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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1955
塔55 7/1 243–244ページ

世界平和を願う祈?

『祈による平和への道』それは,1954年9月13日のライフ誌の社説の見出しでした。社説は『自由の将来が実に暗い』と述べつつ,はたして希望の光があるかどうかを論じ,そして宗教の中に希望の光があると,述べていました。というのは最近の歴史家によると,革新された宗教の信仰のみが西洋を救えるからです。

社説はまた,昨年8月イリノイ州エバンストンで集まつた世界教会会議に送られたアイゼンハワー大統領の次の話を引用しました。『人類にとつて,公正かつ永続の平和に対する代替品のない時が来た。』それから,『信仰の力あり,同時に強い行』として,全世界に亘つて祈を捧げようという大統領の提案を述べていました。会議は,その案に賛成し,1955年1月18日より25日までを万国の祈の週に定めました。

社説はこう強くすすめていました。『みなそれを書きつけておきましよう。祈をささげましよう。その間数多く祈りましよう。なかでも,幾百万人もいるロシヤのクリスチャンたちのために祈りましよう。……我々は,アイゼンハワーのためにも是非祈らねばならない。』結びにこう述べていました。『充分の信仰は,ソビエット山をも動かし得ると希望して,アイゼンハワーは世界の祈を絶えず求めねばならない。』

世界平和の道は祈によりますか? 神は平和を願うそのような祈を聞いて答えますか? 充分の祈を唱えれば,実際に『ソビエット山』を動かしますか? 聖書は何と言つていますか?

1月18日より25日までを万国の祈の週に定めたキリスト教国の状態は何ですか? その人々は『神を愛するよりは快楽を愛し,敬虔の形だけは持つているが,その力にたいしては偽りであることを証明して』いませんか?『不法は増し加わつており』,予言者は偽りの予言をなし,また『民はかかることを愛し』ませんか? ホセアは,次のことを予言して,そのことを正しく述べませんでしたか?『この地には誠実なく,愛情なく,神を知る事なければなり。ただ詛,偽,凶殺,盗,姦淫のみにして,互に相襲い,血血につづき流る。』― テモテ後 3:4,5。マタイ 24:12,新世。エレミヤ 5:31。ホセア 4:1,2。

そのような祈に神が答えることについて,聖書は何と言つていますか? ヱホバの御言葉に注意してごらんなさい『われ呼たれども汝らこたえず,手を伸たれども顧みる者なく,かえつて我がすべての勧告をすて,我が督斥を受ざりしにより,われ汝らが災にあうとき之を笑い,汝らの恐きたらんとき嘲るべし。そのとき彼らわれを呼ばん。されど,われ応えじ。只管に我を求めん,されど我に遇わじ。かれら知識を憎み,又ヱホバを畏るることを悦ばず,わが勧に従わずすべて我が督斥をいやしめたるによりて,己の途の果を食い,おのれの策略に飽くべし。』― シンゲン 1:24-26,28-31。

神の『平和の君』を認めず,公正と愛についての神の原則に従わないならば,永続の平和はけつしてあり得ません。『平和の君』を認めて,神の原則に従う者は,平和を得ます。こう書かれています。『なんじの法を愛するものには大なる平安あり。』『かくて正義のいさをは平和,正義のむすぶ果は,とこしえの平穏とやすきなり。』― イザヤ 9:6。詩 119:165。イザヤ 32:17。

エレミヤの時代の背教したイスラエルの国民について,彼は特にこう命ぜられていました。『故に汝この民のために祈るなかれ。彼らのために歎くなかれ,求むる勿れ。又われにとりなしをなす勿れ。われ汝にきかじ。』イスラエルの国民の亡びは印せられたものであつた故に,エレミヤが自国民のために祈ることは無益なものでありました。同じことは,今日にもあてはまります。キリスト教国は聖書の中でバビロンと述べられており,神により亡びに印せられているものです。それで,ヱホバの目的を理解する人々は,1月18日より25日までなされた世界平和のための祈を捧げず,またアイゼンハワー大統領や世界教会会議に参加しなかつたのです。それらの人々は,次のヱホバの警告を述べました『私の民よ,もし彼女の罪にあずからず,その災にまきこまれたくないならば,彼女から離れ出よ。』― エレミヤ 7:16。黙示 18:4,新世。

祈の週の翌日にあたる1月26日のニューヨーク・タイムズ紙の見出しに,『議会は409 ― 3票で,アイゼンハワーの台湾政策を支持す』と書かれていました。最初の節は,こうでした『1月25日,ワシントン ― 下院議会は今日409対3票をもつて,アイゼンハワー大統領を支持し,共産主義者より台湾を守るためにいかなる軍事行動を取る事をもゆるした。』自分たちの祈が役立たないことをはつきり表示しています。

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