実を結ぶ偶然の証言
◆ あらゆる機会を用いて伝道する時,ふつう会えない,興味のある人を見出すことがときどきあります。パキスタンの一宣教者と仲間の奉仕者が,ある家のドアをノックして待っていると,そこを通りかかったおばあさんから奥さんはいまそこにいないと知らされました。その家の奥さんがどこにいるかを尋ねた機会に,二人は近くのおばあさんの家に立ち寄るようにすすめられました。二人は,神のことばを聞いてとても喜んだおばあさんと,「御国の良いたより」の冊子を用いて勉強する約束をしました。76歳になるまでほとんどの期間をメソジスト教会の信者として過してきたおばあさんは,新しく学んだことにとても感謝しています。勉強する時にはよく,「奥さん,これは大変貴重な時間です」と言いました。死者はハルマゲドンが過ぎるまで墓に眠ることを学んでのち入院した時に「もし病院で死んでもエホバは本当に復活のときにおぼえていて下さるのですね」と言い,いま持っている自国語の「神を真とすべし」の本を「貴重な宝」と呼んでいます。
― エホバの証人の年鑑から