支部の手紙

親愛なる伝道者のみなさん:

繁栄！ これこそ，今日のエホバのわざの基調をなすものです。あなた自身の会衆で，また群れで，この繁栄をまのあたりにしておられることでしょう。そのすべてが相まって，全日本のすばらしい報告が生まれたのです。わたしたちは，この驚くべき祝福に対してエホバに感謝しています。

5月の報告の中で二つの顕著な「初めて」の点に接して，ほんとうに心の躍るのを覚えました。それは，初めての9,000人以上の伝道者と，初めての1,000人以上の正規開拓者です。しかし，1,013人の正規開拓者だけでなく，5月に報告した9,135人の伝道者全員が，同じ積極的な開拓者精神に満ちていることをわたしたちはよく知っています。羊を集めるための時がまだ残されている間に全速力でわざが押し進められるのを見たいと願わない人はいません。この願いに動かされて，5月にも合計713人というすぐれた休暇開拓者数が報告され，さらに，会衆の伝道者の平均時間は今までの最高，16.9時間に達したのです。特別開拓者もすばらしいわざを行ない，「ことば」の本を多く配布しました。また奉仕に費やされた36万5,072時間は新最高数でした。

宣教活動の他の分野に携わるとともに，夏の間，ぜひ雑誌の日の活動を熱心に支持してください。1週間に1日雑誌の配布に力を注ぐなら，開拓者も伝道者も引き続き雑誌の目標を達成する喜びにあずかれるでしょう。

偉大な牧者が聖書研究を引き続き祝福しておられるのを見るのはほんとうに喜びです。5月には，再び聖書研究の新最高数16,831が報告されました。これらの研究生は，何年も何年も研究してきたにもかかわらず少しの成果も上げなかった人々ではありません。それどころか，平均して6か月ごとに，わたしたちは新しい一群の人々と研究しており，それらの人々は真理を把握して大いなるバビロンからのがれているのです。それはなんとうれしいことではありませんか。

さて，夏に開かれる大会が近づき，わたしたちはすばらしい霊の宴を心から期待できます。1970奉仕年度中の今までの活動を総括的に考えると，わたしたちすべては，「なんという増加ぶり！」また，「時間がたつのはなんと早いのだろう」と感嘆の声をあげずにはおられません。できるだけ多くの人が善意の人々になるのを助けるため，残された時を有効に用いましょう。そして，それらの人々が「善意の人々」地域大会のいずれかに出席できるよう援助しましょう。

みなさんとともに喜びに満たされて，人々を弟子とするあなたがたの兄弟 東京支部