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  • 「私たちの神の家をなおざりにしない」
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1966
塔66 7/1 410–411ページ

「私たちの神の家をなおざりにしない」

韓国

人口: 28,181,096

伝道者最高教: 5,937

比率: 4,747人に1人

1965奉仕年度中,韓国のエホバの証人は豊かな祝福を受けました。伝道者がよく増加したほかに,支部事務所は,昨年協会の地所に建てられた新しい建物に移りました。この建物の1階に新しく造られた美しい御国会館は二つの会衆によって用いられるので,新しい支部はベテルの家族のみならず,ソウル市内の他の兄弟たちにとっても良い備えとなりました。支部のしもべから寄せられたいくつかの経験を以下にかかげます。

仏教徒が真理を受け入れると家族や友人からの厳しい反対に会うものです。長年仏教徒でありながらその教えに満足できなかった長湖院<チャウホウホオン>のひとりの男の人の店に,一エホバの証人が御国のおとずれを持って訪ねました。聖書研究が定期的に行なわれるようになって間もなく,その人の2番目のむすこが急死し,また妻も重い病気になりました。家族と近所の人々は,彼が仏教の信仰を捨てたために自分の家族と村人の上にまで災いがくだったといって,聖書の研究を中止させようと反対し始めたのです。ついにはその村中の人がほとんど全部彼に反対しました。しかし彼は,からだを殺し得る者を恐れてはならず,生きておられる神エホバに祈ることにより目前の事態に対処する勇気が得られるという一兄弟からの時を得た話を聞き,励まされました。彼の妻は,一度は回復の望みも失われていましたが,全快したのです。その信仰により,人々は彼を尊敬するようになり,この人々に彼は雑誌を定期的に届けることを取りきめました。彼は妻と娘と一緒に浸礼を受け,すでに休暇開拓奉仕の特権にもあずかりました。

わたしたちはエホバへの奉仕のすべての面で,人間と天使の前に見物とされています。しかし時にはこの事実に気付きません。自分の店先きでいつも友人と将棋をして遊んでいたひとりの男は,自分がどれほど時間を浪費しているかに気付いていました。友人たちの悪影響に抵抗する力を失ったように,友人とともに大酒を飲み,自分の妻子さえも顧みなかったのです。そのころ2ヵ月ほどの間彼は,御国伝道者が毎週聖書研究を司会するため隣りの家を訪れるのを見ていました。ある時,その隣りの家が留守だったので,自分の家に来て聖書を教えてくれるようにと伝道者に頼みました。この最初の研究のあとで,彼は巡回のしもべの話を聞きに集会に出席し,それ以来毎週集会に出席しました。クリスチャンたちの目的のある清い生活から深い印象を受けた彼は,突然にタバコも酒もやめてしまい,彼を知っている人々はたいへん驚きました。6ヵ月後に彼は浸礼を受け,彼もまた休暇開拓奉仕の特権を受けました。

忍耐してなん度も再訪問を行なえば,喜ばしい結果を得ることがしばしばあります。束草<ソクチョウ>の一伝道者は,3人の子供を持つ婦人について話しました。この婦人は聖書の勉強も不定期で,ついに,おかあさんは留守だと,子供に言わせるようになりました。このようなことが幾度かあって,その伝道者は訪問をやめました。その後,もう一度だけ行ってみようと決心して尋ねてみると,その婦人は,「あなたの本をあれ以来ずっと読んできました。もうあなたは二度と来てはくださらないと思ったものですから」と言いました。今この婦人は他の人に伝道しています。忍耐の大切さがよくわかる次のような例もあります。ある伝道者はひとりの男の人を20回も訪ねました。この男の人は,自分はあまりにも悪い人間で神を信じる資格などはないと言って,その兄弟の清い生活をあざけったのです。しかしついに聖書研究をすることに同意し,生活を清め,今は献身した伝道者です。

開拓奉仕をしているある年配の姉妹は,長い間悪霊にとりつかれていた一婦人と聖書を勉強していました。この婦人が悪霊につかれたのはかなり昔のことで,その時彼女に男の子が生まれ,またある病気を直すため霊媒のところに行ったのです。ところがついには彼女自身が悪霊につかれました。

いやいやながら悪霊の手先きにされてしまった彼女は,悪霊からぜひのがれたいと思っていました。そのうちにエホバの証人に興味を持つようになったこの婦人の成人した娘は,母親を助けて悪霊から離れさせようと試みました。浸礼を受けてのちこの娘は,母親にその開拓者と聖書の勉強をさせることに成功しました。ところが勉強が進むにつれて,その婦人は発疹のようなもので悩まされはじめ,だれかに氷水をかけられているように感じました。病気はさらにひどくなり,勉強を中止しようと考えました。開拓者は会衆の監督に援助を求めました。監督は,英文の「ものみの塔」および「目ざめよ!」誌に出ていた,悪霊からのがれた経験の記事を説明して,ほかの人たちがどのように悪霊を追い払ったかを話してあげました。そこで母親は,悪霊を呼び出す時に用いていたものすべてを焼き捨てました。そうしたところ,ただちに気分は良くなり,発疹も出なくなりました。その後,エホバの民と交わり続け,浸礼を受ける資格を得るように勉強しており,今では悪霊のための発作も起こらなくなりました。

清州<チョンジュ>に住む一婦人伝道者は,ある手術を受けねばなりませんでした。ところが,もし輸血を拒絶するなら命は助からないと告げられました。医師や友人から嘲笑された彼女に,その夫は幼い子供たちのために自分の主張を捨てるよう頼みました。しかし彼女は,自分が無意識になるまではどうぞ輸血を行なわないでくださいと夫に願い求めたのです。強硬に反対していた夫は,無気味なほどに沈黙してしまいました。ついに,妻の意志どおり代用血液を用いてほしいと,医師に語るのを聞いたときに,妻はどんなに感激したことでしょう。彼女が普通以上に早く回復したことは,すべての関係者を驚かせました。

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