ニヂリヤの偶像崇拝者,ヱホバの証者となる
ある会衆の報告,『無指定の区域に行つたところ,住民の原始的な状態を見て,一人でも改宗することは可能であろうかと疑問に思いました。どの家族も,木・岩・杖・根・骨,また粘土の器という形態で自分たちの神を持つています。牡牛・山羊・鳥・犬はこれらの生命を持たない神々に絶えず捧げられています。』証言をしている中に,兄弟たちは多く興味を持つ一人の人に会い,その人は兄弟たちに自分の家へ来て偶像を壊すようにとお願いしました。この事は村中に良く言いひろめられ偶像崇拝の問題についての公開講演がなされました。地元の魔術師は講演を開き,偶像を無視するだけの勇気を持つ人々のいるを知つて驚いていました。その村のすべての人は,興味を示し,音信の真理を認めました。しかし,偶像の破壊を目撃するのはやはり恐ろしくこわがつていました。それで兄弟たちは,臆せずに行い,聖柱を切り,器を破り,そのすべてを燃しました。そのときから,善意者と魔術師の両人は伝道者になりました。―1955年度ヱホバの証者の年鑑より