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  • 『日ごとに…良いたよりを宣べ伝えよ』
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1957
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1957
塔57 6/15 239ページ

『日ごとに…良いたよりを宣べ伝えよ』

フィンランド人の一人の戦争捕虜は,7年間ロシヤに投獄されて後に釈放されました。親族の者たちは,もう死んでしまつたと思つていたのです。この人が家に帰ると,先ず最初に『ここにヱホバの証者がいますか』と尋ねました。この人は,ロシヤの刑務所内で信仰を見出したのです! 証者たちの家を数軒たずねましたが,一人も在宅していないので,「警察に連れて行かれたのであろうか」と直ぐ思いました。実は証者たちは別の都市で開催された大会に出席していたのです。フィンランドには自由があると知るや,その人は大会のところまで旅行したいと欲しました。しかし金の持ち合わせが無かつたのです。その地の証者たちが戻る以前に,スエーデンにいる肉親の兄弟から手紙を受け取り,仕事があると知らされました。それで,その人は直ぐスエーデンに行きましたが,フィンランドの兄弟たちに手紙を書いてもらいたいとの伝言を残して行きました。兄弟たちは手紙を書きました。すると,フィンランドの兄弟姉妹に宛てた心からの感謝の念に充ちる返事が来たのです。その人の話しによるとエストニア人兄弟から真理を学んだのであつて,刑務所にいるときその兄弟といつしよにロシヤ語聖書を研究したとのことです。『パン』は簡単に消化できませんでしたが,それでもボルクタの奴隷労働収容所のむずかしい状態下で真理を得たことにたいそうよろこんでいました。文書を送つて頂きたい,とこの人はフィンランドの兄弟たちにお願いしていました。その中には「救」という本の名前が記されていました。その人の読んだ協会の最新の出版物の中に,「救」という本のことが書かれていたのです。フィンランドの兄弟たちは,もちろん最新の本や冊子,およびフィンランド語の『ものみの塔』と『目ざめよ!』を送りました。

この人はスエーデンに着くと,すぐさま肉親の兄弟と家庭聖書研究を始めました。4ヵ月半の後に,この兄弟は巡回大会で浸礼を受けたのです。両人とも新しい世の社会の定期的な伝道者です。

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