巡回のしもべの訪問の価値を認める
● ウガンダの兄弟たちは,巡回のしもべの訪問の価値をよく認識しています。一人の新しい伝道者は,勤務が交替制の製糖場で働いています。最近の巡回訪問の期間中,この伝道者は,御国奉仕の取り決めをよく支持するためすばらしい努力をしました。彼の勤務時間は夜中の12時から午前8時までです。巡回のしもべは宣教について話すために毎朝8時45分に集合場所に来ました。それでもその伝道者は,もうそこにきて待っていました。それからたっぷり3時間宣教に参加して,午後は夕方4時から7時までの野外奉仕に備えて休息します。夕方の奉仕がすむと,家に帰って食事をし,夜勤に備えて休みます。彼はこれを火曜日から土曜日の夕方までつづけ,夜は,奉仕と集会を楽しみました。土曜日の夜は,8時から仕事を始め,日曜日の朝8時まで働かねばなりませんでした。しかし,伝道者たちが日曜日の朝野外奉仕を始める時には,この新しい伝道者の姿も見られ,ふたたび巡回のしもべといっしょに行く用意を整えていました。援助を受けたおかげで週中訪問した時関心を示した人と二つの聖書研究を始めることができた時,この伝道者はどんなに喜んだことでしょう。
― エホバの証人の1969年度年鑑より