共産主義者は聖書の真理をきらう
エホバの証者に反対して特別の映画を作製
御国の音信を極度にきらう当局者たちは「化けの皮をはがれた使徒たち」という題のエホバの証者に関する映画まで作りました。これは,方々の町で上映されました。1台の宣伝カーが近くの町や村々を走り回って人々を映画に招待します。多くの人がこの映画を見ました。会場はたいてい満員になりました。新聞もそのことを書きたてました。
映画には,「ものみの塔」誌や出版されている小冊子,書籍,複写器,お金,金製品などが,さまざまなシーンの中に出てきました。そして彼らは,「エホバ派の指導者たち」について述べ,地下組織を指導しているとか言われている兄弟たちの名前もあげました。地下運動に使われる書籍は,アメリカのブルックリンという町から送られていると彼らは説明します。多くのシーンは,モルダビア,ザカルパシア,イルクーツクでとられています。彼らはまたひとりの兄弟を見せましたが,この兄弟は,奉仕に関する用事で国境を越えるため,バグ川を泳ぎ渡っていた時,国境警備員の弾丸に倒れたのでした。―1961年のエホバの証者の年鑑より