宗教は人類をどこへ導いているか
1 上記の主題を載せた10月8日号の「目ざめよ!」は,わたしたちの関心をとくに引き起こすものです。それは沼津の協会の新しい印刷機で印刷され,完成された最初の雑誌だからです。この号を30万部も準備し,印刷し,中とじをし,そして断裁するのは大がかりな仕事でした。印刷機から刷り出された最初の雑誌の中には,印刷の技術の上から問題のあるものもありましたが,その後印刷が進むにつれ,その質は改善されました。わたしたちは,みなさんが,協会の印刷機によるその最初の号を配布するのを,きっと楽しまれると思います。
2 ある人たちは今でも,すべての宗教は良いものだ,と言います。はたしてそうでしょうか。10月8日号の「目ざめよ!」は,はっきり“否”と答えています。人びとは,考えを深めるさし絵や論議に関心をもつはずです。たとえば5ページから始まる「ベトナム戦争」と,それについての宗教の役割とに関する部分は,多くの人の関心を呼び起こすでしょう。また14ページからは,世界戦争と関連した宗教の罪悪について読むことができます。23ページのさし絵は,今日世界中に,戦争を放棄した真実のクリスチャンたちが実際にいるということを理解するよう多くの人を助けるでしょう。
3 10月1日から,この特別号や「目ざめよ!」の他の号を用いて,600円の寄付による「目ざめよ!」の1年間の予約を強調しましょう。どれほど多くの予約が得られるでしょうか。1970年の10月には,今までの最高数30,294の新予約が得られました。1972年10月には,沼津で印刷された「目ざめよ!」の特別号を用いてそれより多くの予約数を得ることができるでしょうか。エホバの力の下に,その目標をめざして熱心に努力することができます。