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神権宣教学校の教育から益を得る
校 第37課 212ページ–214ページ 5節

第37課

要点を際立たせる

何をする必要があるか

要点に特別な注意が払われるように話の資料をまとめ,また話す。

なぜ重要か

記憶しやすくなり,黙想や適用を促すことになる。

話の要点とは何でしょうか。それは,ついでに軽く述べるだけの単なる興味深い点ではありません。十分に発展させるべき重要な考えです。話の目標を達成するのに不可欠な考えのことです。

要点を際立たせるためのかぎは,資料の賢明な選び方とまとめ方にあります。話のための調査をすると,大抵は使い切れないほど多くの情報が集まります。どの情報を用いたらよいかをどのように決定できるでしょうか。

第一に,聴衆について考えることです。ほとんどの人は,この論題の話を聴いたことがないでしょうか,それとも,よく知っているでしょうか。それについて聖書が述べる事柄に聴衆の大半は同意するでしょうか,それとも,一部の人は懐疑的でしょうか。この論題について聖書が述べる事柄を適用しようと努めると,日常生活でどんなことに直面するでしょうか。第二に,用いようとしている論題についてその聴衆に話すことには,どんな目標があるかをはっきり銘記しておくことです。これら二つの指針にしたがって資料を評価し,ぴったり合うものだけを残しましょう。

主題と要点だけの基本的な筋書きが与えられているなら,それに付き従うべきです。それでも,上記の要素を念頭に置いて各要点を発展させれば,話す事柄の価値は大いに高まるでしょう。筋書きが用意されていない場合には,話し手が自分で要点を選定することになります。

要点をはっきり頭に入れ,それらに基づいて細部をまとめれば,話をすることは容易になります。聴衆も話からより多くのものを得ることになるでしょう。

資料をまとめる様々な方法。話の本論をまとめる際には,様々なパターンに従うことができます。それらによく通じれば,目標に応じて数種類のパターンを効果的に使えることが分かるでしょう。

幅広く使えるパターンは,項目別に細分する方法です。(要点はそれぞれ,聴き手が論題を深く理解するのに必要なもの,あるいは話の目標の達成に役立つもの。)別のパターンは,時の順に並べる方法です。(たとえば,洪水前の出来事,次いで西暦70年のエルサレムの滅びに先立つ出来事,そのあとに現代の出来事を挙げる。)三つ目のパターンは,原因と結果です。(これはどちらの方向に発展させることもできる。たとえば,結果である現在の状況を述べ,次いで原因を示してもよい。)四つ目は,正反対の事柄を挙げる方法です。(善と悪,あるいはプラス面とマイナス面を対比できるかもしれない。)一つの話に,これらの方法が幾つか含まれることもあるでしょう。

ステファノは,ユダヤ人のサンヘドリンの前で根拠のない訴えを受けた時,時代順のパターンで力強い話をしました。使徒 7章2-53節を読み,話の要点が目的をもって選定されていることに注目してください。ステファノはまず,自分が述べているのは聴衆も否定できない史実であることをはっきりさせます。それから,兄弟たちに退けられたヨセフを神は用いて救出をもたらした,と指摘します。次いで,神の用いておられたモーセに対してユダヤ人が不従順であったことを示し,結論として,イエス・キリストを死に至らせた人々は,以前の世代のユダヤ人が表わしたのと同じ精神を表わした,という点を強調しました。

あまり多くの要点を含めない。どんな主題で発展させるにしても,不可欠な点はごくわずかです。大抵の場合,片手だけで数えられます。そのことは,5分の話にも,10分,30分,あるいはもっと長い話にも当てはまります。あまりに多くの点を際立たせようとしてはなりません。聴衆が一つの話から普通に把握できる考えの数は,あまり多くありません。話が長ければ長いほど,かぎとなる点は強く,はっきりと示さなければなりません。

要点を幾つにするにしても,その一つ一つを十分に発展させるようにしてください。聴衆が一つ一つの要点をよく吟味して,しっかり銘記できるように時間をかけてください。

話は,簡潔で明瞭という印象を与えるものであるべきです。これは必ずしも,話す量にかかっているわけではありません。幾つもの考えをごく少数の主な見出しの下にはっきりグループ分けし,それを一度に一つずつ発展させるなら,話は付いていきやすく,忘れがたいものとなります。

要点を際立たせる。資料が適切にまとめられていれば,各要点の重要な意味を話し方でさらに引き立たせることは難しくないでしょう。

要点を際立たせる主要な方法は,証拠となる点や聖句その他の資料を提出する際,それによって主な考えに注意を向け,その考えを敷衍することです。副次的な点はすべて,要点を明確にし,証明し,敷衍するものであるべきです。単に興味深いからというだけで,無関係な考えを付け加えてはなりません。副次的な点を詳しく論じるときには,それが支持する要点との関連をはっきり示してください。それを聴衆の判断に任せてはなりません。要点との関連は,主な考えを伝えるかぎとなる語句を繰り返す,あるいは要点そのものの主旨を幾度か繰り返すことによって示せます。

話し手の中には,要点に番号を振って際立たせる人もいます。これも要点を際立たせる方法ですが,資料そのものを注意深く選んで,論理的に発展させることの代わりとしてはなりません。

話し手は,初めにまず要点をはっきり述べ,そのあと,裏づけとなる論拠を示すこともできます。この方法は,その後に話される事柄の価値を認識するよう聴衆を助けると同時に,その要点を強調することにもなります。そして,要点を十分に詳しく論じたあとに,改めて要約すれば,要点はさらに明示されるでしょう。

野外宣教で。前述の原則は,集会での講話だけでなく,野外宣教での会話にも当てはまります。準備する際,区域内の人々が気にかけている何かの大きな問題があれば,それを考慮に入れましょう。聖書の差し伸べる希望が,問題となるその状況の解決となることを示せるような主題を選んでください。その主題に沿って話を発展させるための要点を二つほど選定します。それらの点を裏づけるためにどの聖句を用いるかを決めます。それから,どのように話を始めるか,構想を練ってください。そのように準備しておけば,会話に必要な柔軟性が得られます。それは,家の人の記憶に残るようなことを述べる助けにもなります。

どのように行なえるか

  • 要点を選定する前に,聴衆がその論題について何を知っているかを考慮し,どんな目標で話すかを決める。それらの要素を念頭に置いて資料をまとめる。

  • 証拠となる点や聖句その他の資料と,それらが支持する主な考えとの関連をはっきり示す。

  • 一つ一つの要点に注意を引く。その方法として,要点に番号を振ること,それぞれの要点を述べてから裏づけとなる事柄を話すこと,一つの点を詳しく論じたあとにその要点をもう一度述べることができる。

練習のために: 今週の「ものみの塔」研究の記事を見直してください。太字の副見出しと教えのための囲みの質問を用いて,要点を見極めてみてください。毎週そのようにするのは有益です。

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