大会の楽しい経験
◆ 伝道者が24名いるジブラルタルで昨年初めて巡回大会が開かれました。大会を成功させるためによく努力し,多くの障害を克服しました。宗教上の偏見のために会館を借りる事ができず,やっとの事で7メートル四方の古びた自動車の車庫を借りました。そこは長い間使用されずにほうってあったので,兄弟たちは床,壁,天井をきれいに洗ってペンキを塗り演壇をも作り,そのほか電灯,炊事道具などを求めました。
タンジェル,テチュアン,またスペインからも兄弟たちが旅行して来した。姉妹は家庭に,兄弟は会場で宿泊しました。さて何名が出席したでしようか。金曜日の夜に65名が出席したのを見た兄弟たちはよろこびました。土曜日の会場は75名でいっぱいでしたが,日曜日の講演会に出席した85名もなんとかして講演を聞くことができました。またこの大会で30名の伝道者が初めて街頭に立って雑誌配布をしました。
◆ 文通で研究する事はよい結果をもたらします。バハマ島の一宣教者は「離島」に住んでいる男の人と研究を始めました。彼女は協会の出版物から質問を準備し,自分の言葉で答えるその男の人の解答は短く要点をついていました。彼は他の人に話して奉仕の報告を出しました。地域大会がある事を知り,浸礼を受ける決心をした彼は舟で旅行し大会の全部に参加しました。献身し浸礼を受けた伝道者として島に帰り,引き続いて島民に良いたよりを伝道しています。