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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1978
塔78 11/1 32ページ

祈りは聞き届けられた

南太平洋のサモア諸島では,原住民の酋長がかなりの影響力を及ぼしています。彼らは自分の地位を重んじており,また人々から絶大なる尊敬を受けています。そのため,酋長にその称号を捨てさせ,その地位を去らせるためには,強力な動機が必要となってきます。

したがって西サモア諸島サバイ島の一酋長が「私は神に仕えるため,政治問題に関しては絶対中立でありたい」と語ってその職を辞任した時,それはきわだった事件となりました。この人は何度にもわたって王の一人であるマリエトアに対して“立派な話をした”酋長つまり代弁者であったので,これはそれだけ異例の出来事でした。サモアの王や酋長が集まると,この人が何度も決まって最初に発言したものです。

キリスト教世界の教会の一つに所属し,神についてもっと学ぶことに関心を持っていたこの酋長は,数多くの教会が教えることを調べていました。しかし霊的な満足を感ずることは決してなかったのです。ある日彼は教会の牧師が自分の個人的な目的のために,教会の資金を使い込み,多くのぜいたく品を買っていることに気付きました。彼がこの事を教会員に知らせたところ,彼が牧師と話をつける役目をおおせつかりました。牧師はこう答えました。「私がお金をどうしようと,あなたには関係のないことだ。これは厳密に私とキリストの間の問題ですよ」。この言葉を聞いた酋長は教会を脱退し,二度とそこへ戻りませんでした。

この間,その人は真理を学べるよう助けを求め,個人的に神に祈りました。ある日このように祈ったところへエホバの証人の一人が訪れ,ただちに研究が始められました。時たつうちにこの男の人は,エホバに命をささげたい,もはや世の政治組織の一部になりたくはないと願うようになりました。その称号に伴う名声や富にもかかわらず,酋長は世との政治的結び付きから解放されることこそ最高だと考えたのです。(ヤコブ 4:4)バプテスマを受けたエホバの証人として現在,この人は他の人々が真理を学ぶのを助けるために最善を尽くそうとしています。

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