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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1957
塔57 9/15 360ページ

読者よりの質問

★ 私は1957年,1月10日付の,ミルウォーキー日刊新聞の切りぬきを同封いたします。これはヨルダン人の羊飼いが,自分達の羊のむれを,エルサレム附近の山の,牧場につれて行くところの写真です。これは,ユナイテッド プレスの写真ですが,キリスト誕生は冬ではないとする論をくつがえす様に思はれます。―アメリカの一読者より

同じ様な見方をする他の手紙も受け取りましたが,それは,パレスチナの天候というものから判断し,そして羊が夜外にいた事実からキリストが12月25日生れなかつたと証明することは不可能である,と書かれていました。しかし,注意していただきたいのは,雨期の期間中,天候が良いときに,羊をパレスチナの牧場につれだされたとしても,ルカ伝 2:8の場合に適応しません,即ち,羊飼たちが夜,野宿しながら羊のむれの番をしていたことは,羊舎のあるところからかなり離れたところへ行つて,日夜羊と共に野宿していたということです。雨期で天候のはつきりしない時に,とてもそんな事はできません。このことについて,クラーク博士はのべています。

『過越の頃に羊を荒野につれ出し,最初の雨が初まるとともに,つれかえるのが,ユダヤ人の習慣でした。羊が外に出されている間中,羊飼は日夜みまもりました。過越は春にあり,最初の雨は,私達の10月の一部と,11月に当る,マルシェスヴァンの月の上旬にはじまりますから,夏中羊はひろびろとした田舎に出されていたことがわかります。そして未だ,羊を家に連れ帰つていなかつた事から,10月はまだはじまつていなかつたと推定します。したがつて,このことから我等の主は,羊が野にだされていなかつた12月25日に生まれませんでしたし,羊は夜中野外にいましたから主も9月以後にうまれたことにはなりません。このことから,12月の誕生はとりやめるべきです。夜中,羊を野外で飼うことは,年代学的事実で,この論争点に多くの光を投げかけています。(クラークの論評,第5巻,370頁)マックリントック並びにストロング氏百科辞典も同じ様な論をだして,更に,課税でなく,『旅行を必要とした』調査は,(ルカ 2:2)この季節に命令されなかつたでしよう』とつけくわえています。―第4巻,877頁。

それで,冬のパレスチナ地方で,羊が草をたべるということはイエスが12月にうまれたということを証明しません。群や羊飼は昼も夜も外にいたのです。イエスの誕生を10月1日頃とするのを支持する事実は,バプテスマのヨハネの父が,アビヤの組の祭司で,イエスのうまれる6ヵ月前に父親になつた事と,ダニエル書 9:24-27の予言でいわれている様に,70週目の半ばに,イエスが死により古い律法契約の犠牲を無効にされた事とによります。

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