支部の手紙
若い奉仕者のみなさん:
そうです,今月は,日本の伝道者のほぼ20%を占めている,若い伝道者のみなさんあてに,この手紙をしるしたいと思います。大ぜいの,そうです,およそ2,000人もの若い奉仕者のみなさんが,『あなたの成年の日の今,あなたの偉大な創造者を覚えている』ということを知るのは,ほんとうに胸のおどる思いがします。―伝道 12:1。
さらに,みなさんの中には,会衆内でしもべとして任命されるほど円熟した人もいます。沼津で開かれている御国宣教学校に,最近,北海道から19歳の聖書研究のしもべが出席しました。その兄弟は9歳の時に初めて真理を学んだとのことでした。両親から激しい反対を受けたにもかかわらず,その兄弟は成長し,正規開拓者となりました。また,その御国学校に,東北地方から16歳の聖書研究のしもべが出席しました。その兄弟が,高校の担任の先生に,自分の将来の目的について話したところ,御国宣教学校での特別な訓練を受けるため,学校を2週間休むことを,先生は快く認めてくれました。
あなたがた他の若い兄弟たちの多くも,成長するにつれて,会衆内の種々の責任をにない,それとともに,数々の大きな特権にあずかる喜びを味わえるようになるでしょう。在学中はいっしょうけんめいに勉強して,有益な一般教育を身につけてください。また,聖書をよく学んでください。できるなら,「楽園」の本や,「ものみの塔」の子ども向きの記事,その他の資料を用いて,学校の友だちや他の若い人と家庭聖書研究を行なってください。多くの若い人たちがこれまで行なってきたように,高校卒業と同時に正規開拓者になることを目ざしましょう。しかし,成年に達するまで,また成人しても,親のもとで生活しているなら,この点に関して親の意志を尊重しなければなりません。このことを忘れないでください。バプテスマを受けたなら,学校の休暇を活用し,休暇開拓をしましょう。
みなさんのすぐれた努力を今後も続けてください。エホバは,あなたがた若い賛美者を愛しておられます。イエスはあなたがたを,その弟子として歓迎しておられます。(マタイ 11:25-30)エホバのお名前を賛美するあなたがたに,いつも大きな喜びがありますように。―詩 148:12,13。
あなたがたの愛する兄弟 東京,日本支部