配分し,合理的な使い方をすれば,現在の世界人口の2倍ないし3倍の人を支えることができるだろう」。

基本的に言って,地球の水の総量は増えも減りもしません。サイエンス・ワールド誌はこう述べています。「あなたが今日使う水は,かつて恐竜ののどの渇きをいやした水かもしれない。なぜなら,現在地球にある水はすべて,以前からあったものであり,これからもあるものだからである」。

そう言えるのは,世界の水が絶えず循環しているからです。海から大気中に運ばれ,陸地へ落下し,川へ入り,また海に戻るのです。遠い昔に賢人が述べたとおりです。「すべての流れは海へ注ぐが,海はあふれることがない。その流れが出た所に戻って行き,また再び流れ出る」― 伝道の書 1:7,新英訳聖書。

しかし,地球には真水が豊富にあるにもかかわらず,多くの地域で危機が生じています。続く記事では,そうした問題と解決の見込みについて検討します。

[3ページの図版のクレジット]

写真提供: NASA

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする