英領ホンジュラスで忠実は勝利を得る
ひとりの若いカトリックの婦人は,「目ざめよ!」の記事を読んで興味を感じ,「失楽園から復楽園まで」の本で聖書研究の取極めを設けました。いちばん初めから注意深く研究することは,それから後のつらい試練を乗り切る際にたいへん役立ちました。第1に,その人と許婚の関係であつた男の人は,結婚かこの宗教かそのどちらかを得ばねばならないと告げました。この婦人は,自分の学んでいることが永遠の生命を意味するものであると知つたので研究をつづけました。次に彼女の両親は,家から追い出すと脅しました。次には修道院に呼び出されて,尼僧たちは彼女の研究をさんざんに嘲笑しました。この後,牧師が彼の家に来て,勇気をくじこうとしました。しかし,この婦人は研究を良くして,あらゆる攻撃にもしつかり耐え忍びました。地域大会が発表されたとき,彼女は出席を計画しました。そのところで,失なつた古い世の友のかわりに多数の新しい友を得ました。―1960年度のエホバの証者の年鑑(英文)から