良いたよりを伝える ― 10月の「目ざめよ！」誌予約期間

¹ わたしたちは10月の予約期間中，奉仕において，「目ざめよ！」誌の2つのすばらしい号を強調することができます。たいていの人びとは今日の世界の宗教の状態について疑問を持っています。それで10月8日号の「目ざめよ！」は，人びとの考えている数多くの疑問点をきっと解決してくれるものとなるはずです。ベトナム戦争は依然として大きくニュースで取り上げられています。ですから多くの場合，伝道者は5ページから始まる記事をさし示すだけでよいのです。その記事はすぐ関心を呼び起こすはずです。6，7ページにさし絵とともに出ている見出しは，ベトナム戦争で偽りの宗教が取っている立場を明確にするために用いることができます。ところが，過去53年間発行されてきた「目ざめよ！」誌がその全期間中，戦争に関してとってきた立場は23ページのさし絵によってよく説明されています。「目ざめよ！」誌が指摘する希望は，26ページのさし絵によってよく示されています。それは聖書の希望であり，また多くの人びとの希望ともなりうるのです。「目ざめよ！」誌を定期的に読むことは，それらの人がこの希望をうるのを助けるでしょう。

² 前節で取り上げられているすべての点は，10月8日号の「目ざめよ！」の中のさし絵とそれに伴う見出しを用いてはっきりと説明できることに気づかれることでしょう。あなたご自身がこの雑誌の中でいちばん心を引かれたさし絵と見出しを選び，「目ざめよ！」の予約を勧める際のあなたの証言の土台としてそれらを用いることが提案されています。10月22日号の「目ざめよ！」も，非常にすぐれた号です。それで，人びとが見本として少なくとも2つの号を見ることができるよう，10月8日号といっしょにその号を手渡すことが勧められています。「私はカトリックの修道女でした」という記事は，聖書の音信を愛し，また教える人びとのどれほど多くの人が，真実の平和，加えて真理を見い出そうとして，戦争を助長した宗教から離れつつあるかを示しています。

³ 予約を勧める紹介のことばとして，適当な聖書の話を用いることができます。たとえばこのように言えます。「私はものみの塔協会の奉仕者として訪問しています。わたしたちの訪問の目的は，平和への人間の真実の希望を指し示す，今日成就しつつある聖書の預言について説明するためです。あなたはイザヤ書 2章4節の預言のことばをご存知かもしれません。〔読む〕しかし人間が2度と戦争のことを学ばなくなるときがほんとうに来るでしょうか。それはどのように来るのですか。ある人たちは，世界宗教を通して実現するかもしれないと考えています。でもそれは実現するでしょうか。この雑誌の中に述べられている宗教の記録をちょっとごらんください」。「目ざめよ！」の2つかそれ以上の異なった号を紹介してから，前の節で提案された点を用いて，家の人に雑誌の内容をよく知らせてください。

⁴ それにまた，「ものみの塔」の1つか2つの号を持っていることも良いことです。10月15日号の「ものみの塔」は，典型的な聖書記事を載せており，そのすぐれた内容は人びとの関心を呼び起こすはずです。今日の世界的な通貨危機のため，多くの人はその号の最初の記事がお金についてどんなことを述べているかに関心を持つことでしょう。十分の関心が示される場合には，両方の雑誌の予約を1,200円で勧めることができます。中には，「目ざめよ！」誌よりも「ものみの塔」誌のほうを予約したいと思う人がいるかもしれません。その場合にはもちろん，「ものみの塔」を予約することは歓迎されます。雑誌に対するわたしたち自身の熱意，それに提供する雑誌の内容によく精通していることは，予約を得るのに大きな助けとなるでしょう。しかし，どの家でも予約が得られるわけではありません。そのことを忘れないでください。喜んで予約をする人びとを，あちらこちらで見つけるのに助けとなるのは，どの家でも予約を強調し，雑誌の音信に対するわたしたちの熱意をいつも保つことによります。最初，もし予約を得ることに成功しないなら，さらに努力してみてください。善を行なうのをやめないならば，やがて刈り取るときがくるでしょう。―ガラテヤ 6:9。