支部の手紙

親愛なる伝道者のみなさん:

ここベテルで，わたしたちは，今年の夏に出席して楽しんだ，「善意の人々」地域大会について，今でもいろいろと考えたり話したりしています。それに，話し合うべきことが，なんとたくさんあるのでしょう。

モルデカイとエステルに関する感動的な劇は，だれにとっても忘れがたいものです。印象深かったのは，単に劇の物語だけではなく，それがわたしたちに意味する事柄でした。わたしたちを一致させている愛のきずなが，個人的な争いのために弱められるようなことが決してないようにすべきです。この点がなんと力強く示されたのでしょう。わたしたちは，自分の命を犠牲にしてまで，兄弟たちを助けるほどに深い関心を，兄弟姉妹ひとりびとりに対していだくべきです。これはほんとうに考えるべき事柄ではありませんか。

また，心臓に関する話も印象深いものでした。あなたは新しい考え方を理解できましたか。聖書が人間の心に関して述べているのは，単なる比喩的な何ものかではなく，肉の心臓そのものに関係があるということを知るのは，興味深いものでした。しかし，ここベテルでさらに話し合っているのは，自分自身の心臓の状態を定期的に吟味し，また物事を行なう理由に関して自分自身に正直であり，自分の弱点をさがして，その改善に努めることを勧めた訓戒です。そうした努力を払えば，わたしたちの心臓はエホバに受け入れられるものとなるでしょう。

さて，昨奉仕年度は終わったばかりですが，この1年間に与えられたすばらしい祝福に対して，献身したわたしたちは，心臓の奥底からエホバに感謝をささげましょう。上欄の1970奉仕年度の報告は，真の崇拝がいかに驚くべき拡大を遂げたかを示しています。今奉仕年度におけるみなさんの活動すべてに，エホバの豊かな恵みが引き続きとどまりますように。

東京支部の，あなたがたの兄弟