自分で確かめる
アメリカ,アーカンソー州のエホバの証者はバプテスト派牧師に文書を配布し,しばらくして再び訪問した結果を次のように報告しています。「この牧師の謙遜さと柔和さとにはむしろ驚きを感じました。彼は何か新しい事柄を学べば,それをすぐ受け入れます。聖書写本と翻訳という事について互いに話しあい,私は新世界訳聖書を使って両者の比較をして見せました。牧師もこの翻訳を一部求め,その後にダイアグロット聖書も注文しました。最近この牧師はなぜエホバの証者と聖書を勉強する気持になったかを説明してくれました。それによると,エホバの証者について悪く言う人が多いので,自分で確かめてみようと思ったという事でした。しかし,彼は,今,その種の評判が間違いであるとはっきり認めています。そして自分の教会でする説教の模様についても話してくれました。ある時話を聞いていた教会の出席者全員は驚いて互いに顔を見合わせ,さらに説教をしていた彼の方へ向き直りました。それは,ある者はいつも説教し,他の者はいつも話を聞くだけのものと考えている人が多いが,それは本来の姿ではなく,むしろ,全員が証人になるべきだと彼が話したからです」。