神に栄光?
◆ 「シャフ・ハーゾグ新宗教知識の百科」は,キリスト教国のクリスマスが神に栄光をもたらしていない事を率直に認めている。「クリスマスの宗教的な意義は,ほとんど失われてしまった。大人にとってそれは贈物を交換するだけの日になってしまい,それも多くは愛情をともなわない義務的な贈物のやりとり,あるいは交換に堕している。クリスマスはとくに子供のための日ではあるが,たいていの家庭の子供たちはこの日を楽しむことを知っていても,神の賜物すなわち神が世に遣わされた御子のことを考えるように教えられていない。ある教会はこの日に礼拝を行なうが,新教徒の大部分は出席しないし,多くの教会ではこの日にとびらを閉ざしている」。―第3巻,48頁。