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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1954
塔54 5/1 177ページ

台湾の南東に居るアミ族

日本ものみの塔協会宣教者により記さる。

アミ族の人達は,『野蛮(非文明)である』と呼ばれています。しかし,そのことは,『文明』というものがどのように定義されるのか,私達は不思議に思います。確かに,彼等は原始的な食事をして居ります。その食事は,米,いくらかの肉,卵,そして香りの強い熱帯の果物です。五,六代の人達の居る大きな家族は,藁屋根の家に住んで居ります。彼等は,西洋社会の教育や医学の利益を持つて居りません。しかし彼等は西洋の人々よりはずつと遙かに幸福な国民です。彼等の中の一人のヱホバ神の奉仕者は,アミ族に就いて次のように記しています。

『文字の知識の代りに,原始的なアミ族は鋭い知覚力,思考力,そして理性の力を持つている,一度あなたが,アミ族の人に話すと,彼等は決して忘れない。アミ族の人はそういう風な生まれつきなのです。他の人々と比べて,彼等は単純ですし,正直です。神の御国と永遠の生命の希望を新しく聞いて,彼等はそれらに,特別の興味を感じています。

『未開の者達ですが,アミ族の人は,この複雑な現代の世とは異つて居ります。この世的な知識は極く僅かですが,彼等は満足して居り,冷静な頭を持つ人達です。そして自然に順応して生活して居ります。

『家から家へと,聖書を伝道する際に,円熟して居り,文字の読める奉仕者は,文書を携えて行きます。聴く多くの人は,文字が読めませんので,台湾の善意者達の理解を得る方法は,読み書きが出来,聖書を引用する事の出来る人達が理解を得る方法とは同じでありません。文書の日本語の漢字が判らない人々に伝道する普通の仕方は,彼等に話しをし長い間話しを続けることです。彼等は,反抗する事なく良く聴きます。心の中に言葉を受け取り,静かに,それらの言葉を反映します。その音信を今までに全然聞いた事がありませんでしたが,彼等は良く理解します。聴いた後,彼等は議論しようとしません,しかし聞いた事に関して質問をいたします。奉仕者はそれから,聖書を開き,さらに説明をいたします。読み書きの出来る人でも,最初奉仕者から話しを聞くのを好みます。それから人々は質問して,答えは聖書から与えられます。

『私達の経験によると,読み書きの出来る人は,かなりに認識を得るようです。しかし,読む事よりも聞くことによつて真理を受け容れる人々の比率は,ずつと大きいです。

『家から家への業をすれば,家庭聖書研究が出来ます。家庭で聖書研究を司会する際には,家族は二つの群に分けられます。すなわち,文字の読める者と読めない者との群です。文字の読める善意者は普通の研究方法で研究します。文字の読めない人達と研究する時には,奉仕者は日本語の「神を真とすべし」あるいは『ものみの塔』を用います。最初に,奉仕者は日本語で研究部分を大声で読みます。それから,奉仕者は翻訳し・それをアミ方言で説明します。その説明の後に,彼は質問をして,人々に答えさせます。このようにして,彼等は一晩何時間という長い間一生懸命に研究します。しかし,この口頭の説明の結果は良いです,そして台湾の状況と良く適合します。私達がしているような方法で,常に良い音信を伝道していますので,善意者は何処でも増加しています。それは,私達が想像する以上のものです。』

野蛮で,未開ですか? 利己的な,この世の人は多分そう言うかも知れません。しかし,アミ族は,この腐敗した暴力の世界の野心とか哲学で,心を閉ざされて仕舞う人々ではありません。彼等は,神の言の単純であるが永遠の真理を受け入れて居り,また熱心にそうしていますので,実際の奉仕者の数は,昨年の平均300名より少し以上に比べて,1953年中には1205名にも増加しました。

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