彼らは良いたよりを伝道し続けた
● ドミニカ共和国内のエホバの証人は投獄されていた時にもエホバに奉仕する特権がありました。ひとりのエホバの証人の語るところによると,彼ら囚人は,首都にある軍基地のまわりと,その中で働くよう命ぜられました。証人たちは会う人すべてに「良いたより」を伝えました。なかには友好的な態度を示す兵士もいて,証人たちが文書を入手するのを助けることさえしました。数か月間,彼らはメラに通じるハイウェイの沿道の草刈りを割り当てられました。その囚人たちのひとりは,次のように書いています。「わたしたちは看守を伴い,ハイウェイに沿って,47キロの区間,戸別伝道をしました。ほんとうに楽しい日々でした」。―「エホバの証人の1972年の年鑑」から。