ペナンからの報告
仕立屋で働いていたある青年は,配布された小冊子を読んで強く心を動かされました。彼は,その小冊子の裏に出ていた広告を見て中国語の「神を真とすべし」という本を取りよせるため香港に手紙を送りました。協会は会衆に再訪問用紙を送って,この人を再訪問させました。魂,地獄,三位一体に関してなされた彼の質問は満足のいく解答が与えられ,研究が始まりました。3週間後彼は,他の伝道者たちについて伝道に出かけました。そして2ヵ月後には巡回大会で洗礼を受け献身を象徴しました。
店で長時間働かねばならないので,伝道に出かけられるのは日曜日だけでした。しかし日曜日には野外奉仕を8時間行ない,1ヵ月には平均48時間を奉仕にささげました。中国語だけしか話せないので,中国語で行なわれる聖書研究のグループをつくるのを援助しました。それには,8人から10人の中国語を話す人々が定期的に出席します。彼の熱意は急速に高まり,研究を始めてから1年もたたないのに,いまはすでに開拓奉仕の申し込みをしています。羊は,店の中にもいるのです!