創造者を見い出す
◆ 仏教も共産主義も創造者に関して,人々を暗やみに閉ざしていますが,このことを考え,真理を探求している人もかなりいます。ベトナムのある若い父親は進化論をあまり信じていませんでしたが,お祭りの時にひろった聖書の冊子を読んで興味をおぼえました。後日,彼は欽定訳聖書を自分で求め,創造に関する記録を読んで満足しました。しかし子供たちから太陽や星などについて尋ねられると,答える事ができないありさまでした。その後宣教者が聖書を教えて回っている事を聞き,宣教者の家を訪ねました。宣教者はエホバの証人でしたから,真理を求めている人をすぐ帰す事はありません。「楽園」の本を用いて研究が始められ,その人は創造の驚異をだれに感謝すべきかを知る人々の列に加えられました。彼はいまそのことを他の人に伝えることによって感謝を表わしています。―エホバの証人の年鑑から