覚えていますか
あなたは最近号の「ものみの塔」誌を注意深くお読みになりましたか。そうでしたら,次の点を覚えておられるでしょう。
● エホバ神が,ご自分の裁きを執行する「日と時刻」を明らかにしておられないのは,なぜ適切なことですか。
それは,人々の動機を試みるのに役立ってきました。神のご命令に本当に従いたいと願っていない人々は,自分たちの生きているうちに神の裁きが到来することはないであろうと考えて,自分の利己的な欲望を追い求めるようになります。また,その日の直前になって,偽りの宗教組織が偽善的な信仰を誇示し,誠実な人々にとって神の真のしもべたちを見分けることが困難になる,というような可能性もなくなります。―472ページ。
● 食物は,どのようにして「神のことばとそれに関する祈りによって神聖なものとされる」のですか。―テモテ第一 4:5。
神のみことばは,食用に供することのできるすべての物を食べてもよいとし,「神聖なもの」,つまり『取り分けられた』ものと定めました。その食物に関して祈る人は,それを天の父によって自分のために『取り分けられた』ものとして,感謝して受け入れます。―493ページ。
● 自分がクリスチャンの忍耐を培っているかどうかを見極めるために,どんな点を自問してみることができますか。
次のように自問できるでしょう。自分は,今忠実を保っているだろうか。自分は定期的に聖書を研究し,初歩的な教義以上のことを目指して研究しているだろうか。自分は,他の人々や真の崇拝の関心事のために,進んで困難な事態に耐えているだろうか。試練に直面した時,自分を力付けてくださるよう,神に頼っているだろうか。―542ページ。
● ヘブライ 12章25節から29節で,揺り動かされる「作られたもの」として述べられているのは何ですか。また,揺り動かされることのないものとは何ですか。
「作られたもの」とは,神のみ手以外の手によって作られたもの,つまり偽りの宗教をも含むこの事物の体制,貪欲な商業主義,腐敗した政治などです。神を敬わない体制を形造っているものは揺り動かされて滅びますが,神の王国は倒れることなく存続します。―555ページ。
● 長老の立場に推薦するよう考慮されている人の妻が頭の地位に対して反抗的である場合,長老として奉仕する資格がその人にあるかどうかを決める際,長老団はどんなことを念頭に置かねばなりませんか。
長老団は,その人が妻の反抗的な態度に対してどの程度まで責任を負っているかという点を分析し,さらに,その事態に対する会衆の見方も考慮しなければなりません。―661ページ。
● ご自分に対して,「良い師よ」と呼び掛けた若くて裕福な支配者に,「ただひとり,神以外には,だれも良い者はいません」と述べた時,イエスは何を言おうとしていましたか。―マルコ 10:17,18。
自分の称号の一部として「良い」と呼ばれるのを拒むことにより,イエス・キリストは,良いことの真の規準,つまり神の子として自分が従った規準であるみ父に栄光を帰していました。―668ページ。