悲しみ
親しい人が亡くなると悲しい気持ちになるのは普通のこと。聖書にどんな例がある?
エホバが悲しんでいる人を慰めたいと思っていることはどんなことから分かる?
死ぬとどうなるかを知っていると安心できるのはどうして?
聖書中の例
ルカ 20:37,38 死んだ人は将来必ず生き返る。それでイエスは,死んだ人もエホバからすれば生きているも同然と言った。
ヨハ 11:5,6,11-14 イエスは友達のラザロが亡くなった時,死を眠りに例えた。
ヘブ 2:14,15 パウロは,死への恐れにとらわれることがないようにと教えた。
死ぬ日は生まれる日よりも価値があると聖書が言っているのはどうして?
聖書は死をどう表現している? エホバは将来,死をどうする?
死んだ人が将来必ず生き返るとどうして分かる?
聖書中の例
聖書には,人が生き返った例が9つ出てくる。そのうち8人は再び地上で生きるようになった。それぞれの記録を読むと,元気づけられ,希望を持てる。
王一 17:17-24 エリヤは,シドンの町のザレパテにいたやもめの息子を生き返らせた。
王二 4:32-37 エリシャはシュネムの町にいた少年を生き返らせ,再び親と一緒に暮らせるようにした。
王二 13:20,21 葬られようとしていた人の体がエリシャの骨に触れると,その人は生き返った。
ルカ 7:11-15 イエスは,ナインという町から,やもめの息子の遺体が運び出されていくのを見て行列を止め,その息子を生き返らせた。
ルカ 8:41,42,49-56 イエスは,会堂の役員ヤイロの娘を生き返らせた。
ヨハ 11:38-44 イエスは,友人のラザロを生き返らせて,マルタとマリアがラザロと再会できるようにした。
使徒 9:36-42 ペテロは,とても親切で仲間に愛されていたドルカスを生き返らせた。
使徒 20:7-12 パウロは,窓から落ちて亡くなったユテコという若者を生き返らせた。
エホバはイエス・キリストを生き返らせて,天に戻らせた。そのことから,エホバの約束が全てその通りになると確信できる。
生き返って天に行き,不滅性を得たのはイエスが最初だった。その後に,14万4000人の選ばれた人たちも同じように,天に復活して不滅性を得る。