他の人たちはわたしたちが持っているものを必要としている
1 神や神の目的についての真理をまだ知らない，心の正直な人が大勢います。彼らは世の中で起きていることを見て心を痛めていますが，取るべき道を知りません。
2 死にゆくこの事物の体制に残されている時間は少なくなっています。時の緊急性を認識して，わたしたちは真理を携えて他の人々の所に手を伸ばすため，時間を作り出すよう物事を取り決めます。そしてわたしたちは非常に多くの人々が好意的に反応を示しているのを見てうれしく思います。一人の伝道者は次のように書きました。「このりっぱな増加はすばらしいものではないですか。それはすべての『羊』がまだ集められていないという事実を確かに証明するものであり，それはわたしたちにさらに多くを『狩り』集めたいという願いを抱かせるものです」。現在これ以上に報いのある仕事はありません。なぜでしょう。なぜなら，それに携わるとき，わたしたちは実際に「神とともに働く者」であり，わたしたちの働きの結果は永続するものとなるからです。―コリント第一 3:9。
3 10月の予約活動で何というすばらしい結果が得られたのでしょう。5万7,144の新予約という驚くほどの新最高数は1973年10月に得られたこれまでの最高数を29パーセントも上回るものでした。さらに，初めてのこととして，一か月に野外で100万冊以上の雑誌が配布されました ― 120万9,544冊。そして正規開拓者は24回目の連続の新最高数である，4,293人，そして伝道者は88回目の連続の最高数である2万7,805人を報告しました。奉仕時間は最高数である116万8,535時間，再訪問も最高数の50万6,895件，そして家庭聖書研究も新最高数の4万8,717件でした。この際立った奉仕により，他の人たちはわたしたちが持っているものを必要としているということに対する認識をみなさんは確かに示しておられます。
4 さて，1月1日からわたしたちは第37回目の「ものみの塔」運動に入ります。例年どおり正月活動は一年のうちで最も喜ばしいものとなるはずです。「ものみの塔」の一年の予約は，3冊の小冊子を添えて1,000円の寄付で提供します。「ものみの塔」と「目ざめよ！」の予約を一緒に，二つ分の寄付で提供したいという伝道者がおられるなら，そうしていただいても差し支えありません。そして一度に二つの予約を提供することは一つの予約を提供するのとほとんど同じように難しいものではありません。このようにして雑誌はほとんど毎週，この週は「ものみの塔」，次の週は「目ざめよ！」というように家に送られて来るということを指摘できるでしょう。二つの予約を提供することにより，人々が霊的に養われる機会は増すでしょう。
5 昨年わたしたちは90パーセントの増加に当たる27万1,259の予約を得て，新予約が非常な増加を示したということを記憶に留めましょう。この増加に対処するため，わたしたちは沼津に，一時間に7,000の個々の予約を包装する機会を設置しました。これはいままでのように兄弟が手で包装するよりも10倍も早いものです。さらにみなさんが奉仕会でこの記事を考慮なさる頃までに，協会の二台目の輪転機が沼津で操業していることでしょう。だれも落胆したり，雑誌の予約を得ることができないなどと考えるべきではありません。「ものみの塔」と「目ざめよ！」は世界で発行されている二つの最良の雑誌であり，わたしたちは人々がそのことを認識してほしいと思っています。わたしたちは今奉仕年度の間ずっと，雑誌の大々的な配布や予約を期待しています。
6 1月の初めに，「王国ニュース」第19号が配布されたすべての区域を再び網羅するようになさってください。「王国ニュース」を楽しく読んだ人々はすぐに雑誌を予約することでしょう。ある人々は研究を望むかもしれません。そしてみなさんの研究はどのように進歩しているでしょうか。1月中，みなさんと一緒に予約活動に参加するような資格と準備ができているでしょうか。全日本で3万人の伝道者が奉仕をするのはいつごろになるでしょう。
7 ちょうどわたしたちが真理を必要とし，真理を持つことが何を意味するかということを認識するのと同様に，人々が『神のご意志を行ない』地上で「永久にとどまり」，神の永遠の目的と祝福を楽しむためには，彼らすべてもわたしたちが持っているものを必要としているのです。―ヨハネ第一 2:17。
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見いだせる間にエホバを捜し求めるよう，他の人々を助けなさい
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