子どもも真理を認識する
セント・マーチン
伝道者たちは,自分の子どもたちと聖書を研究すべき重要性に気づきはじめています。ひとりの兄弟はこれに気づいて,妻は真理にはいってはいないが,子どもたちと聖書の勉強をしました。聖書研究という援助がなかったなら,真理など決っして知るようにならなかったであろうこのふたりの子どもは,いまでは活発な伝道者です。父親は,子どもたちが,不信者の母親と真理について議論しているのを耳にはさんだといっています。楽園のことを母親に話したあと,ひとりの子どもが言いました,「お母さん,そこのところ理解できない? ずいぶんはっきりしているからだれにでも分かるはずなんだがなあ」。
子どもたちが,短時間に真理についてどれだけのことを習うかは驚くほどです。13歳の伝道者は,どのように真理を学んだかを話しています。ある伝道者が母親と聖書の勉強をしている時に聞いていたのです。彼女は「御国のこのよいたより」という小冊子の助けによって真理を学びました。そして,いまでは,クラスメートと一緒に聖書の勉強をしています。また,訓練計画にしたがって,年上の円熟した姉妹と一緒に定期的に野外奉仕をしています。ことしは,8人の新しい伝道者が奉仕をはじめましたが,彼女はそのうちのひとりです。―1961年のエホバの証者の年鑑より