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目ざめよ! 2012
目 12/5 6–7ページ

より公正な人を目指す

創造者である神は,わたしたちが幸福であり,穏やかな気持ちを持ち,他の人たちも幸福にする人であってほしい,と願っておられます。そのため,『公正を行ない,親切を愛する』よう求めておられます。(ミカ 6:8)どうすればそのような人になれるでしょうか。不公正につながる特性を避けるために,どんな特質を培う必要がありますか。そうした特質を培う上で聖書がどのように役立つかを考えましょう。

強欲を克服する。強欲に打ち勝つための最大の武器は,自己犠牲的な愛です。それは感傷的なものでも恋愛感情のようなものでもありません。コリント第一 13章4,5節によると,その『愛は親切で』あり,『自分の利を求めません』。自分の家族や友人だけに示されるものでもありません。イエスは,「自分を愛してくれる者を愛したからといって,あなた方に何の報いがあるでしょうか」と問いかけ,不敬虔な人たちでさえ自分を愛してくれる人たちを愛する,と述べています。―マタイ 5:46。

偏見を克服する。使徒 10章34,35節には,「神が不公平な方ではなく,どの国民でも,神を恐れ,義を行なう人は神に受け入れられる」とあります。神は,人種や社会的立場や性別に基づいて救いをお与えになるわけではありません。神にとっては,「ユダヤ人もギリシャ人もなく,奴隷も自由人もなく,男性も女性もありません」。(ガラテア 3:28)わたしたちも神に倣うなら,偏見を克服できます。米国のドロシーという女性はその良い例です。

ドロシーは人種偏見に憤慨し,抑圧されている黒人たちを苦しみから解放するため,武装蜂起に加わろうと考えていました。しかしそのころ,エホバの証人の集会に出席し,黒人と白人の双方から温かく迎えられて強い感動を覚えました。やがて,人を内面から変えられるのは神だけだ,ということに気づきます。白人のエホバの証人たち ―「革命の大義を推し進めるために,ためらうことなく殺さねばならない」と思っていた人たち ― の純粋な愛に接して,心が温められ,涙があふれてきました。

反社会的な態度を克服する。イエスの初期の追随者たちの中には,クリスチャンになる前,大酒を飲んだり,ゆすり取ったり,浮かれ騒ぎをしたり,ののしったりしていた人たちもいました。しかし神の助けによって,そうした悪い特性を捨て,愛や親切や善良さを身に着けました。(コリント第一 5:11; 6:9-11。ガラテア 5:22)今日でも,神に頼ることによって生活を変化させた人が大勢います。アゼルバイジャンに住むフィロディンという男性もそうです。

フィロディンは孤児院で育ち,そこで男の子たちとけんかばかりしていました。大人になってからは,格闘技のインストラクターとして働きました。こう語っています。「わたしは無礼で冷淡で乱暴な人間でした。食事の時に妻のザラがつまようじを出し忘れただけで,すぐに殴りました。妻と二人で歩いている時,妻の方を見た男性がいると,その人にも殴りかかりました」。

ある時フィロディンは,イエスが自分を杭につけた兵士たちのことを許してほしいと神に述べたことを知り,心を打たれました。(ルカ 23:34)『そんなことができるのは神の子だけだ』と思い,神を探し求めるようになります。エホバの証人から無料の聖書研究を勧められると,喜んでそれに応じました。やがてフィロディンの性格は変化し始めます。妻のザラにとても優しくなったので,ザラも聖書を学び始めました。今では,二人で仲良く神への真の崇拝に参加しています。

もちろん,わたしたちが個人レベルで変化を遂げたからといって,世界全体に大変革が生じるわけではありません。しかし,神が真に公正な新しい世界を作ろうとしておられるとすれば,どうでしょうか。実のところ,神はそれを実現させる力をお持ちです。前の記事の冒頭で引用したテモテ第二 3章1-5節にあるとおり,聖書は,現代の人々が一般にどのような特性を示すようになるかを明確に預言していました。その預言は,他の多くの聖書預言と同じく,細部に至るまで成就しています。ですから,不公正すべてを終わらせるという神の約束は非現実的なものではなく,十分信頼できるものです。では,神はどのようにしてその約束を果たされるのでしょうか。

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公正を求め続けたハイデ

「わたしは人種差別や戦争や貧困といった不公正に怒りを覚え,解決策を求めていました」と米国のハイデは語ります。「公民権運動を推進しようとし,ある政党に入りました。でも,本当の変化をもたらすことは不可能に思えました。

「もっと根本的な変化が必要だったのです。ヒッピー運動なら何か達成できそうな気がしましたが,期待を裏切られました。ヒッピーたちは体制の変革よりもセックスや麻薬やロックに関心があるようでした。それに気づいたとき,失望しました。そのころ,エホバの証人に出会い,神がもたらそうとしておられる変化について聖書から教えてもらいました。例えば啓示 21章3,4節には,神がすべての人の涙をぬぐい去り,嘆きも叫びも苦痛もなくなる,とあります。不公正による苦しみがなくなるのです。『これが本当に実現するんだろうか』と思いました。

「でも,聖書を読んで神の力や愛について知り,エホバの証人が示す愛を目にした時,疑いの気持ちは消えました。今は,神の約束が実現する日を心待ちにしています」。

[6ページの図版]

神の愛に倣うなら,偏見を克服できる

[6ページの図版]

フィロディンと妻のザラ

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