報いられた忠実
トリニダードからの報告
エホバに対する忠実は,いろいろ異なった面で報いられ,忘れられることがありません。50年を全時間奉仕にささげ,その中の30年をナイジェリアで過ごして,いまはトリニダードに住んでいるブラウン兄弟は,つぎのような電報を受け取りました。「ナイジェリア連邦政府は,ラゴスにおける独立祝賀祭に貴下と御夫人をご招待することを光栄と致します。御都合はいかがでしょうか。……往復の旅費およびナイジェリアご滞在中の生活費,交通費は政府が負担致します……署名,ナムジ・アジキウ,上院議長,国会議事堂,ラゴス,ナイジェリア」。ブラウン兄弟は,ナイジェリアにいる間に,現在のナイジェリアの最初の総督となった人の親しい友人になっていたようです。そして,その人は,ナイジェリアでの同兄弟の熱心な宣教活動を忘れていなかったので,帰ってきて旧交を温めるよう招待したわけです。もちろん彼は,むかしのすべての神権的な友だちは言うまでもなく,1951年に彼がナイジェリアを離れた後真理の知識をもつようになった多くの新しい人と会うことを楽しみにしています。―1961年のエホバの証者の年鑑より